6代前のご先祖の妻は、姑や舅との折りあいが悪く、離婚し、独りで自殺しました。

死後は地獄に生まれ、餓鬼となっていました。

頭は爬虫類のように平べったく、白髪がぼさぼさ、やせ細り腹だけは膨れ、シミだらけの茶色い皮膚は膿がたれ、牙のような長く汚い歯。

私をみるやいなや爪で引っかこうとしてきます。
目が恨みで真っ赤になっています。


「地上生活での恨み憎しみや悪口で餓鬼の心に成り果て、地獄に堕ちたのですか?」

「そうだ。自分が作った物は自分が受けとる。自業自得だ」

「地上は苦しみの世界か・・・」

「いいや。学びの世界さ。人は、地上で色々なことを学びに来るのさ」


生前の想念や言葉でこんな姿になり果てるとは。いやはや恐ろしい。