単弓類・哺乳類型爬虫類スレpart4
哺乳類型爬虫類こと単弓類の話題スレです。
単弓類に関連して哺乳類や双弓類や両生類の話題を出すのもアリです。
単弓類・・・目の後ろに側頭窓を一つ持つ。竜弓類より哺乳類に近い全ての有羊膜類。
四肢類┳━━━━━━━━━━━━━━現生両生類
┃ ┏竜弓類┳無弓類(絶滅)
┗有羊膜類┫ ┗双弓類┳━現生爬虫類
┃ ┗━現生鳥類
┗単弓類┳盤竜類(絶滅)
┗獣弓類━━現生哺乳類
前スレ
単弓類・哺乳類型爬虫類スレpart3 [無断転載禁止](c)2ch.net
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/wild/1485898832/ 旧ソ連の肉食獣の家畜化実験で唯一失敗したのがカワウソらしいな。ミンクとキツネは成功したけど
草食獣でもエランドやヘラジカで試したそうだけど、こっちは成功したのかどうかよくわからない
乳をしぼったりしてたそうだけど、形質に何か変化が起きたとは聞かない >>102
> 旧ソ連の肉食獣の家畜化実験
すると鯱や鯨の家畜化は成功した、と? メスのほうがオスより大きいって種って、他の脊椎動物じゃいっぱいいるのに
哺乳類じゃハイエナくらいしか思いつかないな
群れのリーダーをメスが仕切るみたいなのは多いが
それでも雌雄混合の群れだとオス主導のほうが多いイメージ
ハダカデバネズミは女王が支配しているって聞くけれど
なんでだろう 卵生じゃないからだろうか ハチもアリもそうだが、真社会性がポイントだろう。
メスがリーダーなら同じ遺伝子を共有していることが確実だからね。
社会の中での争いが減って、資源を共用して集団の生存確率を上げられる。
しかし真社会性は脊椎生物では単弓類(しかもデバネズミ科)だけなんだな。
双弓類でもあっておかしくないとは思うんだが、単なる偶然なんだろうか。 哺乳類は胎生と子育ての負担があってメスはリーダーにはなりづらいんだろ。
卵生で生んだら放置か子育てもあまりしない爬虫類のがメスが大きい傾向だしね
ハダカデバネズミとか(まあアリやハチも一緒だが)の女王とかって、単に大事にされてるだけの
産む機械と化してるだけでハイエナのようなリーダーシップを取ってるわけではない。
実際の実務は働きネズミがやってるんじゃないのか >>104
オスは子育ての負担から離れ、あっちゃこっちゃでメスを獲得した方が有利なんだが
メスはそういうわけにはいかんからな。多くの哺乳類が基本的にオスがでかいのもそこだろう。
かといってメスが大きな種を個々でみると、
確かにその生活をするその種にとってメスの方が大きい事は
繁殖戦略として意味があるからこそ、ってのが窺える。
ハイエナに関して言えば、ライオンも群れは女系でオスは婿入りの形なのに、
雄の大きさ、メスとの力関係は対照的。面白いものだ。
確かにメス側からしてみれば、婿入りオスにでかい顔されて自分の子供殺されて、
新たな子育てを強要されたりするより、一族のメス同士で結束し、群れの主導権を握り
婿入りオスを従える方が繁殖戦略では優位ではあるしな。 >>107 まあリーダーシップに関しては巣穴から外に出ない種なのでよくわからんね
そういう特殊な環境だから真社会性が必要なんだろうけど
ハイエナは雌がオス化してる(陰茎まである)という変わった種だし
哺乳類でメスがリーダーというのはかなり特異な形態なのは間違いないね ヒョウアザラシも雌の方が大きいそうだな
ゾウアザラシと生存戦略が違うことだけは想像できる
雄の方が大きいイヌ科やネコ科より、雌の方が大きい多くの猛禽類に近い暮らし方や男女関係をしてるんだろうけど、それ以上は思いつかない 繁殖をするからにはメスの方が本来は大きい方が自然ともいえる。
極端な例はチョウチンアンコウだが。
卵や子供産まないのにオスが大きくなるのは
メスを多数確保したりオス同士の競争に勝つためだろうから、
逆に何かの理由(環境や生活スタイルや別の繁殖戦力の採用)で
そういう繁殖戦略をオスがとらない、あるいはとれない種ではメスが大きかったりするのだろうな。 胎生と卵生じゃどっちにメスが負担がかかるんだろうな
