右足を前に速く出すと右足が胴体より前に出て骨盤後傾になってしまう
そこで右腕を前から後ろに振り上げて反動で胴体を前に出す
走る時に腕を振るのはこれが理由

滞空中は何をやっても速度は変わらない(空気抵抗はあるけど)
それを利用して滞空中に次の接地までの姿勢を整えることができる
滞空時間があるランニングが歩行より速く移動できるのはこれが理由

このあたり水泳のクロールに事情が似ている
クロールは水中に入れた手で水をかいて推進力を得るが
空中の手を逆に前方に回して準備をする
ここでは水中と空中の抵抗の差を利用して、抵抗の高い水中で推進、抵抗の低い空中で後退の動きをしている