ノーベル物理学賞 Part 1
以前あったノーベル賞スレが消滅したので立てました。
ノーベル賞公式サイト
https://www.nobelprize.org/ またあの食糞民族がノーベル症を発症する時期が近づいて来ましたね 今年こそ「物性」? 脱炭素技術に期待 ノーベル物理学賞予想
ttps://www.asahi.com/articles/ASQ9V51BBQ9HULBH00W.html
2019年、20年は宇宙の分野が2年連続で受賞。
昨年は、気候変動に関する研究をしてきた真鍋淑郎さんら地球物理分野などから受賞者が出た。
そのため、「今年こそは」と物性分野を予想する専門家は多い。 金森グッドイナフとかの功でグッドイナフ先生が物理学賞受賞でキュリー夫人以来となる化学と物理のダブル受賞を果たす 今からちょうど40年前がBellの不等式の破れだから
アラン・アスペかなー ・ヤキール・アハラノフ、マイケル・ベリー
・ジョン・クラウザー、アラン・アスペ、アントン・ツァイリンガー
・チャールズ・ヘンリー・ベネット、ジル・ブラッサール
このどれかが受賞すると予想 毎度、鉄系超伝導が候補だと言われるけど
銅酸化物より転移温度が低いから、やっぱりインパクトには欠ける気がするし
超伝導物質見つけましたってだけで、ノーベル賞が与えられるとも思えない
超伝導関連で取れるとしても、高圧力下のほぼ室温超伝導なんじゃないだろうか
ただ、NatureのC-H-O論文はつい先日リトラクトされたし、高圧化ほぼ室温超伝導はノーベル委員会も慎重になりそう また今年も、ノーベル賞の狂騒曲が始まった。ほんとうに、毎年、うんざりである。これほどバカバカしい話もない。何がバカバカしいかといえば、もらう人がどんどん小粒になっているからである。たとえばそれは、ノーベル賞のなかでも特に権威の高い物理学賞を見れば明らかである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E8%B3%9E
を見ると、最初の頃は、レントゲン、ベクレル、レイリー、キュリー、モーレーといった非常に有名な人々が並んでおり、二十年代は、アインシュタイン、ボーアという超ウルトラ級がもらい、30年代も、ハイゼンベルグ、シュレディンガー、ディラックというスーパー級が並んでいる。40年代になるとかなり落ちるが、それでもパウリや湯川がもらっている。このあたりまでは、名前を知らない人でも、業績を見れば、ナルホドな、という気がする。 50年代になると急に知らない人ばかりで、60年代はランダウ、朝永、ファインマン、ゲルマンを知っているが、格から言って、ランダウだけが戦前の超大物と同レベルで、あとはだいぶ落ちるように思う。70年代になると、知っているのは江崎玲於奈だけだが、彼が湯川と同列だと思う人はいないだろう。80年代以降は、知っている人は日本人だけで、そのうち南部陽一郎は、湯川・朝永クラスのように思うが、小柴を同レベルだと思う人はいないだろう。
それ以上に、知らない人も、知っている人も、貰った理由を見ても、何のことやら、さっぱりわからないのである。 何が起きているのかというと、物理学の発見が人類の世界に対する認識に与える影響が、急速に落ちている、ということである。有り体に言うと、ノーベル賞が出るような種類の物理学が、衰退しているのである。物理学と言っても、範囲は広く、たとえば非線形科学などは、戦後に急速に発達したのだが、ほとんどノーベル賞の対象になっていない。ケネス・ウィルソンが相転移に関して貰っているけれど、彼は果たしてこの分野で、唯一と言えるほど、傑出した人なのだろうか。
現在の物理学をざっと見れば、おそらく、ノーベル賞候補になる人は、数百人を下らないと思う。分野をどう分けたらよいかわからないけれど、おおまかに分けて50くらいの分野があって、それぞれに10人くらいは貰ってもおかしくない人が居る、という目算である。そのうち、だれが偉いかは、はっきりいって、比べようがない。それゆえ、分野間の綱引きダイナミクスが働いて、どの分野に出るかが決まり、その候補者の10人のうち、運の良い人に落ちる、という具合だと思えばよかろう。過去の履歴から見ると、そのサイコロの目は公平ではなく、 白人が圧倒的に有利(白人の中でも偽ユダヤ人(アシュケナージ)有利)
である。
それに、物理学自体が全体として、かつてほどの勢いがない。20世紀後半では、計算機科学とか、生物学とか、生態学とかにもっと優れた学者が出ている。分野を超えて影響を与えた人々として、まぁ、適当に思いつくままだけれど、次のような人々が頭に浮かぶ。 アレクサンドル・リャプノフ(リャプノフ安定性理論)