胎生は時間 卵生は量って感じだが
メスが大きいと卵を大量に産めるメリットがあるが
胎生じゃ育てきれないからあまり意味がないってことかな メスに負担が大きいのは母子家庭の哺乳類。つまり胎生。 胎生が通常負担が大きいとは思うが、正確には胎生であることと言うよりも、子育ての大変さのほうが大きいと思う
卵生であっても鳥類などは子育ての大変さは劣らないからね。メス一人だけじゃやってられないから両親が
協力してやることが多いわけだし >>114
> 卵生であっても鳥類などは子育ての大変さは劣らない
カッコウ「そう、そう。大変なんすよ。」 大変だから托卵という行為が発達したとも言えるな
哺乳類で托卵が基本的に見られないのは、卵と違ってすり替えが難しいからだろうね >>116
霊長目の或る種ではスリ替え・置き去り・強奪などが珍しくないらしい。 >>116
哺乳類の托卵は
♀が主犯で
もっと悪質だからな
中東地域あたりだと
「正統な」子供をもうけること、
みたいな法を作りそうなものだが 一夫一婦が多い鳥類だが、
種によっては両性ともパートナーに不実であったりするらしい。
カップルが育てた子供が実はオスの子では無かったり、
ペアを組んでるオスが近くのテリトリーのペアのメスとも
よろしくやってるとかもあるようだ。
子育てのためのパートナーは手放したくないが、
子供作る相手はパートナーに限らずいっぱい欲しいっていうのは
身も蓋もないが、確かに繁殖戦略的には利に適うのだろう。
とはいえ、実は自分の子ではないのに育てたとなるとオスにはとんだ骨折り損だし、
メスとしてもオスを繋ぎ留めないと繁殖や子育てに参加させられないわけで、
やはり、こういうのは互いが騙し騙されの化かし合いなんだろうなあ。 >>118
托卵した側の雄にしてみれば、
ライバルオスとガチンコでやらずにちゃっかり子孫を労せず作れるわけで
(哺乳類では少数派だが、ペアで子育てする種だと子育てまでお任せにできちゃう)
結局、雄雌の共犯なんだと思うぞ…。 人間は宗教やモラルで否定的だけど他所のメスに産ませる、或いは他所のオスから子種を受けるってのは
生物学的には正しいのよな。自分の遺伝子が一つがいのパートナーだけってのはリスクが高すぎるからね
相手に致命的な問題があったら自分の遺伝子も終わりだからね だからこそ番を作る動物でも1シーズン(子供がある程度大きくなるまで)でペアを解消する事例が多いのだ。
これなら、多様な相手との間に子孫を残せるからな。
というかヒトも農耕文明前まではそれが普遍的だったんじゃないかという研究もあるしね。
世界各地の狩猟採集民族なんかはそうらしい。 >>120
鳥の話…だよな、それ。
何故か耳や胸が痛い。 一夫一妻制が固定されて
産む卵の数も、産む時期も同じなら
進化が停滞しまくるな
子供を多く育てあげるところにしか競争要素がない >>125
> 子供を多く育てあげるところにしか競争要素がない
無駄に数ばかり多いダンカイ(1946〜1949生)よりも
その上下の世代の方が遥かに優秀だが…。 男女の性差をかんがえると、ヒトの一夫一婦は最近根付いた可能性が高い
ちなみに子供が実子じゃない確率は15%だそうで
この数字にもかつての雑婚的傾向が残っている気がする
あるいは進化論的に意味のある数字なのかもね 単弓類の話をすると古生代末から中生代辺りだったら卵生の単弓類が多かったから
鳥のように托卵する獣弓類や哺乳類も結構いたかもしれんな >>120 どの子も自分の子の可能性があると全ての雄(または雄が子育てをする種なら雌)が思ってたら、子殺しへの抑止力にもなるか
でも雄が子育てをするヒクイドリだと、卵を産むだけの雌は自分が産んだ卵からかえったかもしれない雛を出合い頭で殺すこともあるそうだな
https://blog.goo.ne.jp/aprilrune1978/e/8236d409a444f2a0f2b1631d8e361b04
鳥頭と言ってしまえばそれまでだろうけど.....
