第28話「ネモトマン 涙の兄妹愛」 脚本:浦沢義雄 監督:大井利夫

根本家では朝食。マリは食べずに登校する。マリは伸介に惚れてるから避けている、と伸介が言うと、パパとママに頭を叩かれる。カミタマンはモスガを凧にして凧揚げをする
だがモスガは墜落してカミタマンにぶつかる。下校時、伸介は逃げるマリを追う。伸介がマリの教室に給食の揚げちくわをも.らいに来たから、マリは怒っている
帰宅しても2人は兄弟喧嘩をする。マリに痛めつけられ、伸介はカミタマンを連れて外に逃げる。伸介はネモトマンにしてくれるよう頼むが、兄弟喧嘩には使わせないと断られる
伸介はマリのためにどれだけ苦労したかを語る。マリは母乳で育てられ、伸介は父乳で育てられた。カミタマンはそれを聞いて泣く。カミタマンは伸介をネモトマンにする
根本家では、マリが物思いにふけってた。ネモトマンが来る。マリは本当は伸介が好きで、伸介の前でも可愛い妹になりたいと言う。ネモトマンから話を聞いて、カミタマンは泣く
マリは石神井公園で「恋の予感」をBGMにして、物思いにふける少女をする。カミタマンは素直になるように言う。伸介が来て、自分の広い胸に飛び込んでくるように言う
だがマリは冗談じゃないと、伸介の足を踏んで去る。カミタマンは一人で考える

カミタマンはロミオとジュリエットの演劇を見て、伸介が兄であることが問題だと考える
伸介の提案で、マリは横山で妹の練習をする。そうすれば、伸介の前でも素直な妹になれるから。根本家の庭で、マリと横山は練習をする
だが横山はマリにスケベ根性を出し、尻を撫でたり、スカートをめくる。マリは横山を痛めつける。伸介はそれを見て、ネモトマンに変身させても.らい、横山を連れ去る
マリはネモトマンの後ろ姿に伸介を重ねる。野原でネモトマンと横山は対峙する。ネモトマンは横山にやられてしまう。マリはカミタマンの所に来て、少女の予感を話す
ネモトマンで妹の練習をすれば、きっと素直で優しい妹になれると。横山はネモトマンに、俺のマリに手を出すなと言って笑って去っていく。カミタマンとマリが来る
マリはネモトマンで妹の練習をする。マリが揚げちくわを出したので、ネモトマンは泣く。ネモトマンが兄だと正体を明かそうとする
カミタマンは、ネモトマンの口に揚げちくわを無理やり入れて黙らせる。マリは礼を言って帰る。夜、伸介とカミタマンは帰宅する。伸介は兄らしい兄を演じる
マリも素直な妹を演じる。今日の晩御飯は揚げちくわ。マリも手伝って作った。伸介は嫌がって逃げるが、マリは揚げちくわを持って追いかける
ロケ地:石神井公園