孤男がシネマレビューするスレ
「菊とギロチン」 大正末期の日本、軍部が権力を強め、貧困と閉塞感にあえぐ人々。 女相撲一座「玉岩興行」と政治結社「ギロチン社」人と活動が描かれる。 といった宣伝につられて映画館に行ってきた。 女相撲をテーマにした人間模様を想像していったら、そうではなく 女相撲と政治結社を舞台に暴力、拷問、強姦、諍い、ケンカ、弱い者いじめ を三時間ほど「これでもか」と見せられたかのような印象。愉快なところは ほとんどない。 力のない者は暴力の前になすすべもなく、大勢(たいせい)が狂っていても 何もできずに従うしかないと映画に言われ、絶望させられるような気持ち。 しかし女相撲の場面は映画ならではで見応えもあり、とても良いと感じた。 『トンネル 闇に鎖された男』(2016年) 2点 トンネルに生き埋めになった中年男が脱出するだけの話。 ストーリーらしきものはない。 3週間も飲まず食わずなのに犬も人も元気でリアリティ皆無な演出。 ところどころに韓国社会への皮肉あり 音楽がいちいち大仰で鼻についた >>15 点数忘れた 『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012年)8点 『ハート・ロッカー』(2008年)7.5点 『アメリカン・スナイパー』(2014年)8点 『シェイキング東京』(2008年) 6点 引き篭もりが増え過ぎて、街から人が居なくなる近未来の東京。 人が家から出てくるのは地震が起きたときだけ 短いながら示唆に富んだ内容 1回見ただけではよくわからない 何だかエライ昔の映画ばっか観てるな お盆休みだから最近のは全部貸出し中だったんか? 『サイレン』(2017年) 6点 老人が外国の若者と気脈を通じるまでを描いた超超超超短編。 外国人だろうが団地のコミュニティが戻れば素敵な話だ。 『13デイズ』(2000年) 10点 キューバ危機を、ケネディ達ホワイトハウスの対応を中心に描いた映画。 好戦的な軍による、キューバへの空爆と侵攻という提案しか対応策がなさそうな状況で、 なんとか軍事衝突を避けつつ、キューバに建設されつつある核ミサイルを撤去させられないか、 今ほど情報通信網がない時代に、限られた情報からソ連側の意図をどう読むか、 神経を削がれる中、事態は好転せず、2時間延々と緊迫した空気が漂い、個人的には見入ってしまった。 事実から外れてるところもあるようだが、基本的に実在した人物で話は進む。 太平洋戦争時に東京大空襲などを指揮した「鬼畜ルメイ」ことカーチス・ルメイも軍部の一人として、 また、妥協案として海上封鎖を提案し、軍の実行を監視したマクナマラ米国防長官も登場する。 終盤に、ケネディの机に置いてあった碑文がとても印象的だった。 ---------- 『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』(2003年) 7点 大戦中は軍に所属しルメイの下で日本の爆撃の立案にも参加、キューバ危機やベトナム戦争の頃には国防長官だった マクナマラ(本物)が延々と過去を語るドキュメンタリー。 2009年に93歳で亡くなっているが、このドキュメンタリー撮影時では、高齢を全く感じさせないほどに、非常に明瞭に喋っている。 ・キューバ危機は本当に核戦争ギリギリだった。「なぜ回避できたか?運が良かっただけ」 ・カーチス・ルメイが、いかに好戦的で非情(しかし指揮官としては優秀)だったか。 ・「NYに匹敵する東京は51%、LAと同規模の名古屋は40%、、、」と空襲で破壊された都市をアメリカに例えて羅列 など前半は印象的な話が多かったが、後半のほとんどがベトナム戦争に割かれそこはイマイチだった。 『ウォーターワールド』(1995年) 5点 海洋版北斗の拳みたいな世界観。 アクションがくどい。 