「子供を産む事自体が悪」「子供を産む人間は子供の事を考えていない」
普通こんな風に一方的に断罪されて不愉快にならない子持ちはそういないし(これはほんの例文で実際はもっと色々エグい事言ってる)、
反出生主義自体が子持ちを傷つけるヘイトスピーチである以上は、
子持ちへの粘着や表立った宣伝的な主張を差し控えたからといって「分別を弁えた良識派」「子持ちに配慮する穏健派」という事にはならない。
そう考えると>>355の「まともな反出生主義者」というワードは滑稽なほどの形容矛盾である

それに反出生主義者が純粋に反出生主義者であるというだけで参画出来る社会問題など無い。
反出生主義者が反出生主義の主張を引っさげて社会参加したところで無視されるか元からあった諸問題を混乱させ遅滞させるだけであろう。

ちょいちょい「過激な連中のせいで反出生主義全体が勘違いされる」とぼやく者がいるが
行動的な同穴のムジナを他人事のように切り捨てている者とて自身の思想のヘイト性や「正しくなさ」をどこかで自覚している筈である。
だからこそ表立って反出生主義を主張しない(出来ない)のである。

反出生主義がヘイトスピーチではなく「先代として子供、次世代に不必要な苦と不利益を与えない事こそを良しとする良識ある大人」の意見であるなら、
それこそ社会の福祉について真面目に考える大人達が集う行政や医療や科学技術の分野で反出生主義を主張してみればいい。
そこで無視されずに「その発想はなかった!未来を変える素晴らしい意見ですね!」という風に遇されるのであれば検討の余地のある主義主張という事になるだろう。