ノーバート・ウィーナー
ジョン・フォン・ノイマン
ルネ・トム(カタストロフィー理論)
S・ポントリャーギン(最大値原理)
リチャード・ベルマン(動的プログラミング)
アラン・チューリング
アンドレイ・コルモゴロフ
エドワード・ローレンツ
ブノワ・マンデルブロー
ウィリアム・ドナルド・ハミルトン
スティーヴン・ジェイ・グールド
エドワード・オズボーン・ウィルソン
ジョン・メイナード=スミス
マービン・ミンスキー(計算理論)
ジョン・ホーランド(遺伝的アルゴリズム)
レオナルド・エーデルマン(DNAコンピュータ)
スティーブ・ジョブズ(パーソナル・コンピュータ、3Dアニメーション)
スチュアート・カウフマン(カウフマン複雑系理論)
アルバート・ラズロ・バラバシ(複雑ネットワーク理論)
大野乾(すすむ)(遺伝子の重複進化説、ジャンク遺伝子)
ロバート・ミウラ(ソリトン理論、逆散乱法)
木村資生
蔵本由紀 こういった人々は、だれもノーベル賞を貰っていない。こういう人々を漏らすということは、賞として機能していない、ということだと思うのである。
そういえば、日本人でも知っている人は少ないと思うが、稲森財団が「京都賞」というものを出している。これは基本的に、ノーベル賞が漏らしている分野に出している、と考えればよいのだが、そのうち、基礎科学賞は下のようになっている。
85年以降のノーベル賞と比べるなら、こちらのほうが圧倒的に有名人が多い。分野を超えた影響力を持っているのだ。あり得ないことではあるが、もし私が、ノーベル賞と京都賞と、どっちが欲しいと聞かれたら、賞金が半分だけれど、京都賞が欲しいと答える(ぜひ賞金をもっと増やすか、対象者を増やして欲しい)。ここに出ている人と並べてもらえるなら嬉しいが、ノーベル賞のように知らない人ばかりと並べられても、ちっとも嬉しくないからである。 ノーベル賞が出ているのは、平和賞をのぞけば、文学、物理、化学、生理学・医学だが、これらはいずれも、19世紀の末に盛り上がっていた分野であって、現代ではもう勢いを失っているのである。たとえば文学者よりも、映画監督とかアニメ作家の方が、遥かに影響力がある。それゆえ文学賞を貰った人の名前をだれも知らないのである。映画賞があれば、スピルバーグとか、宮崎駿がもらって、みんなすぐに納得するだろう。彼らなら、ロマン・ロランとか、トーマス・マンとかに匹敵するくらい、大物である。(ちなみに経済学賞は、ノーベル賞ではない。スウェーデン銀行賞である。)
つまるところ、ノーベル賞は時代遅れの賞なのである。もうこんな時代遅れの賞に大騒ぎするのはやめたらどうだろうか。(だから、私は「イグ・ノーベル賞」の方がましだと言っている。) 少なくとも、日本人が貰ったら大喜びし、だれも貰えなかったらガッカリするのはあまりにも恥ずかしい。貰った人はそれはそれはおめでたいことだと思うけれど、日本人が貰っても、中国人がもらっても、インド人がもらっても、アメリカ人がもらっても、別にどうでもいいのである。 京都賞基礎科学部門受賞者
1985年 クロード・シャノン
1986年 ジョージ・イヴリン・ハッチンソン
1987年 ヤン・オールト
1988年 アブラム・ノーム・チョムスキー
1989年 イズライル・モイセーヴィッチ・ゲルファント
1990年 ジェーン・グドール
1991年 エドワード・ローレンツ
1992年 西塚泰美
1993年 ウイリアム・ドナルド・ハミルトン
1994年 アンドレ・ヴェイユ
1995年 林忠四郎 1996年 マリオ・カペッキ
1997年 ダニエル・ハント・ジャンゼン
1998年 伊藤清
1999年 ウォルター・ムンク
2000年 ヴァルター・ヤコブ・ゲーリング(Walter Jakob Gehring)
2001年 ジョン・メイナード=スミス
2002年 ミハイル・レオニドヴィッチ・グロモフ
2003年 ユージン・ニューマン・パーカー
2004年 アルフレッド・ジョージ・クヌードソンJr
2005年 サイモン・アッシャー・レヴィン
2006年 赤池弘次
2007年 金森博雄
2008年 アンソニー・ポーソン
2009年 ピーターおよびローズマリー・グラント
2010年 ラースロー・ロヴァース(László Lovász)
2011年 ラシード・スニャーエフ >>510
>また今年も、ノーベル賞の狂騒曲が始まった。ほんとうに、毎年、うんざりである。
67ご冗談でしょう?名無しさん2020/10/07(水) 11:52:54.66ID:???