ラスト、主人公が半漁人だから島に残らず 海へ帰るのが個人的にツボ 夜中に観たせいか意外と楽しめた 『ミッションインポッシブル2』(2000年) 3点 ケレンミあるアクションと無駄な映像美の連続。 ヒロインが不細工でテンションが上がらない。 >>26 スレチになるんだけど キューバ危機はもともと米がソ連に対して 仕掛けたのが原因だと知った時驚いた あと回避できたのは秘密裡の交渉があったからだそうだ 『トップ ガン』(1986年) 6点 アメリカ海軍が舞台だが、戦争映画ではなく青春映画、というか娯楽映画、 だからどんな人(女子供)でもそれなりに楽しめる。 オープニングでの空母から発艦する様子、グラマラスなF14戦闘機、 後半でのソ連(当時)のミグ28との戦闘シーンなど見どころはあるが、 主人公がチャラすぎて他の出演者より浮いた存在になっている。 ハゲてない若い「ER緊急救命室」のグリーン先生を見たい方はぜひどうぞ。 いまさら誰でも知ってることをわざわざスレチと前置きして1人語り まさにスレ恥やなw 『カメラを止めるな』(2018年) 7点 さぞかし斬新だろうと期待アゲアゲで行ったら 三谷幸喜のようなベタなコメディで拍子抜けした 役者の歯並びの悪さが低予算を物語っていた 『残穢 -住んではいけない部屋』(2016年) 4点 事故物件ホラー。 前住人が自殺したとかのレベルでの話ではなく 大正時代まで遡る壮大な祟りの話。 ぶっちゃけ恐くなかった。橋本愛が出てなければ観なかった 『マルチュク青春通り』(2004年) 7点 40年前の男子高校生たちの青春を描く。 体罰、喧嘩、乱闘、番長、ブルース・リー、学歴至上主義・・当時の韓国社会は 日本以上に日本的だ ナンパ、三角関係、駆け落ち等ロマンスの部分をもっと掘り下げて欲しかったが バイオレンスがメインで満足感に欠ける きな臭い軍事政権下だからロマンスを多くすると非リアリティなのかもしれない 『チェルノブイリ・ハート』(2003年) 5点 チェルノブイリハートとは1986年チェルノブイリ事故の汚染で 心臓に穴が開く病気のこと。 かつての汚染エリアでは健常児が生まれる確率はたった2割らしい 放射能は遺伝子にも損害与えてるという衝撃 飛散量が全然違うが10年後の福島が少し心配になった 『アントマン』 (2015年) 6点 初マーベル。 蟻サイズに成れるスーツを開発した博士が 弟子の暴走を食い止めるストーリー。 単純で、疲れずサクっと観られる 飛行機の中で見るのにちょうどいい感じだ ラストファイトはシャアvsアムロを彷彿 トイレを覗きに行くくらいしか使い道がなさそうな能力だな。 アントマンの次は何を観たら良いのか教えてちょんまげ マーベルマニアの人 1987ある真実の闘い タクシー運転手の続編ではないが 続編といってもよい作品 ほんの30年前にこんなことがと思う 『ミスト』 (2007年) 5点 虫の化物が現れ、スーパーマーケットに閉じ込められるパニックホラー。 イライラが積もり、気が触れ、人々は互いに殺し合うようになる 極限状態では人間こそ化物である、という陳腐なモチーフ 『ドラゴン危機一髪』(1971年) 4点 殺された仲間の復讐するだけの単純明快ストーリー 格闘面は期待のヌンチャクが出てこず、ナイフで人を殺しまくってて辟易した 『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(2015年) 5点 まる子の家にホームステイに来たイタリア少年との 交流&別れを描く。 原作者のファンなのでだいたいの内容の想像はついた 23年前の前作「わたしの好きな歌」は感動したが 童心を忘れてるのか今作の感動はなかった 『地獄でなぜ悪い』(2013年) 8点 映画狂の青年たちが893のカチコミを撮影するコメディ。 