一方、神戸製鋼の資金繰りについても報道陣の質問が集中した。
財務担当の河原一明・常務執行役員は「下期に設備投資等で一定の金額があり、ある程度の現金やコミットメントライン(銀行からの融資枠)を確保している。
ただ、すぐ出て行くことはないが一定の資金需要はあるので、(メガバンク3行と追加融資について)お話ししているのは事実」と述べ、銀行と交渉中であることを明らかにした。
こうした先行きを見通せない状況がしばらく続くことになりそうだ。