>>62
また今年も、ノーベル賞ディスりの狂騒曲が始まった。ほんとうに、毎年、うんざりである。 >>104
2005年 Newton予想
A マイケル・ベリー
B 南部陽一郎◎
C ブノワ・マデルブロー×
D ヤキール・アハラノフ 外村彰×
D セオドア・メイマン×
D ジョン・ホイラー×
D スティーブン・ホーキング ×
E 林厳雄× モートン・パニッシュ
E アントン・ザイリンガー ダニエル・グリーンベルガー ミカエル・ホルン
E ブルーノ・ロッシ×
E ピーター・ヒッグス◎
F 十倉好紀
G 小林誠◎ 益川敏英◎ ニコラ・カビボ×
H 近藤淳×
I 戸塚洋二× 梶田隆章◎ アート・マクドナルド◎
I アラン・アスペ チャールズ・ヘンリー・ベネット アスペがとったか
ベルが生きてたら受賞できたろうに なんの感動も驚きもない選考ですみません(代わりに謝る 大栗博司
@PlanckScale
この時期になると、新聞などからノーベル物理学賞授賞対象の予想を依頼されるので、
今年は「ベルの不等式の実験による量子力学の原理の検証」(アラン・アスペ氏ら)と答えています。
何の根拠もありません。間違っていたらごめんなさい。
https://twitter.com/PlanckScale/status/1576007687103385600
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >531
Michael Horne(1943-2019)
https://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Horne_(physicist)
CHSH不等式とかGHZ状態とか貢献してるのにな。死んじゃうと損だなー >>547
でもウルフ賞もこの3人だし
生きてても同じじゃない? アインシュタインが56歳の時に書いたEPRパラドックスの論文を、今回の受賞者達とジョン・スチュアート・ベル
が価値のある論文に押し上げたね。 コリン・ブルース著「量子力学の解釈問題」にツァイリンガーについて詳しく書いてあった。 EPR論文を実際に書いたのはポルドスキーで、アインシュタインは論文の出来に納得いってないんだよな ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2022100401037
原子や電子のような小さな粒子を扱う量子力学の世界では、二つの粒子が「量子もつれ」と呼ばれる関係にあるとき、
一方の粒子の物理的な状態を測定すると、もう片方の粒子の状態も瞬時に定まるという不思議な現象がある。
この現象は1930年代に理論的に提唱されたが、二つの粒子がどんなに離れていても成り立つとされたため、
アインシュタインらは「不気味な遠隔作用」と呼び、量子力学に対して懐疑的な立場を取っていた。
アスペ氏とクラウザー氏はそれぞれ、光子(光の粒子)を使った実験で、量子もつれの存在を証明。
ツァイリンガー氏は、量子もつれを利用して情報を送信する「量子テレポーテーション」を実証した。
これらの実験は、膨大な計算を瞬時に行う量子コンピューターや量子暗号通信など、
実用化が進みつつある量子情報科学や技術の基礎となった。 ttps://www.sankei.com/article/20221004-VG6AFCEIBNNOJO6BBNUDAADFIM/
量子とは物質を構成する原子や光子(光の粒)などの極微の粒子で、身の回りにある物質とは全く異なる不思議な振る舞いをする。
量子には「もつれ」と呼ばれる性質がある。もつれ状態にある2つの量子は、
どれだけ離れた場所にいても同じ振る舞いをする不思議な「運命共同体」の関係にある。
遠く離れた場所に情報が瞬時に伝わる「量子テレポーテーション」と呼ばれる現象にも関係している。
もつれの性質を制御する技術は、スーパーコンピューターをはるかに超える高速大規模計算ができるとされる量子コンピューターや、
盗聴が原理的に不可能で安全な次世代通信の実現に欠かせない。
3氏は、量子もつれ状態を制御するさまざまな実験に成功し、現在進行中の量子技術革命の礎を築いた。 ttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC04ALI0U2A001C2000000/
量子力学は原子や電子、光子(光の粒)といった「量子」の性質や振る舞いを解き明かす物理学の理論。
3氏の業績により、2つの量子の間に見られる「量子もつれ」と呼ぶ特殊な結びつきが実証された。
量子もつれは、ペアになった量子の一方の状態が決まると、もう一方に瞬時に伝わる現象。
3氏の成果は量子コンピューターなど、その後の量子技術を支える基盤となった。
3氏は量子もつれなどの状態をそれぞれの方法で実証し、量子力学の基盤となる現象を確認した。
これらの業績をもとに量子コンピューターの研究が活性化し、
19年には米グーグルが既存のコンピューターを上回る性能を初めて実際に示すことに成功した。
量子コンピューターはスーパーコンピューターで何億年もかかる難問を数分や数時間で解く潜在力を秘め、
米テック企業などが開発競争を繰り広げる。
日本企業も開発に乗り出しており、富士通が23年度に実機を整備する計画だ。
ボストン・コンサルティング・グループの予測によると、