愛があれば何をしても許される、 狂気も正当化されるというモチーフはいかがなものか 面白かったんで別にいいけど 『天国と地獄』(1963年) 6点 高度経済成長時代、貧富の格差が広がり、 負け組が勝ち組の子供を誘拐し、天国から地獄へ落そうとする 勝ち組の代表は中卒の低学歴で、負け組代表は研修医と 設定を逆にすることで一筋縄では行かない内容になっている くさいセリフと演技が多く、ところどころコントに見えた 『7つの贈り物』(2008年) 8点 アメリカでは賛否両論だったが日本では高評価だった、らしい。 日本人が好きな話かもしれない。色々考えさせられたし、少しウルっときた。 『ハンコック』(2008年) 7点 映像的には良くあるSFアクションだが、設定が面白いし、意外な展開もあり、まあそこそこ楽しめた。 どちらもウィル・スミス主演。 一時期のウィル・スミスは良作が多い気がする。良い脚本やスタッフに恵まれたのではないだろうか。 肩肘張らない演技も安心感して見てられる。 『あん』(2015年)6点 樹木希林追悼で鑑賞 ハンセン病老女を雇ったことにより風評被害でドラ焼き屋の経営が傾く話。 今時そんな偏見に満ち溢れた人間ばかりなわけがなく 監督は昭和からタイムスリップしてきたに違いない。 満開の桜、若葉青葉のゆらぎ、紅葉‥日本特有の四季の映像美を クドいくらい押していて監督は外国からやってきたに違いない。 『空気人形』(2009年) 5点 ダッチワイフが感情を持ったら‥? これといったストーリーは無く、凝った演出 生命は自分自身で完結されないなど死生観たっぷりで 1回見ただけでは上手く理解できない 点数は暫定 『止められるか、俺たちを』(2018年)点数(7点) 今は無き若松監督とその仲間たちの軌跡を実在の吉積めぐみという女性助監督を主人公に据えて撮った作品。 60〜70年代という日本が最も変革した時代をうまく演出している音楽、小道具やファッションにも注目。 残念なのは主人公の吉積が最後まで何がやりたかったのかが分からずに終わったことと、パレスチナ解放運動についての描写が乏しかったこと。若松監督といえばロッド空港テロ事件の犯人である岡本公三との繋がりが有名なので、そこをもっと掘り下げて欲しかった。 『ミスターGO!』 (2013年) 3点 韓国のプロ野球チームにゴリラが加入 負けじとライバルチームにも助っ人ゴリラ ゴリラが投げてゴリラが打つ ゴリラ対ゴリラ。ウホウホ 『ファイティン!』(2018年) 5点 孤独で寡黙な元腕相撲選手の再起ストーリーだが 格闘ではなくファミリードラマがメイン 八百長やらシングルマザーやらベタベタで琴線に触れることはなかった マ・ドンソク好きなので見てられるが興味ない人間にはきついかもしれない 『ブレードランナー ファイナルカット』(2017年) 6点 生を求めて地球に潜伏した人造人間との闘い。 エキゾチックでディストピアな世界観が秀逸。 設定を理解するのに時間かかるのがちょっと怠い 『咲-Saki-』(2017年) 5点 パッとしないアイドルが大量出演のチープな宝塚 ストーリーは王道少年漫画で痛々しいキャラ多め JK×麻雀という正反対のコラボはあざといが面白い 嶺上開花のエフェクトは見所だ 『テラフォーマーズ』(2016年) 3点 一言で言うなら火星を舞台にしたグロい仮面ライダー 冒頭にセンスオブワンダーを感じワクワクしたが アクションがしつこく徐々にテンションダウン 俳優が豪華で画力(えぢから)はあった 2018年は56本鑑賞しました(長編だけなら約50本) 下半期で良かったのは、 >>13 夜のピクニック >>18 時をかける少女 >>46 地獄でなぜ悪い 次点は>>35 マルチュク青春通り 来年の目標は100本 映画ファンの皆さん、よいお年を 『パンク侍、斬られて候』(2018年) 7点 お馬鹿なコメディ時代劇だが、生き様やら風刺てんこ盛りで 地味に胃がもたれる 明確な解答が無く、わやくちゃで終了し残尿感も残る 進行は小気味よく最後まで突っ走る 癖になるダンスといい映像面は楽しめ清涼剤となった 『DENKI GROOVE THE MOVIE?