あるいは雌は自分が卵を預けた雄とそうでない雄を見分けてるんだろうか
それとも熱帯雨林は意外に資源が少なく、餌を奪い合うライバルは自分の子かもしれなくてもできるだけ排除するってこと? チンギス・ハーンの時代のモンゴルだと
敵であれば、血縁者でも殺してたな いやそれはどこでも、勿論日本でも一緒だろ
特に戦国はそう オスマン朝なんか殺しすぎて皇位継承が最後の方は綱渡りだったそうだな
しかもホモの皇帝すらいたり.... 南アジアから西アジアの王朝って
皇位が親族から実力で簒奪されるのが当たり前っていう「悪習」が結構、普遍的にあったからな。 まあ群れを作る獣としては、老いたボスが若い強者に追い落とされるのがデフォだよね ボノボは群れの中で争わないね
フリーセックスが「群れ全体で守る」という方向性につながっているのか
メス優位な社会でもある 性にだらしない社会性だと子を産み育てる雌が強くなるんだよな
雄はただの種でしかない 流れをきってしまってペルム紀の単弓類のお話を。
前期はトカゲの親玉にしか思えん連中ばかりいたのに、
こいつらがすっかり消え、
半直立しはじめたり、立派な牙・犬歯が生えたり、毛が生えたりとかの
獣とトカゲの混ざったのみたいのまで出現した挙句にその多くが消えると
5000万年間弱の間にあまりにも激しい変遷を経たのが
ペルム紀の単弓類だが、どうもこれは「大量絶滅のおかげ」らしいな。
前期末の2億7千万年前、中期末の2億6千万年前、後期末の2億5千万年前の
大量絶滅が三回起きたのがペルム紀らしいな。後期末がとりわけでかかったので
やたら有名だが、それ以前も2回も大量絶滅が起きたらしい。
まさに大絶滅時代。というかこの後の三畳紀もどうもその第二ラウンドで、同じような歴史を辿ったらしいし。
そりゃトカゲみたいのもネズミに進化するわ、と。
オルソン絶滅事変・前期末…盤竜類の大半が消滅。
小型で地味だったろう獣弓類が台頭を開始。
ガダルピアン絶滅事変・中期末…盤竜類の生き残りと
ディノケファルスなどの原始的獣弓類が全滅。
小型の派生的獣弓類が発展開始。
PT境界大量絶滅・後期末…獣弓類の大半の種が絶滅。
幾つかの小型種の系統のみ存続。
三畳紀で当初は生態系の頂点を占めるも、
恐らくまたも数回の小規模大量絶滅にまきこまれ、勢力減衰&主竜類台頭という道を辿る、と。
逆にみれば、これが哺乳形類の進化を促すことにもなったのだろうな。 有性生殖が出てきたのはカンブリア紀ともいわれてるけど
今に至るまで雌雄の関係はバラエティに富んだままだな
哺乳類はとりわけいろいろあるように見える
進化的なメリットなんだろうか? 獣弓類、ひいてはその最後の子孫の哺乳類と関係が深いディメトロドンはじめ
スフェナコドン科が何時消えたのか調べてもさっぱりわかんねー。
ウィキ日本語版だと石炭紀後期カシモフからペルム紀後期ウィフム末(約3億500万 - 2億5,500万年前)
とかあるが、これより最新の情報を反映するだろう英語版だと、生存期間はペルム紀中期とかまでしかない。
そもそもウィフムってなんだ?Wuchiapingianのことか?
そもそも2億5500万年ってペルム紀後期のかなり最後だぞ?ペルム紀は2億5100万年前までだからさ。
獣弓類全盛時代じゃん。こんな時代までこんな原始的なトカゲの親玉みたいなのが生きてたのか?