40年ごろには量子コンピューターは最大8500億ドル(約120兆円)の価値を生む可能性がある。 ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20221004/k10013848251000.html
クラウザー博士とアスペ教授は「量子もつれ」と呼ばれる量子力学を象徴する現象が理論だけでなく、
実際に存在しうることを証明しようと、1970年代から研究に取り組んできました。
その結果、2つの光の粒などの量子がお互いにどんなに遠く離れていても片方の量子の状態が変わると、
もう片方の状態も瞬時に変化するという、「量子もつれ」の現象が実際に起きることを実験を通して示しました。
「量子もつれ」についてはアインシュタインをはじめ、多くの著名な研究者が疑問を投げかけていましたが
アスペ教授らは実験によってその正しさを証明しました。
そして、ツァイリンガー教授はこの「量子もつれ」という現象を利用すると、ある情報を量子に埋め込み、
それを離れた場所にあるもう一方の量子に瞬時に伝えることができる、
「量子テレポーテーション」という現象が起きることを実験で示しました。
3人の成果をきっかけにいまでは量子コンピューターや量子通信などの研究が盛んとなり
量子情報科学という新しい分野の開拓につながったことが評価されました。
ノーベル物理学賞の受賞が決まった3人のうちの1人、オーストリアのウィーン大学のツァイリンガー教授は
ノーベル賞の選考委員会との電話でのインタビューで「いい意味でとても衝撃を受けていて驚いている」と話し喜びをあらわにしました。
そして「研究は100人以上の若い研究者と何年もかけて進めてきた。
彼らなしに成し遂げることは出来なかった。今回の受賞は協力してくれた若い研究者を勇気づけることにもつながる」と話していました。
ツァイリンガー教授はことし5月、沖縄県恩納村にあるOIST(おいすと)=沖縄科学技術大学院大学から名誉学位を授与されています。
学位授与式にオンラインで参加したツァイリンガー教授はスピーチで「自らのキャリアを振り返り、
若い人たちに伝えたいのは自らの嗅覚に従えということだ。周りに『そんなこと知っている』と言われても聞かなくて良い。
好きなことに取り組めば、あなたが常に競合者よりすぐれているのです」と話していました。 >>559
量子情報科学の分野に詳しい東京大学光量子科学研究センターの小芦雅斗センター長は、
ノーベル物理学賞の受賞が決まった研究者について「3人は『量子力学』という、一般の常識では理解が困難で、
プロの研究者にとっても不思議に感じる性質が実在することを示すのに貢献してきた研究者でこの分野の基礎を築いた存在だ。
ノーベル賞に選ばれたのは、『量子力学』の分野に大きな期待が寄せられていることの表れだと思う」と話していました。
また、3人の成果の意義について「高い計算能力を持つ『量子コンピューター』や、情報セキュリティーの分野で応用が進んでいく。
世の中のすべてのものは『量子力学』の法則に基づいて動いているので、この理論がさまざまな場面で顔を出すようになる」と述べ、
物理学だけでなく、さまざまな研究分野の発展や技術の開発につながると指摘しました。 ノーベル賞の「意義」で応用を語るのはアホの証拠だと思う で、本当に多世界解釈は正しいのだろうか?気持ち悪い。 ノーベル物理学賞の「量子もつれ」、古澤明・東大教授の貢献も世界的に有名
https://www.yomiuri.co.jp/science/20221004-OYT1T50207/
2022年のノーベル物理学賞は、
ミクロな粒子の間で生じる特殊な遠隔作用「量子もつれ」が存在することを実験で示すことに貢献した米欧の3氏に決まった。
「量子もつれ」を巡る研究分野では、日本の古澤明・東京大教授(60)の貢献も世界的に知られ、同賞の有力候補の一人とされてきた。
古澤氏は米カリフォルニア工科大に留学中の1998年、「量子もつれ」の関係にある光のペアで情報を瞬時に移す
「量子テレポーテーション」を完全な形で実証することに世界で初めて成功した。
今回、受賞が決まったツァイリンガー氏がこの現象を初めて実験で示した翌年のことだった。
古澤氏の98年の業績は、米科学誌「サイエンス」によって世界の10大ニュースにも選ばれるなど注目を集めた。
古澤氏は帰国後、東大で研究を続け、2004年には、3つの粒子でもテレポーテーションを実現させた。
現在は、この現象を応用した量子コンピューターの開発でも世界をリードしている。
大阪大の藤井啓祐教授(量子情報科学)は
「今回は量子力学の基礎理論を確立したことが評価され、応用研究を進めた古澤氏が選ばれなかったことは残念」としながらも、
「3氏の受賞はもっと早くてもよかった。新しい時代の幕開けだと感じる」と評価する。
名古屋大の谷村省吾教授(量子論)も
「量子もつれの存在を示したことで、量子コンピューターが実現可能なことを裏付けた」と話した。
川畑史郎・産業技術総合研究所副研究センター長は
「量子コンピューターや量子通信など、現在の技術の発展につながる原理を実証した3氏で、
この分野の『巨人』ともいうべき存在だ。今後もこの分野での受賞が続くことが期待される」と話した。 ttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC043I30U2A001C2000000/?