石野卓球とピエール瀧』(2015年)1点 ファンには既視感ある映像の連続 ヨイショだらけのつまらないインタビュー 英語ナレーションも意味不明 唯一の収穫は人生時代の映像を見れたこと 『コラテラル』(2004年) 7点 タクシー運転手が、乗り合わせた殺し屋の仕事に付き合わされる。 アクションは控えめだが、話のテンポも早すぎず遅すぎず、 会話に伏線が多々あってそこそこ面白かった。 『ジヌよさらば〜かむろば村へ〜』(2015年) 6点 資本主義にうんざりし、田舎へ移住し自給自足を志すが 「タダより高いものはない」で金の介さない田舎の人間関係の方が むしろハードル高くて大変 「情けは人の為ならず」で地域に奉仕することでやっとこさ村の中で 自分の居場所を見つけられるようになる アドラーの言う他者貢献による自己受容だ 『娚の一生』(2015年) 7点 不倫で傷心中OLが、初老前の癖のある大学教授に求婚される話 拒否り続けるが捨て子との疑似家族を通し心情変化していき 体も許してゴールインのハッピーエンド 特筆すべきストーリーは無く、古民家で二人のやりとりが大半 行間に流れる空気や人情の機微を味わう小津安二郎系 じっくりと感じながら鑑賞しないと薄っぺらいまま終わるだろう 『トレーニング デイ』(2001年) 7点 新人刑事が麻薬取締課に入ってみたら先輩捜査官が極悪でどんどんヤバいことになっていく。 デンゼル・ワシントンの憎々しさが半端ない。正義漢役が多いけど悪役のほうが似合ってるんじゃないだろうか。 名もなきギャング役達もかなり怖かった。 『クジラの骨』(2019年) 7点 四国の漁村の少し浮いた夫婦と遍路青年との交流 夫婦は出産で悩んでおり、遍路青年と出会いと別れは 妊娠と流産を暗示 クジラの骨がキーアイテムとして登場するが クジラは心理学の世界で母性の象徴 クジラの骨はクジラの死、つまり母性の消滅、流産のメタファー クジラの骨は突如消える (流産を)水に流して人生前向きにという監督のメッセージだ 『くだまつの三姉妹』(2019年) 1点 三姉妹と銘打ってるが、さかな君みたいなアスペ長男と 父親の確執に尺を使っている くだまつとは山口県下松市のことで映画にかこつけた自治体の宣伝 『波乗りオフィスへようこそ』 (2019年) 2点 過疎地でのオフィス開設奮闘記 びっくりするほど想像通りで退室者チラホラ エンディング曲のクオリティだけは高め くだらないウェルダン映画を作ったところで地方創生に繋がらない 『夜明け告げるルーのうた』 (2017年) 4点 ピンポンANIMATIONに感銘を受け、同監督の作品ということで鑑賞 ジブリみたいなベタな青春ファンタジーでがっくしきた 巨大なパンダコパンダかトトロみたいなパパが登場したところで激萎え 海街の背景は風情あってイケてたが 『タクシー運転手 約束は海を越えて』 (2017年) 7点 1980年光州事件の映画化。勉強になったがノンポリには重たすぎる大作 カーチェイスは蛇足 『ねじ式』 (1998年) 5点 ねじ式とタイトルが付いてるが、つげ義春の他の有名な短編の連続で トリにねじ式 性夢な世界は鬱屈した春の夜にいいかもしれない 『お兄チャンは戦場に行った!?』(2013年) 5点 4年ヒキってる統失っぽい兄が戦場カメラマンになると言いだし お守りとして陰毛を妹に貰いに行く話(どんな話やねん) 妹も少しメンヘル気味で結局陰毛を抜いて渡す(おいおい) 重めのテーマだが陰毛(下ネタ)を介することで緩和させ ほんわりとした仕上がりになっている 『風立ちぬ』 (2013年) 9点 美しい飛行機を作る為、婚約者をほったらかしにする天才設計士 結核持ちなのに結婚し、美しい姿以外は見せたくないと勝手に居なくなる妻 戦争の足音が聞こえる、先の見えない昭和初期 男と女それぞれのエゴイズムと美学が交錯し心を揺さぶる 上流社会の出来事過ぎてスムーズに世界に入っていけなかったのがマイナス 『荒野の七人』 テレビでやってたからなんとなく見たが、このセリフはなんかグサっときた。 