大体、スフェナコドンがそんな最後まで生きてたらなら、
ペルム紀中期(約2億6000万年前に終わる)まで生き残ってたカセア科が
盤竜類(非獣弓類型単弓類)の最後の生き残りだった、というのと矛盾するんだが。
やっぱ日本語で読める情報が古過ぎるんだろうなー。
金子センセの本にはオルソン絶滅、ガタルピアン絶滅とかも触れてないからなー。
大雑把過ぎる。 私としてはやはりディメトロドンなんかのスフェナコドン類の大半、
特に大型のは前期末、オルソン絶滅事変で消え去ったんだと思うわ。
だからこそ中期以降は獣弓類が台頭してきた、というわけだ。
植物食も肉食も、盤竜類の大半が消え、
その後釜(特に大型種の後釜)が獣弓類という一部系統の子孫に置き換わってしまってるのは
やはり大量絶滅事変以外、考えられないからな。
恐竜で言えば、コエルロサウルス類のごく一部が
大型獣脚類のみならず、鳥盤類、竜脚類と置き換わったようなもんだろ。
恐竜時代ではそんなことついぞ起きなかったけど。
漸次的に生存競争の結果、置き換わっていったなら、こんな極端な変遷が短期に起きるはずがない。 ローラシアの連中はアフリカも南米も征服したが
アフリカや南米の異節類はあんまり北に進出できなかったね
広範囲に進出できたのはゾウ、ジュゴンくらい?
やはり、広い=多様=強いなのか マンモス&オオナマケモノ「ホモ・サピエンスが悪いんや!」
実際、ホモ属いなきゃ、こいつら今でも健在だったんじゃないのか?
まあ氷河期というタイミングも悪かったんだろうけど、
やっぱ現生人類糞だわ、と。 ホモ属も同属食いで数少なかったんだけどなぁ
特にホモ・アンテセッサーはヤバい
ネアンデルターレンシスなんかほっといても消滅するような個体数だし まあ、大型動物としてはゾウやオオナマケモノが生まれた大陸の外に進出できたけど、
中小型動物でそれ出来た連中ほんと少ないよね。全体として圧倒されたという点では、否定しようがない。
オポッサム(有胎盤類じゃないけど)やアルマジロやハイラックスの一部くらいか? >>146
有袋類の場合は数トンとかいう大型化には不利だったという事情があるからなぁ,未熟幼体からのスタートなんで
まぁそれを言うと、凖生体で誕生する卵生以外は基本的に大型化に不利とはなるのだが・・・ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%89%E3%83%B3
大きいウシと普通サイズのアジアゾウの間くらいの大きさくらいのものならいた(というかカバサイズといえばいいか)
どういう成長曲線だったんだろう。豆粒みたいなのから3トン近くって
極端に短い幼年期と死の直前まで哺乳類基準でもものすごく長い青春期?鳥みたいに
1年足らずで300sとかなってそこから60年くらい生きたのかな 袋が胎盤代わりだろうから大型有胎盤類が参考になろう。
数ケ月で生まれ、袋の中で2年近くかそれ以上成長。
それでウォンバットのサイズに育つと袋から出てくるってところかと。
あとは十年位かけて成体の大きさに育つ、と。寿命は野生下だと50年位ってとこかと。 化石種だと結構大きいの居るし、哺乳類以外だと恐竜とかは卵のサイズの割にはゾウよりでかくなるから
実際にはせいぜい、やや不利程度でしかないと思うけどな。オーストラリアや南米程度の比較的小さな領域にしか
いなかった事もあると思うし、真獣類がいなくてユーラシア含めた全大陸に展開してたらフクロゾウとかフクロ巨サイ
とかいたかもしれんわけで。フクロクジラは無理だろうけどw ブチクスクスには袋人間への進化を期待しようw
のちに彼らの間で語り伝えられることになる始祖の名は「メルクル」
https://pbs.twimg.com/media/CG-1QX9UgAEiGc6?format=jpg&name=240x240 有袋類、異節類、アフリカ獣目って珍奇な独自進化した生物が多いよね
なんであんな変な動物が多いんだろう それだけ見たら多様性は十分あるように見える
単に変な連中ばっかり有名になってるだけなのか
ローラシアのスタンダートな奴らと競合しない珍奇な連中しか生き残れてないってことなのか
それとも、ローラシア的な四足で早く走るスタイルに到達できなかったのか
フクロオオカミとかいたけれど カンガルーはいるけど四足歩行で大型で速く走るというのはいないな
袋鹿みたいな
霊長類ですらパタスモンキーが若干レイヨウと似たニッチを占めるように、手足を使って速く走るようになったのに
有袋類はなぜ開けた土地で速く移動するのがカンガルーなんだw 案外四つ足で走るより効率がいい? 有袋類は有胎盤類の適応放散と同等であり、有胎盤類と同格、姉妹群とも言える存在だから152の認識は少し変
実際、フクロモグラ、フクロオオカミ、フクロモモンガ、フクロアリクイ、過去にもフクロライオン、ティラコスミルスといった
種を見るに、有胎盤類と比べ変わった種ばかり、ということはない。 まあ同じく新生代以降、長く島大陸で孤立する中進化した南米獣類(異節類)よりかは
遥かに有袋類は多様な種や形態があるよね。
基本、あちらはナマケモノ、アルマジロ、アリクイの延長しかいない。
それ自体は極めてユニークではあるんだが…。
多分、南米というところが孤立したときに南米獣類以外も多くが生息しており
生態系の余白が狭かった大陸だったのに対し、
オーストラリアは孤立した際に多くが空白になってしまった大陸で
有袋類が適応放散する「空き」が沢山あったんだろうな。 今はトカゲ類が占有してるといえるポジションと姿を持ってたはずの
二大系統に分岐する前の初期羊膜類や初期竜弓類、初期単弓類はいったい全体どこいっちまったんだ?
と思ってたら、どうやら、こいつらもそれなりに長く生き残ってて多様な「トカゲみたいなの」
が往時(石炭紀後期〜ペルム紀前・中期)は繁栄していたらしいのだが、
どうやらペルム紀前期末と中期末の大量絶滅で一掃されてしまったようだな…。
化石がペルム紀中期末で再確認された
(発掘以降、長く双弓類の化石と誤解されてたらしい)
トカゲくりそつなヴァラノプセイド科が今では最も遅くまで生存してた盤竜類の一つなんだとか。
故金子センセーの本から結構経ったし、やっぱ研究色々進んでるな。
更新されてるところ踏まえて誰かまた新しい本、書いてくんないかなー。
あるいは古いのに注釈入れて改訂版とかでも。 ディメトロドンとか初期の単弓類って骨格とかいかにも爬虫類然としたイメージだけど皮膚に鱗はなかったのか 獣弓類だと初期はつるつるスキン、更に体毛へ、だったようだが、
盤竜類はなんとも言えないねえ。
上であがってるヴァラノプセイド科には少なくとも一部の種で
「鱗的」な表皮跡が確認できるんだとか。 化石に表皮はなかなか残らないからね
あと、鱗って簡単にできたりするんかね、昔の本だと毛も羽毛も鱗から進化したみたいな言い方してたが
羽毛はともかく、毛の方は今じゃ否定されてるのかね 爬虫類の鱗ってただの硬い皮膚じゃないの?
本物の鱗なら口の中にはえてるけど いきなり陸生になるより
カワイルカ→沼イルカ→ワニイルカ→陸生イルカ
みたいに進化の系譜を再現してだんだんと陸型になっていくんじゃないか どっちにしろ後肢がもうないから、魚が陸に上がるより苦労しそうだね。 >>162
> 「もしイルカが陸生化したら」
進化は一足飛びに起こらない。
陸へ上がり始めた初期、鈍い動き故に陸棲肉食動物に狩り尽くされて御仕舞い。
最も甘いシナリオでも鰭脚類的なナニカ以上のものにはなり得ない。 陸上大型動物
(少なくとも哺乳類と鳥類は全部消えてほしいところ。出来れば爬虫類も)
が一掃された世界でも出現しないとイルカ再上陸のための環境は無理だろうね。
そのうえでの仮定。もっともそんな大異変が起きて海が無事に済むはずもなく
あくまで仮想だ。
コウモリが再び陸上動物になるための条件とは?と同じくらい無茶だろう。
(こっちも陸上哺乳類と鳥類には全て消えてもらうくらいじゃなきゃ無理だろう) >>140
まあ哺乳類の大半は一種の限定的一夫多妻制が占めてる感じだが。
繁殖期ごとにオス同士が競争し、勝ったオスが多くのメスとの交配権を得るって奴な。
乱婚制とこれが混ざってるのもしばしば(複数のオスが同時にアプローチした場合は競争するので)。
次に多いのが他のオスに負けない限り常時メスを囲い続ける恒常的一夫多妻制。
さらに乱婚制。
一夫一妻制や一妻多夫制は逆に割合として少ないように見受けられる。 より強い種を畑にまくという観点からは
一夫一妻や一妻多夫は効率悪そうだな
子育て期に家族で群れを作る種なら安定するかもだけど ただ、過度な一夫多妻は多様性を殺す。それが向かない対処できない状況が発生した場合、
一気に滅んでしまう。多妻にしても数名までがベストだろうね、或いは乱婚のが最適かも知れんがw >>170 世の中には間男というのがいて
でもゾウアザラシとかだと弱小雄にはほぼチャンスはないのかな? >>170
だからこそ繁殖期ごとに事実上、解散して仕切り直しってのが多いのだろう。
来シーズンでは別のオスが勝ち残る可能性がかなりあるからな。
野生の動物が何シーズンもピークを維持するのはかなり難しいだろうから。 サクラマスの卵にこっそりぶっかけるヤマメのような…
羊膜類では無理か >>173
ただ現生魚類でも最古参のサメ類が,不特性多数の精子ぶっかけじゃなく交尾にこだわってるのが・・・
軟骨魚類って卵胎生どころか,2億年前にすでにへその緒獲得してる種族でもあるんだよね〜
性的二型の強い種で、人為的に貧弱な雄とだけ雌を番わせたら、雌は受け入れるのかな
ここ1万年の人の影響の多い時代では、往々にしてそういう種では立派な雄が狩られて、雌が選り好みできない事態にもなってそうだけど
ジャイアントパンダがなかなか飼育下で自然交配してくれないのもそういう理由だったりしてw
繁殖計画が最初野生下で傷ついて保護された個体から始まったりしたから、雄は自然と小型で弱い個体が多かったとか
人工授精でようやく生まれたその子や孫の雄も.... >>176
人間による淘汰圧(密漁圧)により
アフリカでは牙のないオスゾウが増えつつある
恐ろしいことだ ただ人間の場合は生物的に貧弱かどうかよりも外見が美醜であるとかのが重要だったりするからな
その男の強さや能力が生存にあまり反映されない世の中だし 野蛮さが忌まれる文明国では女性的で動物としては貧弱な男の方が子孫を残しやすいしな >>178
その外見を美しく見せるというのが、ヒト社会で生きる上での「強さ」なんだろう。
どれだけ稼ぐことができるか、衣食住にどれだけ投資できるか=ヒトの強さよ。 でも(今まさにそれだが)伝染病に弱かったり、生殖能力が低いなど、生物として弱い場合は子孫を残せず、
現実的にも生物としては駄目って事になり、メス(つまりは女性)にとってもやはり失敗という事になりそうだが
今後環境の激変や病気、その他で生物としての力を試される、そういった事が起きたら一気に激減するかもね >>180
> どれだけ稼ぐことができるか、衣食住にどれだけ投資できるか
その能力に長けているヒト雄性個体というと…、
脂ぎってて精力絶倫で声がでかくて押しの強いガハハ系ハゲ親父の姿しか浮かばない。
殊更にそういうモノを選ぶ雌性個体が多いとは思われないが。 >>181
どっちみちヒトは過剰に特殊化の進み過ぎた種という位置付けで学者の意見は一致している。
即ちどう足掻いても地球上に永く存在し続けられるようなシロモノではないし、
次代の子孫=新たなヒト科動物を派生する可能性も極めて低い、と。 強くて大きいオスだけが子孫を残せまくるなら
そういう種は世代を重ねる毎に際限なくでかくなりまくるはずだがそうでもないよね
角や牙がでかくなりすぎた種もあったけどそれも一部だけだし >>183
ヒト科にはゴリラやボノボ、チンパンジー、オラウータンもいるから、
あっちはまだ分らんだろう
ヒト亜族に絞るなら、こりゃあダメそうだ、というのはわかるが。
そもそももう現生人類1種しかいないしな。他の種も結構、短命だったし。 >>184
哺乳類や恐竜もそうだが、その生存時の環境による資源の活用や
身体の仕組みで、身体全体やその一部の大きさにはおのずと限界があるわけよ。
ヒゲクジラが史上最大級の海洋生物になれたのが比較的最近なのも
環境によるところが大きいのだろう。
身体的には海洋生物としてでかくなれる要素があったけど、
そのための環境の条件が整ってなかったので、誕生してから長い間、ヒゲクジラは
現生のものほどでかくなかったわけだ。 >>182
医者と派遣社員だったら、医者の方が確実にモテるしなー。
結婚となると、オスの社会的地位はかなり効いてくると思う。 >>184
生殖に有利でも、生存できなければ意味ないからな。
