>>197
市川はウルトラの中で度々そういう「裏切り」をテーマにした話を書いている。
「セブン」では、カプセル怪獣のウィンダムがカナン星人に操られて自分に向かって来たり、
「新マン」では、ベムスターに敗れてエネルギーを補充するために太陽に向かうが、
その太陽の引力に引き込まれて殺されそうになり、「エース」ではエースの兄達の技を身に付けた敵によって
散々に嬲られたりと…
エース自身ではないが「エースの姿をした者」(エースロボット)が完全に粉砕されてしまうシーンがあるのも、
市川だからこその確信犯だろう。