ギャングに屈した農夫。その子供達は、ギャングと戦うチャールズ・ブロンソンに着いて行きたいと言う。 それをブロンソンはたしなめる。 「お前の父さんは臆病なんかじゃない!いいか2度とそんなこと言うな! 俺は銃を持っているから戦える。だがお前の父さんは、母さんやお前に対する責任を負ってるんだ。 その責任は岩のように重い。だがお前達を愛してるからこそ自らそれを背負い、 朝から晩までロバのように働き続けるんだ。そんな責任を負うことの方がよっぽど勇敢だ。 俺は臆病だからそんな勇気を持つことはないだろう。たぶん一生な。」 『ソウル・ステーションパンデミック 』 (2016年) 7点 カクカクした動きでクオリティ低めだがゾンビもんだからかあんまり気にならない 物語は面白く終盤は目が離せない 救いようのないカタストロフィ的オチもお花畑化した日本人からすれば新鮮 格差やホームレス、居場所探し、体制批判など社会問題を入れ過ぎていて いまいちテーマが釈然としない ヒロインは美人ではないが色気のある体型でグロい演出よりもっとエロシーンが あれば良かった 大人が楽しめるアニメは貴重だから今後も頑張って欲しい監督 ポスト今敏は韓国に居た 『オクジャ』(2017年) 7点 少女が豚を救うだけの凡庸な話だが、未来少年コナンをはじめとする宮崎アニメ風の 絵づくりで洗練されている 企業利益やら動物愛護団体への皮肉やらモチーフには目新しさがない 巨大豚のCGは金かかってて迫力あった 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年) 5点 アクションばかりで馬鹿っぽいが 威圧的な為政者からの逃亡を通じての人間的成長が軸になってる 1980年代ならまだしも今時、北斗の拳のようなロックな世界観はきつい 『Z108地区〜ゾンビ包囲網〜』(2012年) 3点 台湾ゾンビもの 中途半端なシーンの連続で何を表現したいのかさっぱりわからない 映像から監督は良くも悪くも日本に影響受けている(と思う) 『未来のミライ』(2018年) 5点 クレヨンしんちゃんやらジブリやら混ぜて薄くした感じ 家族層にもアニオタ層にも響かない 主人公の男児・くんちゃんがやたら可愛く、もしかしてショタ向けだったりして 『サマーウォーズ』(2009年) 4点 登場人物が多く、わちゃわちゃやってて誰にも感情移入できない 赤面とか昭和テイストな寒い演出、くさいセリフが多く白ける 21世紀になって鼻血オチは無い 『万引き家族』 (2018年) 7点 年金不正受給、幼児虐待放置、ワーシェア労災なし、JKビジネス‥等 現代の諸問題がてんこ盛り盛りでゲップが出そう 家族は血が大事か?それとも絆か?という手垢べったりなテーマ タイトルと底辺家庭を通して社会批判するところから名画「自転車泥棒」を思い出した 『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(2013年) 4点 エリートのおっさんが家庭、仕事、不倫相手の選択から 不倫相手を選ぶだけの86分 非エリート孤男からすれば全てがファンタジック 一人コントにありそうな設定で貧乏臭い 『パシフィック・リム』(2013年) 5点 日本の漫画か何か原作かと思ってたらオリジナルなのね。 映像はそこそこ凄かったけどキャラクターやストーリーに全然入り込めなかったし、 ロボットや怪獣のデザインもあまり好きになれなかった。 エンドロールのCGは綺麗だった。 