「量子もつれ」の特性は現在、世界が開発にしのぎを削る量子技術に欠かせないものになった。
2019年に米グーグルが最先端のスーパーコンピューターで1万年かかる問題を約3分で解くなど、
技術が急速に進展する量子コンピューターが典型だ。「量子もつれ」は高速計算の根幹を支え、
最大の課題ともいわれる計算時の「エラー」を克服するうえでも鍵を握る。
量子コンピューターは素材や薬の開発、金融のリスク評価、人工知能(AI)の利用に革新をもたらすと期待を集める。
将来の産業競争力に影響を与える見通しだ。
米政府が20年に構想を掲げた「量子インターネット」でも、量子もつれや量子テレポーテーションは重要な役割を果たす。
量子コンピューターや量子通信・暗号を融合させた次世代ネットワークの実現に向け、
世界で研究が加速するとみられる。実現すれば安全性の極めて高い通信網を構築できる。
量子力学は20世紀に半導体やレーザーの技術の発展をもたらした。
21世紀に入り、アスペ氏らの成果をもとに技術開発は新たな段階を迎え、
現在はコンピューターや通信・暗号、センサーなどに革新を起こす「第2次量子革命」が進行中といわれる。
その行方は企業のビジネスや生活にとどまらず、国家の安全保障にも影響を与える可能性がある。 量子もつれの存在を証明
とか書かれると、少し違和感がある
物理における存在という観念の見直しを迫ったのが量子もつれであり、
量子もつれは情報であって、物質のような意味での存在ではないからね ツァイリンガーたちの功績って量子力学の基礎理論の確立だから今更感があるな
ノーベル賞でも軽いというか >>554
量子の不可解な偶然という本が最近たまたま発売されてるな 日本の新聞マスコミは量子もつれが’遠隔作用’のように報道が多い
アインシュタインの言動の影響が間違った意味で一般人に浸透している >>572
あらかじめ共有された量子相関
と言われる >>574
どうして特殊相対性理論と矛盾しないの? そうだ、いいこと思いついた。量子論は幻覚作用という本を出そう。楽しみにしてね 最初に実験したクラウザーが貰えてよかった。
啓蒙書ではアスペばかりが取り上げられてたので >>548
ノーベル地学賞がないからね
ポリコレ配慮のために割り込み受賞って感じかな >>575
なぜ矛盾しないかについて原理的な証明は誰もできないと思われるが、少なくとも量子力学によって観測される
結果において特殊相対論と矛盾するような事例は見つかっていない
「どうして」が原理的証明を求めているのなら上の通り「経験上」矛盾は見つからないだけ
という答えになる
上の説明で満足できないのなら「どうして矛盾しない」と思うばき「矛盾するはず」な具体的事例が頭にあるはず
その事例を説明してください AとBで起こった事象において相対論的因果律を問題にするとき、AとBの間に確定値的な因果関係がなければならない
それがなければAとBが離れた場所で事象が同時に起こっても因果律には反さない >>581
量子相関が観測量であれば特殊相対論と矛盾すると思うが この3人と古澤明とはまったく比べ物にならんだろ
漁師情報理論の基礎理論を作った3人に比べて古澤はその応用例の1ケースについての実験に成功しただけ うまいマグロが無尽蔵に食えるようになるのなら、その研究にノーベル賞をあげてもよい。 そういえば物理辞めて漁師なったという話があったなw >>581
矛盾する実験結果がみつからない限り矛盾しないという物理の原則だけね