第27話「はばたけ!演歌の星」 脚本:寺田憲史 監督:佐伯孚治

「ウサギとカメ」の替え歌を歌いながら、公園で幼稚園児5人が三輪車でカミタマンを引きずり回す。カミタマンが逃げてくると、少女が橋の上で「北の宿から」を歌ってた
少女は咳き込む。少女は名前を聞かれて「赤色エレジー」を歌う。カミタマンは、少女は警官に拾われて、幸せになるんだよと幸子と付けてくれたんだと泣く
伸介と横山が来てその様子を見て、ヒロコが暗くなりきっていると言う。ヒロコ(幸子)の夢は全国カラオケキャラバンに出場すること
横山家で話を聞いたパパとママは泣く。伸介の部屋でカミタマンはステッキで「神様武芸帖 人助けの巻」を出して読む。階下では、伸介と横山の話を聞いて、パパ、ママ、マリが笑う
ヒロコは身体検査に来た女医に憧れて、白衣で登校してしばらく女医になりきった。ヒロコは演歌の星を目指しており、全国カラオケキャラバン予選のため不幸少女になりきってる
カミタマンは幸子のために、マリのいい服を持って行こうとする。マリに取り上げられ、古い服を投げられる。ヒロコは公園のブランコに座って「圭子の夢は夜ひらく」を歌う
カミタマンはそれを見て、幸子の靴がボロボロだったので、新しい赤い靴を買って送ろうとする

カミタマンはとらばる聖子にバイトを紹介してもらう。カミタマンは青果市場で青果の運搬、BYGSの室内清掃をして働く。翌日、カミタマンは工事現場で働く
伸介は横山を連れて、ばらしに行く。カミタマンは疲れながらも、給料袋を持って帰ってくる。カミタマンは赤い靴を買う。カミタマンは石に躓いて、靴が入った箱を落とす
トラックが箱を踏んでいった。カミタマンはそれを見て気絶する。パパは読フジ旅行者のカラオケキャラバン予選大会スペシャルツアーを企画しており、ツアー客のために席取りをする
伸介は潰れた靴をヒロコに渡すが、舞台イメージに合わないと返される。公園でカミタマンは横山に看病されてた。伸介はヒロコを放っておけと言う
だがカミタマンは靴の事でうなされる。伸介は非常事態だと言って、横山をくすかごに入れ、カミタマンからステッキを奪ってネモトマンに変身する
ネモトマンは靴を持って、ヒロコの前に現れる。ネモトマンは、赤い靴を履いて舞台に立てば幸子になりきれると言う
ネモトマンは「赤い靴」を歌って、外人のマネージャーがスカウトに来て、ヒロコを外国に連れて行くと説得する。ネモトマンは、ファンの気持ちがいっぱいで靴が破けてると言う
ヒロコは赤い靴を受け取る。ネモトマンは飛び去る。夜、予選会が行われる。伸介、横山、カミタマンが来る。18番のヒロコは赤い靴を履いて「幸子の夢は夜ひらく」を歌う
ヒロコは幸子になりきって、カミタマンに礼を言う。カミタマンは泣く。パパも歌を聞いて、貰い泣きする。翌日、ヒロコは町中でアイドル衣装で小泉今日子の「魔女」を歌ってた
ヒロコは演歌の星に飽きて、可愛い子ちゃんタレントで海外演奏を目指す。カミタマンはそれを見て、なかなかいいノリだと踊る
ロケ地:BYGS、東大泉3-35の通り