餌の量、捕食者からの逃避、物理的限界なんかで、体サイズは制限される 生存をぶん投げて生殖への有利に全振りしたらええんちゃう?とかいう繁殖の仕方をする生物はたまにいるよな。
有名どころでは事実上、精巣だけになっちゃうチョウチンアンコウ類とか…。 >>189
種の存続期間のタイムスケールと個体の生存期間のそれとを比べると
全ての生物が「生存より生殖に全振り」していると云って過言ではない。 水は高きから低きに流れる
栄養もそれに溶けて下に落ちていく
陸地から海に 海から深海に
深海に住まう生物こそ選ばれし本当の勝者
安定した環境でゆったりと暮らす古き神々
たまに浅層から、巨大な偶蹄目が襲来してくるがそれも限界がある 大型化するポテンシャルで言えば
馬は人に飼われて、だいぶ大きくなったな
それ以外の家畜は、乳や毛や肉質の改良だけで大きさはあんまり変わってなさそうだが
1t超えるなんて陸上哺乳類でも指折りの大きさだ
大型肉食獣も激減したし、馬にとってはいい時代になったのか とはいえ野生馬自体が消えかけてるし…。
野生でも大繁栄を続け、家畜化されてもすぐに再野生化可能で
他の大陸にまで大勢力を広げてるイノシが勝ち組じゃないのか? 再野生化した生き物は色々いるが
野良鶏は聞いたことないな
やっぱすぐに犬や狐に食われちゃうんだろう
キジとそう変わらないようにも思えるが 陸上脊椎動物の最大の弱点といえば首だけど
弱点の割にこれと行った防御方法がない
何千万年も変わらず猫科にそこを噛みつかれて殺されまくってる
太く短く頑丈にすると、立って水や草が口にできない、高いところのものが食えない、視界が悪い
なんかの不利があるから、細く長いほうが便利なこともある
首じゃなくて鼻を長くするってベストな選択をした象さんはさすがだ
角があれば正面からはガードになりそう 足を長くすれば犬系からは高さでガードになる
草食じゃなくて、捕食側のオスライオンが同種との喧嘩のために分厚い毛でガードする方法を獲得したのは皮肉だな
なんで草食は同じことしないんだろう 排熱が悪くなりすぎるからか 馬のたてがみは少しは防御に役立つのだろうか
アメリカバイソンのコブはかつていたアメリカライオンに対する防御だったのかもしれない
竜脚類はあんな長い首を低いところに晒しておいてよく平気だったものだ 現生動物の骨格と何も知らない人がそこから生前の姿を想像した画像と実際の動物画像の比較、カバとかカモノハシはだいぶ違いね。
肉付きとかで外見と骨格がかなり違ってくるんだね。
頭蓋骨から考察した動物と実際の動物を比較してみた
http://www.all-nationz.com/archives/1077662417.html?p=1 >>195
個体として野良化してるのはいても少なくとも世代を繋いでるのは日本じゃ聞いたことないね。
まあニワトリの場合、家畜化の際に飛行や繁殖能力がダメになってる品種や個体、多いからなあ。
逆言えば、そこをダメにしないとすぐ逃げちゃう&採卵や繁殖コントロールができないので、
家畜化できにくいままだったのだろう。 レグホン系=飛行能力は高いが就巣性がない、ほかの就巣性品種と交配して父親になった場合、交雑した子供の就巣性は母親がレグホンのときより下がる
その他=就巣性のあるものもいるがいかんせん体つきを改造された
こんなところか
番外 ブロイラー 筋肉が異常に発達して長生きできないし、そもそもまともに立ち上がれない
郡上地鶏辺りだったら野生化しててもおかしくなさそうだけど、耐寒性がネックなのかな?
もともとは熱帯のセキショクヤケイだし。神社にいる放し飼いのは、冬は小屋で保護してもらってるのかな?