ルオシーは夢で朝もやの中、景山(紫禁城の北の人工山)に立つ4爺を見る
(ちなみに、景山から夕映えの皇宮を見下ろす4爺が原作のラストシーン)
どれほど名を呼んでも振り返ってくれず、どれほど走っても近づくことができない…
目を覚ました彼女は自分が間違っていたらしいと気づく

愛憎を捨てろという仏教の教えに従って、彼に愛を捨てさせることばかり考えていた
でも、あんなひどい別れ方をした恨みは、愛より強いしがらみとなって彼を苦しませたのでは?

事情を説明するために手紙を書いたけど、4爺は来てくれない
彼が恨みもルオシーへの関心も失ったなら喜ぶべきだけど、やはり悲しくて、
巧慧の「事情があって遅れているだけ」という慰めにすがりついてしまう

結局4爺に会うことを諦め、皇宮から2着だけ持ってきた服の1着を着て死を迎えることにする
それは4爺が一番好きな湿地の木蘭の刺繍入りで、二人の初夜に着ていたものだった…

>>213
生体音響兵器みたいに言うなw