東京経済大学=大倉高商 http://www.tku.ac.jp/
大阪経済大学=浪華高商 http://www.osaka-ue.ac.jp/
松山大学=松山高商 http://www.matsuyama-u.ac.jp/

http://passnavi.evidus.com/teachers/research/201011_02.html
●学部名には歴史が反映
第二次世界大戦以前、日本では企業人、ビジネスマンの養成は、高等商業学校(高商)と呼ばれる官立・私立の学校、および私立大学の専門部で行われていた。
 官立の高商は、日本の商業の中心都市に立地し、中でも東京高商(一橋大)、神戸高商(神戸大)、大阪高商(大阪市立大)は、
 後に大学(商科大)に昇格して3商大と呼ばれ、商学研究をリードする存在とされた。
 また小樽、横浜、長崎という海外貿易の拠点に立地した高商は3高商と呼ばれ、福島、高岡(富山大)、彦根(滋賀大)、和歌山、山口、高松(香川大)、大分などの官立高商、
 ★大倉高商(東京経済大)、浪速高商(大阪経済大)、松山高商(松山大)などの私立高商とともに、産業人養成の中心だった。★
 つまり高商は商学という実学を軸に産業人という専門人材の養成を行い、旧帝大は経済学の理論探究というアカデミックな部分を担っていたわけだ。
 高商は戦後、新制大学になるときに、ほとんどが学部名を旧帝大にならって経済学部にしたが、神戸大が商学という名称をやめて経営学部にしたように、
 ほとんどの大学が商学に代えて経営を学部・学科の名称に取り入れた。
 対して一橋大や大阪市立大と慶應義塾大、中央大、日本大、明治大、早稲田大、同志社大などの旧専門部商科は商学を学部名に残して今に至っている。
 旧7帝大のうち京都大や大阪大は1学科制をとっていて、入学後ある程度勉強してから専攻を決める仕組みをとっている。また旧高商系の大学では、
 学科や専攻などを多様化してより専門を深めるカリキュラムを組んでいるところが多い。
 早稲田大や慶應義塾大など私立の伝統校は長い歴史の中で、理論の経済学部・学科と実学の商学部を住み分け、独自のカリキュラムを築いている。
 どの大学を選ぶかは、定員規模、教員の数と専攻・コースなどをよく比較して特色を見つけ出し、それが自分に合っているかどうか見極めることが必要だ。

成蹊・武蔵を含めたスレは評判悪いので これら3つの旧私立高商だけで語ろう