国際政治と巨大富豪の鬩ぎ合い(9)序章

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で世界的経済危機を迎え、
世界の多くの人々が職や収入を失い、債務を抱え、明日の糧もなく路頭に迷おうとしているなか、
各国政府は国際的協調を図りながら迅速かつきめ細やかな救済措置を行なうとともに、
欲望にコントロールされた資本主義をどう修正していくか、立ち止まって考える岐路に立たされていると言えます

 そうした状況下で、世界制覇を目論む共産党一党独裁国家の世界の混乱に乗じた一気の台頭と
国内の同調勢力の躍進に対する警戒を怠ることは許されません