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』(2004年) 5点 映画としては良い出来なんだろうけど、見ててひたすら辛かった。 シャーリーズ・セロンの『モンスター』もそうだったけど、バカがバカやってひたすら堕ちていくだけの 映画は見てて辛いだけなのでもう見ないようにしようと思う。 『透明人間』(2018年) 5点 14分の超短編 透明人間の男(社会に存在感のない男)が赤ん坊を救出し 役立つことによって社会から肯定、存在感を得る 陰キャ向けのアニメだ 『億男』(2018年) 4点 宝くじ3億当てたのに借金を返さず旧友に3億持っていく謎行動 スタートからいきなり破綻しててダメだこりゃ 金の正体とは?と言うわかりやすく普遍的な主題だが 登場するのは人生達観した上から目線の思わせぶりなキャラばっかで頭に入ってこない 藤原竜也演じるセミナー講師はインチキ臭過ぎで個人的にツボった 『ロボコン』 (2003年) 7点 青春スポ根の取るに足らないドラマだが、題材はロボコンというひねりを入れてる 全体的にテンション抑え目で理系のリアリティさを演出 ケンカのシーンは殴り合いでなく女子のような押し合いに終始してて笑った リアルJKの長澤まさみは清楚で可愛く撮られていてずっと見ていられる 歌あり、制服ありでアイドル映画としてなら満点の出来 『太陽の季節』(1956年) 6点 昭和30年前後、自堕落なブルジョアパリピの世界 主人公は彼女を中絶させ死なすサイコパス屑野郎だが嫌いにはなれない サイコ化する現代社会のはしり的映画だ 『お嬢さん』(2016年) 6点 江戸川乱歩風エログロレズラブスリラー(どんな内容やねん) 長いけど最後まで見させる力あり 興味深いが、踏み込みたくない世界 『夜霧よ今夜も有難う』(1967年) 3点 歌謡曲【夜霧よ今夜も有難う】の糞長いプロモーション・ミュージックビデオ 裕次郎まだ30代なのに中年太りのおっさん 『ショーシャンクの空に』(1995年) 6点 エリート行員の計算された脱獄劇 途中でオチが読め、後半飽きる 主人公の冤罪を晴らさず終わり、悪い意味で裏切られ中途半端なカタルシス ゲイとのバトルはくどい。カットすれば2時間で収まる 『ホテルムンバイ』(2019年) 6点 インド版ダイハード。ハイテンポで疲れる 実話と言うのが怖すぎるので+1 『若草物語』(1964年) 5点 大阪美人4姉妹の東京での色恋 昭和39年の東京の風景は新鮮で釘付け 芦川いずみは小顔でイケてる。令和でも通用する容姿 2019年は29本鑑賞(長編は25本) 今年はネットフリックスに入ってDEVILMANcrybabyとかTVアニメを見てたので 去年の半分しか見れなかった ベスト3 1位 風立ちぬ >>72 2位 ソウル・ステーションパンデミック >>74 3位 娚の一生 >>62 特別賞 ジヌよさらば〜かむろば村へ >>61 かむろば村は映画として今一つだけどちょうどアドラーの本を読んでいて テーマ的にビンゴった 書き込んでくれた人、どうもありがと、よいお年を 『疾風ロンド』(2016年) 3点 埋められた化学兵器を探し求めて 「これでもか!」ってくらいゲレンデのスキーシーンを見せつけられる スキー振興映画だ >>90 2時間もいらない内容だろ 明らかに世間から過大評価されてる映画だわ 『フェイク〜我は神なり』(2013年) 7点 宗教を詐欺だと否定するが結局宗教にすがる主人公。 宗教に騙されても本人が気づかず一生過ごせたら幸せ、 という監督のメッセージが込められている(と思う)。 傑作ではないが見て損はない。 『麻雀放浪記2020』(2019年) 6点 今風なB級映像とユルい演出 麻雀放浪記のオマージュではなく悪ふざけパロディコントだった 脚本は意外とラブストーリーでキャストは良い とりわけドテ子&クソ丸のコンビはずっと見ていられる 『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(1960年) 7点 不倫がバレない為の一つの嘘がどんどん窮地に追い込む お手本のようなストーリー。 