原節子をおおいに語ろう Part.15
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原節子が憧れたイングリッド・バーグマン
最近になって伝記を読んでみたのだけれど
不貞行為で妊娠中に攻撃され、終日パパラッチされていた頃の話だと
ベランダからカメラマンにつばを吐いたらしい
聖人じゃなくてやっぱりただの人間だね 欧米化した日本だけど感情表現は未だ「やまとなでしこ」ですからツバ吐く女性はいませんよ(笑) >>497
原節子が「永遠の処女」といわれたのは、あくまで映画の中でいわれた。小津映画に主演してから。彼女は、戦前に恋人がいたよ。少なくとも2人と付き合っていたから、処女ではない。また、ある大物監督と付き合ったといわれている。 過激な演出で清純なイメージをぶち壊し
役の幅が広がったかもしれない 汚れ役でも清純な役でも娼婦でも貴婦人でも、何でも演じら
れたら本当の大女優になれた。その可能性はあったと思うが
映画会社や監督が押しつぶしてしまった。 のちの時代でテイストが似ている人だと三田佳子とか賀来千香子とか鈴木京香とかかいな
原さんコミカルだから科捜研の女とかあうわ >>504
若い頃の笠智衆は、確かにイチローに似ているね。まあ、イチローが笠智衆に似ているんだが。 麦秋の周吉の人が……
周吉担当はやっぱり枯れていて軽やかな笠智衆のほうがいい 先頃、亡くなった田中邦衛は、笠智衆を心から尊敬していた。寅さん映画にも出ている。少し笠さんに褒められたら、とても喜んだと。 youtubeで美輪明宏が原節子について語っているが本当かな?
撮影所で会ったのは事実だと思うけど原節子が鎌倉の街を歩き回るとは思えない
まあ真実は確かめようが無いけど >>510
原節子は40代、50代の頃は、1人で銀行や郵便局などに行ったのは事実だよ。鎌倉の住人は、当時は騒がない、見守っている感じなんだよ。タクシーに乗って、運転手が人に話したのは聞いた事がある。1人で車で、三浦半島に5月から行き泳いだ話は有名だ。 「かけ出し時代」(1947)の原節子姫を観たかった。でもフィルムの有無が不明だと。残念。藤田進と歌を歌っているシーンがあるから、是非みたい。以前、つべに20分程あった。 原節子は美人じゃないが彫りが深くて日本人の西洋コンプレックスに訴える
ものがあった。原節子の鼻がもう少し低かったら、日本映画の歴史も変わっ
ていただろう。 にこにこしていて明るくておめでたい顔だなと思うときはある
福笑いというか
でも怖い顔をすると迫力満点
ギリシア彫刻のように見えたり不思議な人 原節子姫は彫りが深い顔立ちだから、戦前から外国人の血が入っているといわれた。それもアメリカではなく、欧州系統の顔と。戦前の国策映画はつまらないのが多いが、節ちゃんがでると観客は増えたらしい。スター 顔の系統としては轟夕起子も割と近い
原節子ほどバタ臭くも男顔でもないが 杉村春子は別ジャンル
見ようによっては可愛い
着物着て走る後ろ姿は好きかも 轟夕起子は、戦後は太ってしまい残念だった。この人は早くなくなったか。節子姫との共演は、なんだっけ。 若き日の歓びですね
原節子163センチ轟夕起子160センチ高峰秀子が少し低いのだが
当時としては皆さん高いほう
世代違うけど岸恵子の172センチはモデルさん体型 >>524
原節子165センチ。轟夕起子160センチ。
デコちゃん 153センチーwikiは間違い。どうみても、原節子が10年センチ以上高い。 岸恵子はwikiが正しいのか間違いなのか
161センチと記載されているページが多いが俳優さんと比較すると170センチくらいありそうだ それと原節子は岸恵子の母校(平沼高校、旧制横浜第一高女)が第一志望校だったけど受験に失敗して私立の女学校へ通うことになるんだよね 贅沢しない人だったのか
失礼ながらあんたはおれですかって思うぐらい
寺域にこじんまりとした家じゃ出家みたいなもんだね 実兄の死、愛する恩師の死、様々なバッシング、TV登場で堕落していく芸能界、、、なんとなく心情察します 脚本と俳優さえ良ければ
小津映画の構図なんてどうでもよいと思っていたのだけど
他の映画を見ると人物が小さく雑に見えて困る
だんだん我慢ができなくなって
その構図の意味があるのかといちゃもんつけたくなってくる
これよくないよね 映画を勉強する学生さんは専門的にそういう事やるんでしょうね
私なんか素人だから感覚でしか捉えないわけです
それでも小津映画が他の作品より見やすいのは分かります 結構大物なのに死亡した時は追悼番組もなくあっさり扱われていた。
原節子の出演した映画は古すぎてテレビで取り上げて現代の人に見
てもらうのは適してないのだろう。保存も悪いし、当時の日常を描いた
だけの小津の映画は普遍性がなく、一部のマニアにしか受け付けられ
なくなったのだろう。 芸術だから……
普通の人は美空ひばりの映画のほうが懐かしいのだと思う 小津映画がアメリカ人にウケたのは技術的評価以外にも親米的演出やセリフがあったからだと推測している
他方原節子は超右翼思想だったからマスコミの扱いが少ないと邪推する 小津には社会の視点が欠如してるね。久しぶりに晩春を見たけど、違和感を
感じたのは社会的視点が全くないということ。
この映画が作られた昭和24年は大半の国民が栄養不足で闇市や欠食児童が
社会問題となり悲惨な重大事故、犯罪が頻発していた。
しかし小津の映画に出てくるのは上流家庭の善良な人ばかり。貧困や希望や
失意や生きる努力、そういう人間の姿が全くない。俳優はお人形さんのよう
に演じ、空々しい陳腐なセリフで雲の上の別世界の喜怒哀楽が作られていた。 ホームドラマって言ってるアンポンタンいるよなー
おもちゃの鉄道模型などとんでもない世界の話なわけで
子供も継ぎ接ぎだらけの和服に下駄で鉄くず拾いをしたりが普通
ろくに米も食べたことがなくさつま芋ばかり
卵は病気でもしないと食べさせてもらいない時代 >>539
小津安二郎は戦前は社会派の映画を作ってはいたが、戦後の「晩春」以降は辞めたのだ。あえて小津はやらなかった。彼は家族を描けば社会が見えてくると、よくいっている。見方が甘いなぁ。 でも貧困層とか間違っても出てこないわけで
そこの意図は重要なはず >>539
北鎌倉で上流階級の茶道から始まり
銀座界隈〜あやの洋館住まい
確かに浮世離れしています >>537
超右翼思想は戦前の久虎。原節子は、最終的には自分で判断する。カメラマンの実兄は、妹は「精神的にソーシャリスト」と、雑誌に語っている。戦後民主主義の女神=原節ちゃんは有名。 原節子は顔立ちが西洋風で彫りが深いから、畳は似合わないが、佇まいが素敵なので正座が不自然でないのだね。洋館はピッタリ。安城家の舞踏会は良く合う。 原節ちゃんは、生前NHKから後輩の俳優に演技の方法論など伝えて欲しいと、何度も連絡があったらしい。彼女は沈黙のまま。これって、もしかして「深夜便」に出演させて、話させたかったのかな。なら、出る必要はなかった。沈黙は正解だよ。 右翼って言ってもなあ
当時はみな愛国者だったのだから
いまさらあれこれ言ってもね >>546
食糧難で福島県内にまで買い出しに行くこともあった原さんが
よくわかっていたはずだね コップの水量まで拘ったと言われる小津安二郎映画だが
晩春の鎌倉自宅にて方角云々やり取りは間違っている(わざとなら仕方ない)
東京と反対方向を東だと指さす笠智衆 そう、どこでもない、あるいは矛盾した空間の中に確固とした部屋がある。要害堅固の地だ。
浜辺で原節子は女王のように背を倒して座っており、宇佐美淳は女王を見上げるように話す。
それぞれのカットが要害堅固であるだけ、小津はめまいを起こしそうな有り得ない空間の中に連れて行く ひとことで小津を評すれば(そうすべきではないが)律儀な乱暴者と呼びたい お早ようの単純な家並みと通路を殊更にスクエアに撮って迷路にしてしまう小津 制度一般に対する小津の根強い反発はことによると空間という知覚の形式も疑わしいものにしたかったんじゃないかと思ってるんだよ。
小津じしんは多分一言もそんなことは言ってないとはいえ 親戚の鎌倉のおじさんも地域で一番古い家系で、結構小津マニアにはそそる家あるのに、古いから建て替えるんだって
なんだかなあ 小津安二郎は、全てを自分の思うように動かした。彼のイメージに入らなければ、何度でも繰り返して俳優にさせる。構図が大切。絵のような構図。映画は監督のものだった。でも節ちゃんは、小津がOKといっても、こうしてはどうかと提案している。暮色では。 東京暮色のキャスティングなんだが
失礼ながら遺伝子的にあの母親から美人姉妹が生まれるリアリティーはゼロに近い だがしかし高峰秀子は山田五十鈴を日本映画三大美女に挙げている
(残る二人は原節子、入江たか子) デコは口が悪い。同性からは嫌われたかもな。男には好かれた? デコは池部良が好きだったと思うな。性格はどうなんだろう。 めちゃくちゃ頭も良いからおじさんキラーでしょ
話が通じるからおじさんたちは楽しくてしょうがない
梅原龍三郎やら筆頭に大人が小娘にメロメロ 顔は好みの問題だから
このスレに来る人は濃いめの顔が好きな筈 高峰秀子は強烈でいるだけで高峰秀子の映画になっちまう 私は未だに
高峰秀子と高峰三枝子を間違える事がある 俺も、以前はデコと高峰三枝子の区別がつかなかった。デコ=秀子は性格は悪いか。同性には嫌われているな。節ちゃんは後輩思いではないかな。 デコとか節ちゃんとか書くからにな彼女たちと相当親しい関係
だろうに、天下の高峰三枝子を知らなかったとは。 母の曲 原節子さん可愛い過ぎる
昔から自分の事を自分の名前で呼ぶ人居たんですね 美人が言うなら許せます(笑) >>570
僕が原節子を知ったのは、7.8年前なんだ。それからファンになった。高峰三枝子は1980年代辺りから知っていた。CMで上原謙とやっていたから。でも秀子は知らなかったぜ。 >>573
「颱風圏の女」では、正確には原節子はボスの情婦、愛人だね。この原節子が、最高にいいな。悪女かな。 マスクは迫力あるけれど、いまいち舌足らずなかわいい女親分
無理している感じで見ていてこちらがドキドキしてしまう
でも原さんノッているし愛すべき作品だわ 現代女性にはない芯の強さを感じるんだよね
顔は華やかで声も可憐なんだけど何と言うか物悲しいオーラと言うか・・・
独身貫いたミステリアスなところも惹かれる >>578
記事を紹介していた本のタイトルは忘れましたが、
白い花が好きだったそうですよ
潔癖で少し寂しそうで 原節子は和服で微笑んでいるすがたは、慈愛に満ちているという感じで、観音さまみたい。ほかの女優には感じない。東京物語の紀子は、イタリア人から「聖母」扱いされているし。不思議だ。愛情豊かなのか。山本富士子には感じない。美人だが。 どうして最近の映画ドラマの台詞は叫ぶんでしょうね
日常生活であのテンションじゃ精神異常にされてしまう台詞ばかり
だから私は古い邦画を見て心を癒やすのであります 三船敏郎はいつも叫んでると思う
よく黒澤明の家の前までオープンカーでやってきて
バカヤローと叫んでいたそうです >>577
原節子の同じ悪女でも、「白痴」はやり遂げて今の大学生にも人気がある。迫力があるよ。黒澤明が「颱風圏の女」のような、無国籍映画を撮って欲しかった。原節子がディートリッヒみたいだったな。 「颱風圏の女」では超グラマーな肢体が眼福
グラマーぶりをもっと発揮すべきだった(ただし20代に限る) >>589
マレーネディートリッヒのようだ。悪女。ヴァンプな女優。この映画は女性は原節子のみだ。大庭の安易な作りだったね。普段は、イングリッドバーグマンの印象があるんだな。 原節子がアメリカに残っていたらニノチカのような映画が残ったと思う >>591
原節子がドイツからフランス、ニューヨーク、そしてハリウッドに行ったときの話しだね。17歳になったばかり。そのプロデューサーが、3年いれば大スターにできると、熱心に口説いた。節ちゃんが、女優になりたくて映画界に入るなら、米国に残ったかも。 東洋人の美人は珍しかっただろうから
気に入られたのも無理はないね
戦争勃発する前に帰れて良かった良かった 早川雪洲がハリウッドで大活躍したように
国際的スターになったかもしれんね まあでも、原節子は死去したとき、小津安二郎や黒澤明などの映画に出たから、国際的女優になったと、ワシントンポストなどが伝えているよ。引退したときより、国際的評価が高まった。死去したとき、外国で番組作ったり、つべに外国ファンが追悼していた。 >>563
気まぐれに本を買ったら、
なんと自身の過去の出演作に言いたい放題でボロクソにコメントしてある恐ろしい本だった
その中で田中絹代が小津に虐められたことも書いてある
アメリカ帰りでバッシングされて自殺まで考えていた時期の頃
小津さんの底意地が悪いところもちゃんと記録に残した
別のページでは尊敬をこめた文章も書いているけれど
小津安二郎だって聖人君子じゃないのもわかる
高峰秀子恐るべし只者じゃなかった
かなりひどいことを書いていても読んでいてなぜか嫌な気持ちにならない不思議な人 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています