【青い山脈】追悼・杉葉子【東宝ニューフェイス】
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「自由ヶ丘夫人」で面白いのは、旦那の加東大介が一番はっきりと浮気をしているに関わらず、杉葉子はそれを知らずに他人の旦那(池部良や有島一郎)の浮気とも言えないような浮気を心配しているという点。
おそらく加東大介・杉葉子夫妻が一番離婚に危機に瀕している。 給料手渡しの時代、半ドン。色々男性有利な時代ではある。
金持に嫁いだ奥様の悩み・・・昔は愛人囲っても正妻は我慢してたんだしね。
大屋政子さんの家なんかは彼女の大らかな人柄だったろうな。 東宝若手女優黄金キラキラ世代ってどの辺だろう。面構え+ヒロイン、脇役、娯楽作
で目立ち始めた60年前後女優だと思っている。主演・星由里子、団令子、ヒロイン・中真千子
藤山陽子、上原美佐(引退)そしてボンドガール浜美枝、若林瑛子・・若大将組が多い
中川ゆきなんて、美人さんで俺大ファンだったが、役に恵まれず
スリービューティーズ筆頭の水野久美も綺麗だったが、主演は張らず(デビューは松竹)。 今日のニュースで、死去が分かった青山京子も、東宝デビューですね。東宝で50本余り撮る。「潮騒」が有名。俺は原節子と共演した「智恵子抄」(1957)を数年前に、映画館てみた。 団玲子っていたな、でも若い頃に早期引退してしまったっけ? 団は早期に結婚引退したからな。看板スターだったのに、今では語られることの
少ない女優に。だいたい映画会社からのスカウト組は直ぐ女優辞める。
団も浜美枝も。
青山京子もニューフェースだな。ふっくらアイドルで清楚なお顔。
セーターから浮き出る大きなお胸にトキめきました。大ファンでした。 >>657
三井美奈って言うのも居たね!
上原美佐、水野久美とスリービューティーズだとかで売り出されたが、すぐに引退した 東宝娯楽黄金期より、少し前に入社した白川由美は役に恵まれなかった。
世代的には団と同じだが、ヒロイン争いでもファニーフェースの団に負けてしまった
東宝スカウト組にしては女優稼業を全うしたな。母親役でtbs、80年代に
黄金期を迎えた珍しい女優。篠ひろ子もtbsで母親女優で花ひらく。
白川の洗練された超美人ぶりは絶品だったのにね。二谷英明の奥様ですから。 白川由美は司葉子にそっくり過ぎる
雰囲気まで似てるし ヨゴレも出来る司葉子としては重宝されたんじゃないかな 司はシャネルスーツ、白川はディオールのニュールックが似合いそう。
サンローランやジバンシーとかね。
ギンガムチェックのYシャツを着こなす白川も大人っぽいねえ。ローレン・
バコールみたい。
東宝クールビューティー大女優2傑。 白川由美さんは汚れ役をやらなかったから良かったのよ
どんな役でもやります だけが女優ではないですから
こんな役はやりませんと自説を貫くのは俳優を職業する
いる人にはとっても困難なことですもの 白川由美はヨゴレも出来る清純派(知的な)じゃないの?
アクション映画や特撮映画ではだいたいそんな役だぞ 白川さんはスラっとしてスタイル良いし、上品な役が出来る女優。
日本の女優さんには、どう演技しても「お上品」な役にはなり切れ
ない人もいるw 日本の女優は誰でも「女給」役はやれる、と言った批評家がいた。
彼は「日本の男優は誰でも下士官役はやれる」とも言った。 愛人にもなれる女優でないとね。東宝女優ってそこが足りないと思うわ
「綺麗なバラには棘あり」を演じないと。大映、新東宝は看板に妾を演じさせたが、決まってるな。
新珠も他社で妾役を演じていたがエロかったし
岡田茉莉子や有馬も松竹で妾を演ず。「たけくらべ」の岸惠子も大パトロン
もち花魁だったが若くってね。眩しい艶だった。大女優なら、なおさら。
清純派のエバ・マリー・セイントの「北北西に進路を取れ」の愛人役も
見た目淑女でねえ。エロかった。 東宝の女優たちは「私はこんな役がやりたい」などと言えない
会社環境にいたか、でなければ本人が、そんな願望を持つ人たち
でなかったかだろう。
結局、演技の幅を狭くしてしまうが、会社の方針でもあったかも
しれない。
悪く言えば「使い捨て」みたいになった。 東宝は清く正しい役が多いしね。魅力で振り回す
小悪魔は多いんだがな。有馬稲子が「みんな健康的でかわいいだけの
お嬢さん役ばかりで困っちゃったわ」と本格女優を目指す有馬に
したら物足りなかったのかな。にんじんくらぶ以降、彼女は駄作には出てないし東宝退社して良かったな 映画界に入る前に舞台などに出ていた人と、芸能の世界は映画が
初めてというずぶずぶの素人とは意欲のレベルが違う。
有馬稲子は宝塚出身で舞台経験がある人だから東宝の方針で
お嬢さん役者に留めておくことなど出来るはずがない。
だいたい、会社の方針に逆らう動きをするのは映画女優以前に
芸能界を経験している人たち。
新珠美千代、淡島千景、乙羽信子など、役者としてもっと飛躍
したいという野心があるから、お仕着せの会社のやり方に不満を
持つのは自然だった。 新珠、乙羽、淡島・・やはり大女優さんで作品残ってるね。淡島さんは努力の人でもあるし。
原節って何歳までお嬢さん役者だったのかなあ。とかんがえたが
熟女になってもお嬢さんっぽいw「秋日和」も、しっかりした娘にささえ
られるおっとりした母。熟年見合いまでえり好みするw
原のファン層は強固だったし、俺もマドンナの原がいいね。あれでいいのか 東宝オールスター「小早川家の秋」も大人の映画なんだけど、再婚話の原が、はにかむ。
戦後、「細雪」が関西のセレブ界を舞台にして、4姉妹の恋模様、縁談を描いた
作品として発禁になった時代からしても、
関西舞台、商人の世界、浪花千栄子さんが目立つ「小早川家の秋」は至極大人の作品ですね この時代の女優俳優って検索するとまだご存命の人結構たくさんいるね
もちろん亡くなってる人も多いけどさ 新東宝の「細雪」の四姉妹は皆さん鬼籍に入られたわね
次の作品は、まだ御存命の人がいますよ >>672
司葉子や白川由美は、汚れ役をしたイメージはない。
中田康子や根岸明美が汚れ役なら解るけど 山本富士子さん、前田通子さんなど まだまだお元気ですね、
100歳を越える時代だから90歳は現役に近い方も多いでしょう。 仲代達矢はまだドラマやってるしね
久我美子や丹阿弥谷津子もご存命みたい >>685
丹阿弥谷津子さんは舞台女優として記憶している
「サド侯爵夫人」のヒロインとか。 旦那(金子信雄)はヤクザ映画やエロ映画に沢山出て、そのギャラを舞台につぎ込んでいたんだよね TVでも、金子信夫は名わき役者だった。
主演もあったかもしれないが、出演シーンが少なくても記憶に残る
場面が多い。舞台俳優は巧いよ。 金子は悪役で有名だね。お色気映画もだが、婆さん層は料理番組だろうな
杉浦直樹なんかは、テレビでホームドラマのパパ役の帝王だったが
映画俳優時代はアクション、お色気映画、メロドラマと八面六臂だった。
「2匹の牝犬」小川眞由美、緑魔子の出世作だが、色を売る若い姉妹に
惹かれる証券マン役に。ハッタリの投資業界に生き、とんでもない糞男の
転落役で出演している。幅広いね。若い頃の杉浦の生かし方は東映だな。 角梨枝子が大映で、京マチ子や山本富士子、若尾文子や市川雷蔵、田宮二郎の主演ものでマダムとか悪女役をしてましたが、杉葉子や島崎雪子もそんな感じで登板して欲しかったなと思う 藤本プロ3人娘の中では、角が一番ヴァンプ役に向くと思う。