『悪の華』(2019年) 7点 真性中2病女と仮性中2病男の切ない純文学 原作未見だが、進行が駆け足で詰め込みすぎた感ありあり いつかマンガ版を読んでもう一度あの青春地獄を味わいたい 『徳川セックス禁止令 色情大名』(1972年) 5点 体制批判のポルノ時代劇 太鼓の音に合わせて腰を振ったり、男根に判子を押したり ヤラセろ一揆など素直に笑える小ギャグ多数 『エロ将軍と二十一人の愛妾』(1972年) 5点 東映ポルノ第2弾 エロの仮面をかぶった田中角栄ディスり ボリュームあって絡みをいっぱい見たいハングリーな人向け 『好色元禄マル秘物語』 (1975年) 4点 東映ポルノ第3弾 画像悪い。潮吹きのくだりで緊張の糸が切れた ひし美ゆり子の裸体が無かったら絶対見なかった 『ダークタワー』(2017) 4点 YouTubeで紹介動画見て見てみたが、面白いのは紹介動画でまとめられていたリボルバー銃での銃撃戦の部分だけだった。 >>1 お前は何でスレタイに「映画」という文字を入れなかったんだ? 映画で検索してるやつが分からないだろ 目立ちたいからレビューするんだろ? 特にアマプラだとか まぁあそこも業者の工作員に汚染されてるがな 商品レビューだけじゃなく映画のレビューも工作員だらけって終わってるだろ 『直撃!地獄拳』 (1974年) 4点 和製カンフー・ギャグ映画 正直ノリに付いていけなかった 見る人(千葉真一マニアとか)が見れば面白い感じ 目立つとキチガイ、工作員に汚染されるリスク レビューは情報交換の意味もある 『脱獄広島殺人囚』(1974年) 5点 脱獄して捕まる、の繰り返し。コントっぽい構成 若き日の松方弘樹は妙な魅力を放ってる オチもなく、一種のアイドル映画 『のみとり侍』(2018年) 5点 殿様の命令で売春男にさせられるオモシロ設定だが 割愛しすぎで殿様との関係やら立場がよく理解できない 写楽を模したジャケットはなかなか洒落てる 町人のトヨエツはデカいほっしゃんに見えた 『翔んで埼玉』(2019年) 5点 昔なら問題になりそうな地方揶揄の連続 スルーできる日本人は成熟した(or鈍感になった) 埼玉人ならまた違った感想を持ったかもしれない ED曲がはなわで安易 『パラサイト 半地下の家族』(2019年) 8点 地頭いいのに、不真面目でも無いのにうだつ上がらずアンフェア。 健康で文化的な最低限度の生活できない。生存権ないがしろ。 上流は成金でノブレスオブリージュを理解せず。 こんなクズ社会は非合法に生きるしかないだろう。 同監督の「スノーピアサー」では格差やカーストは秩序上、正しいと正当化していたが 今作では個人では決して格差社会を変えることは出来ない無力感を描いている。 物理的な高低だけでなく匂いを格差のキーワードに据えたアイデアには舌を巻いた。 しかし地下生活などポンジュノは発想が相変わらず漫画チックだ。 『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2018年) 4点 フランスのコアなシティーハンターフリークによる実写 ずっと洋ポルノを見せられてる感じして気色悪い いろんな意味でマニア向け エンディングは案の定Get Wildで嬉しい おすぎ の評価した作品は やはり、素晴らしい内容ばかりだったな 『嘆きのピエタ』 (2012年) 6点 悪人が愛を知ることによって更生&贖罪 愛に目覚めるのが唐突で、後半気持ちが付いていかなかった ピエタはキリストを抱くマリア、慈悲を意味するそう。やや説法臭い read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる