国際政治と巨大富豪の鬩ぎ合い(5)以降は明日に続く
 社会主義が発展した先の理想の社会を目指したマルクス・レーニンの共産主義はこの世界には物質しか存在しない、
心は物質の産物に過ぎないとする唯物論を根底とし、世界は全体として統一をもちながら相互に連関し発展する物質であるとする唯物史観で、
思考や意識もその物質の模写の過程であるとする『弁証法的唯物論』に立っていました
 マルクス・レーニン主義の共産主義は人間は単なる物質として捉え、
共産主義革命とその体制下の世界で粛清されたり餓死にまで追いやられた犠牲者は1億人以上に上りました
 しかし、今日ではアインシュタインの心と物質は対等な立場で存在するとする定説により、
マルクスの科学を利用した唯物論の正当性の間違いがその科学によって証明されました
 今では、共産党一党独裁の中華人民共和国も社会主義経済の行き詰まりのなかケ小平の提唱により特異な資本主義経済を採用しています