角は最晩年、松竹の「男の顔は履歴書」ですごく小さな役だったので悲哀を感じた。
濃い口紅を塗って誘惑する悪女・・・大映がいいね。
山根寿子も後年中平監督の「殺したのは誰だ」で主人公が寂しさから
溺れる小料理屋のママを演じた。生粋の悪女ではないが。
初老の外車セールスマン菅井一郎が主演、しかも崩壊家庭で女房に逃げられ
子供たちは不良、アプレ・・救いようのないラストだった 京マチ子や山本富士子って今の時代の感覚で見ると決してスリムではないよね
それでもウエストだけはベルトとかで細く締め付けてスタイル良いように見せてる
あとはこの二人はほとんど着物だね 山本富士子は洋服姿より着物のほうが良かった。
日本の女優は脚が太いから、それを隠す着物姿のほうが優雅に見える。
原節子も、淡島千景も脚は細くなかった記憶、 水着姿は似合わないのが日本の女優さん
50年代、60年代頃のハリウッドのスターたちは、必ず20歳〜25歳
ぐらいまでは、水着姿で写された写真があった。
そういう写真を断る人もいただろうが、かえって、それで有名になったり
するんだ。 エヴァ・ガードナーもピンナップを嫌がっていたが、ミッキー・ルーニーが
救った。「フォトプレイ」誌に16歳の美少女写真を送ったのは写真館勤務の兄だったのに。フォトプレイ誌は殿方がにやつく雑誌でもある。
ベティ・グレイブルも最初の結婚はあの「キッド」のクーガン少年
子役上がりがセックス・シンボルを結婚で助けてるね。有名になるためにヌード
になったモンローはガラスの心だった。 >>678
正しくは新珠三千代ね
小夜福子、轟夕起子、月丘夢路、久慈あさみ、、宮城千賀子、南悠子、乙羽信子、浅茅しのぶ、宮城野由美子、南風洋子、淀かおる、伊吹友木子、雅章子、宇治かほる〜etc
いっぱいいるね >>696
宝塚学校は女優の登竜門ですもの、
相当の年配女優さんでもヅカガールだった人が多いのね。
芦原邦子さん、越路吹雪さん、轟由起子さんなどは初期の宝塚OBでしょう 宝塚はお嬢様教育をしていて、躾けも厳しいし、入学の際も
誰でも入学OKとはならない。
松竹歌劇はどうなんでしょうか? 銀座の100歳マダム(有馬秀子さん)の著書によれば、明治出身の女で女学校育ち
、育ちのいい娘ほど、芸者さんにあこがれたそうだ。今の芸能人みたいに。
やはり躾がはいっていつも綺麗に、しおらしくしてるでしょ。新橋芸者、柳橋芸者の時代かな。白粉の匂いのする演舞場あたり、木挽町は粋な場所だったしね
ヅカも松竹skdも凄い美人ばっかりじゃない。一般社会では生き辛いしね。
特にヅカ創世記は幼い少女歌劇団(美少女ばかり)だったし、若い頃から仕込むからね。兵庫が美人女優の産地になっているが、やはり北川景子や親族にヅカの相武といいヅカファンでしょ。芸能界入りしたかった。高千穂ひづるは大学教授がおっかけ。 >>699
松竹歌劇団の出身者の多くが、映画界で高名な女優さんになっている
やっぱり、才能ある人が入団したんだろう。
水之江瀧子、小月冴子、川路龍子、並木道子、暁テル子、
野添ひとみ、桂木洋子、幾野道子、芦川いづみ、淡路恵子、
加藤治子、草笛光子、真屋順子、倍賞千恵子、倍賞美津子、 日劇ダンシング・チームも、ポロポーションのいい女優の産地だな
俺はお姐ちゃん3人娘の重山規子がお気に入りだ。くびれ・赤い口紅がそそる。
日劇俳優の藤村俊二によれば、東宝傘下なだけに、派手でバタ臭い踊り子さんばっかりでパトロン筋も政治家さんや有名社長が多かったようだね。
あくまで同意の元だが・・オメカケさんになれば踊り子同士で噂される(銀座ママ多し) コカ・コーラの瓶のようなスタイルって
シンディ・クロフォードや重山みたいなスタイルの女優だよね
シンディは全盛期、米国で50年代のコカ・コーラの瓶と一緒に
企業広告を出し、大反響だった。ラッパ飲みするシンディのオールドハリウッド的なcmも好評。 この時代の映画には当たり前のように東京の芸者が出てくるけど急激に消え失せたな >>701
小・中学生の頃、よく、あの日劇の横を通った。この建物内で
ダンサーたちが見事なラインダンスを踊っているんだろう、と想像
したが、一度も中に入ったことがなかった。
あの頃の有楽町駅の界隈では日劇は大きかった。建物も存在自体も。 米国のコカ・コーラcm、シンディ・クロフォードがラッパ飲み
するシーンは確か差し替えられてたような。カップで飲んでる。
「品がない」「下劣だ」という苦情に応じたもの。赤い口紅でラッパ飲みもナニを連想しちゃうし。
日劇ダンサーズは1982年を最後に解散する。というか取り壊されマリオンに
なったしね。シンボリックな小屋がなくなった。
今も昔ながらの芝居小屋を実感できるのは劇団四季の演劇くらいか。 >>702
重山則子さんは「お姐ちゃんトリオ」の三人の中では、
ちょっとキャラが違っていた。 中島さんと団さんはいかにも
お姐だった。 団ありきのお姐ちゃんシリーズでもないし(製作側は団ありき)、3人娘の友情物語
だよね。団のヒット代表作シリーズ。
東宝はヒロイン女優の産地だったし、2、3番手の女優が余るくらいだった
スリービューティーズも生まれる。
他社は女優不足(東映)か、束売りを嫌うの看板女優の意地もあって3人娘の娯楽映画は少ない >>705
梅澤劇団くらいなら(デカい劇場公演だとしても)まだしも
劇団四季を “昔ながらの芝居小屋を実感できる” って
頭だいじょーぶか 娘・妻・母見てたら女優たち(原節子、団令子、淡路恵子)が宝田明や仲代達矢と並ぶシーンあったんだけど
女優陣の背の高さが俳優たちとそこまで差なかった
この時代から背が高いってすごいな今は当たり前だけどさ 映画俳優を実際に観たとき、意外に体が小さいと感じたことはあったけど
逆に、大きいとか背が高いという印象を持ったことは一度もない 成瀬映画では絹代さんがかわいく見えるな。ちっこい感じがする
東宝女優はカマトト娘が多いので藤本プロの島崎や角は大人っぽく見える
久松作「渡り鳥いつ帰る」の久慈あさみも着物姿が、でかかった。
桂木の薄幸な娼婦もかわいい、淡路の略奪する現代的な娼婦も最高だな。
本作では絹代さん、がめついカフェーの女将に。衛生検査とか昔の娼婦
は義務だったんだな。性病わずらいが多かったし 団玲子さんみたいな、いかにも「お姐ちゃん」の下品さがうすい。
ま、でも重山則子さんもいてトリオの安定感はあった。
中尾ミエさんを売るための、伊藤さんと園まりさんみたいなトリオだ。 団は小娘っぽくないか。丸顔でかわいい系だし。アイドル人気だろう
重山がいてつりあってた感じだね。にぎやかしはそのみ。
ナベプロ3人娘ってまんま事務所のアイドル戦略だしな。クラブ歌手出身のピーナッツのほうがエンターティナーっぽい。ミエは福岡出身の極貧家庭の出で、芸能界にしがみつくハングリーさが高飛車に出てしまったのかも。15、6歳で東京に出てくればそうなるね。 ザ・ピーナッツは、まさにプロ中のプロですね、あれだけのレベルの
人達はそうそういませんよ。
三人娘は,伊東も園も自分たちの立場を理解していたから、控え目に
していた。
実際には、伊東ゆかりは間違いなく歌は上手いですし(今はプロです)
園だって基本が出来ていました。
でも、二人とも添え者だから、余り出来過ぎないようにしていたみたい。 あの頃、昭和の40〜70年代の頃はお嬢さん、おぼっちゃんで芸能界に
入る人は親が芸能界で成功している人が多かった。
歌舞伎役者の子供みたいに厳しい訓練を経てきた人でなくても、
そういう人は順調に普通の俳優になれた。スターになる人もいた。
金持ちの家の子供で芸能界に入る人は、よっぽど選ばれた人だった
と思う 松島トモ子もいいとこのお嬢さん出身。モデルがきっかけ、子役を目指してただけで「松島家も終わったか」と陰口を叩かれたそうだ。
一般社会から見れば卑しい商売だよね。特に映画女優さんは侮蔑の的になった
原節も初ロマンスのメダリストの親族から「女優ごときが・・」仲を引き裂かれた。麗しいだけで中身は空っぽだと思われるからな。訓練が入った舞台役者は
相応に尊敬されてたが。森光子は名妓の子(私生児)だったが親戚アラカンのコネ
で新興キネマのお姫様女優へ。森は育った場所も花街だし特殊だな どんな職業でも、最初は理解されないでしょう。特に役者は
武士の家系だったら絶対に反対されました。
芸人は、真に卑しい職業と看做されていましたから。
明治時代だと、武士の家の娘は商人にも農民の嫁にもなれなかった
でしょう。親族の反対、両親の反対が強かった。 昭和は64年で終了ですよ、この年が平成元年、
ついでに言うと平成は31年で終わりです。昭和の約半分ですね。
大正は15年で終わりで、その年が昭和元年、
明治は45年で終わり、その年が大正元年ですよ。
大正は何月から始まったかご存知ですか?
いづれも、ググればわかりますよ。
平成の次は令和という元号になりますが、それは
ググればわかるでしょう。 昭和95年だ、もし昭和天皇が存命であればの話だか・・ 青山京子死去か。東宝ニューフェースアイドルも鬼籍だな。
制服の美少女を量産したが、若山セツ子の制服姿が一番アイドルっぽくて
かわいいかな。青山も胸の隆起がわかるような紺色ジャンパースカート姿で
私は大いに興奮しました。かわいいお下げもセット 若山はメロドラマにも挑戦したが、童顔が幸いして大人の役に脱皮できず巧くいかなかった。
人妻のお色気ってよりも「幼い妻」が強調されてしまう。
人妻役の多いマダム女優・・木暮、夢路さん。。エロくていいっすね。
一番人妻女優で色っぽいのは三宅邦子さんかなw 藤本プロは銀座の一等地にオフィスを構えた。小林桂樹が役員を務める
映画館も銀座。藤本プロ3人娘の角も島崎も銀座で飲み屋を開く。
銀座のにおいがするね。実際、藤本さんが、宝田や藤木を誘って飲む場所もザギンの
超高級クラブだしな >>725
島崎雪子はわかるけど、角梨枝子もモノホンマダムだったんだ >>719
「昭和の、1940〜1970年代」という意味なんでは? 藤本さんは東映東京で映画を製作した。「悪の愉しさ」である。
伊藤久哉主演、千葉監督。サラリーマン悪党ものの社会派。
杉は伊藤の妻役だが、欲深い夫、子供を孕んだ妻、乱倫な家庭を見事に演じ切っている
岡田東映社長とも飲み友達だったし、藤本プロ製作オールスター。
伊豆肇さんも出てる。エロっちい場末のキャバレーがたまんない
1回東映チャンネルでみたが、その後は掛からず。録画したかった
東宝で品のいいサラリーマン作品を産出する前である。 2サスで普通の人妻役、しかも犯罪に加担している悪女を演じる元清純派女優
酒井和歌子、酒井美紀。熟女になって色っぽくなったわ。
東映の「悪の〜」は2サスの基礎とも言えるし、評判の高さがあるね
新珠は若い頃から悪女役やってた。成瀬作でのどんでんがえし悪女人妻も良かった。
オードリーも後年、サスペンス女優だったが、やはり世界のスター。最後は観客に
受け入れられる役しかやらなかった。 「驟雨」は何度見ても飽きないね。子供が居ないサッパリした
日本家屋。ハネムーンに不満を持つかわいい姪には香川京子。
原は「麦秋」でも女子会で家出を画策する井川邦子の新婚エロ話なんたらを聞き、バカにする。
成瀬も小津も家出する妻をよく描いている。 娘・妻・母も原さんが家出してる最中に夫がって内容だね 驟雨、梅が丘の駅前のぬかるみもリアルでいいね。まだ小田急沿線の世田谷区は
田舎の開発地帯だ。水木シナリオも冴えてるし、何気ない夫婦のすれ違い、諍い
がよく描かれている。浴衣や丹前姿の佐野に男の色気ぷんぷん。
成瀬、藤本、水木が揃った「裸の大将」は頓挫監督交代の憂き目に。成瀬で見たかったね 原節は狛江に広大な土地購入したのが昭和20年代中期。小田急線のド田舎
そこを売却して鎌倉の自宅に移った。
山村聡さんも練馬の広大な土地購入、ヤギ飼育する自活生活兼牧場経営。
日活の礎を築いた大河内御大の豪壮な由緒ある山荘には敵わないね。 >>733
その狛江の土地が、1994年に電力関係に売却。800坪で、13億円の収入。世間を驚かした。 >>728
結局のところ、伊藤久哉は悪役ばっかりだな 若い頃の三國も悪役が多かったが、其処は演技力の違いだろうか。
「復讐するは我にあり」で頂点を極める。
個人的には飢餓海峡の役がベスト。吉村監督の独立プロで
田中正造、王将の坂田三吉にいたっては、大阪ロケ前に住居を
借りて、将棋クラブにかよい、下町風情を叩きこんだ。 若い頃の仲代はアンハッピーになる役しか受けたくないとも
言ってたね。フランス映画を好んでいたようだし
仲代の演じる悪役も非常に癖がある。脚本の段階で出る出ないは黒澤組
常連になってからか 丸山定夫さんは日吉に大邸宅・土地を買い、50歳あたりで隠居する。
愛犬のためなのだが、新劇の大俳優、セレブが、なぜ鎌倉ではなく日吉という感覚かな
絹代御殿跡はみのもんた邸だっけか。
原節も狛江の自宅で、アイリッシュ・セッターを飼っていたね。 訂正、かもめ文庫によれば戦前に丸山定夫、日吉に土地購入と書いてある。
PCLの頃だろうか。亡くなったのが広島投下の、原爆症であり44歳没。
昭和25年に夫人も自宅で亡くなっている。 >>732
梅が丘は懐かしい場所、2月は毎年、数日間、梅が咲いている時期に訪れた。
最近は駅前はきれいになったが、それより前の昔の風景を思い出します。 松竹はskd出身の女優の宝庫で、ヅカの層は薄い。その中でも鳳八千代(フリー)は
メロドラマクイーンでスターだったな。額が美しいし着物姿がセクシーだ・・
嵯峨三智子と並んで俺の大ファンです。
扇の婆さんは東宝脇で活躍。綺麗でかわいくて色気もある。男を惑わす魅力の塊
人間国宝に見初められるわけですね 鳳八千代さんは90を超えておられるかな。
TVで観ただけなので、よくは知らないけど
この人も宝塚出身でしたね 鳳さんは、テレビも良くでていました。とにかく創世記のドラマは
メロドラマが基本でしたし、美人が道ならぬ恋に苦しんだり、よろめき
するのは必須です。
首の長い女優さんは着物美人ですね。花柳小菊さんも首が長く人形のようだった。いしだあゆみも首が長い。 宝塚出身の女優で一番好きなのは環三千世さん。
東宝の添え物映画に多く出ていた、という印象がある。
美人薄命・・・・ >>742
福田公子と言うのも居たね!
東宝はヅカの宝庫
こないだ亡くなった金田征一の奥さん雅章子や宇治かほる、伊吹友木子とか居たね 東京宝塚、ですからな
先日、伊吹友木子主演(!)の「お姉さんといっしょ」という映画を見ましたよ。 北原三枝は日劇女優だったが、なぜか松竹へ。裕次郎追悼番組でも
自分でもわからなかったという後日談だと、松竹上層部のヘッドハンティング
だろうな(のち日活へ)。レール通り東宝に在籍してたら娘役で終わるところかもな。
芦川いづみは松竹娘役時代に石浜朗がかなりチョッカイだしてたんだな。
「お麦」「お麦」と。有馬稲子に似ていた。 有馬って、市川監督と不倫した頃って、結婚してるって、あとで知らされたんだろ。
これはずるい、というかね。
荻野目慶子不倫の場合は、深作から褒めちぎられ、そして不倫する仲に。これは
荻野目の覚悟だった。「いつかギラギラする日」、ショーケンも居た筈だが
知らなかったんだな。
川島雄三監督も秘密主義で撮影後は謎だった。渥美さんみたいな感じ。
川島は正妻もいたわけだが、愛人が数人居た。日活のアパートに住んでいた。 >>749
市川崑監督と有馬さんの関係は知らなかった、
今と時代が違うから世間の目は特にきびしくなかった、っていうか
そんな映画関係者の色恋沙汰に関心をもつヒマがなかった 女優さんは職場結婚以外は婚姻はきいちゃいけない風潮だったらしいし。
偉い人の妾だった女優も多数だしな。
高そうな婚約指輪を付けて撮影所に来た女優を叱りつけたターキー。
夏木陽介も生涯独身だったが、黒柳に80年代に「結婚してるの、あーた」
ってきかれて、独身を公表。渡も子供の存在は20年前に公表した。
映画スターはミステリアスでないとな。 プライベート部分を隠していても、実力ある人は映画界で
やっていけるでしょう。渥美清さんなんてプライベートな生活は誰も
知らなかったそうだ。
原節子さん、京マチ子さん、、、みなプライベートな生活は明らかに
されていません。 木村文乃離婚してたんだ、多部ちゃん結婚してたの。こんな感じが
いいよね。気にするのはアイドルだと思う。
化ける、夢を売るのが商売だし俳優は婚姻なんて関係ないからね。
三國4回、ベルさんは5回結婚。いいですね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています