□ 天国と地獄 ■ 2 [無断転載禁止]©2ch.net
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「フン!オレの気持ちが貴様らに分かってたまるか、フン!」 >>661
どうれ、このじいじが教えてあげようかね。
わしの爺さんやおやじは、「よろん」ゆう
よったのう。輿論や。神輿や、みこし。
神輿が勝手に歩ける言うんなら歩いてみいやっ!!
昔はよろんよのう。
戦後やろうのう、せろんゆうてがいにいいようる
ようになったんはのう。
まあ、あの映画のセリフで、せろん、ゆう言葉は、
世間の同情、共感するこころ、ちゅう意味で
使われとるけんね。社会の意見・考え、ちゅう、
むかしからのよろんの意味とはちょーと、
ちがうんかもしれんね。
あの映画ではせろんでええんかもしれんなぁ >>644
ラジオ番組どころか新聞を筆頭にテレビも普通に感情的で偏ってた
60〜70年代の新聞読むと分かるけれど恐ろしいぐらい主観的で一方的だよ つーか、あの程度で感情的とか言ってる奴は
ここ半世紀、ラジオを聞いたことが無いのかww 世論をよろんと読むようになったのは、新聞社の世論調査が一般的になった70年代後半くらいからでは?せろんちょうさとは言わんからね。
今でもせろんという老人は多いから、60年代まではせろんが優勢だったのではないかと。 しかし警察ってあれだけ一生懸命やってくれるもんなんだろうか
だとすれば心強い
無理ですよとか、そんなもんですよとか言って
なんとかして自分らの仕事を少なくしようとするような体質の組織だとしたら
被害者としては恐怖だよな
加害者の味方の組織なのかと
べつに犯人が捕まらなくてもクビにはならんしね >>668
クビにゃならんが天下りに大きく響く
そこで本人さえ疑問視する人物を人身御供に冤罪を増産する この映画で、最も強烈な印象だったのは、ボースン役の禿俳優w。脚本の構想に合う役者を探したのか、それともあの風貌に合わせて水夫長風の設定にしたのか。
東映の任侠映画では見かけるけど、黒澤映画ではこの1本だけだよね?
一度みたら忘れられない俳優だけど、長い芝居になると、台詞回しが下手という欠点がもろに出てくるから、ちょっと使いにくい役者なのかも。 >>670
石山健二郎さんですね
日本のいちばん長い日でのクーデターを鎮圧させる大佐(やったかな?)役はかなり強烈
白い巨塔の財政又吉もゲスっぽさ全開でよかったですよ >>672
この人いろんな映画に出てますね
クレイジーキャッツのにも出てるし >>673
「香港クレージー作戦」のお金持ちの中国人役ね。
あれは面白かった。 ああ田中軍司令官も石山さんだったのか
ヒゲと迫力で気がつかなかったw >>676
黒沢年男(畑中少佐)に対して一喝するところはすごい迫力 誘拐される方の子役は、小津映画に出てくる弟役の少年だね。 >>677
江木俊夫は日活映画を中心に活動し、石原裕次郎や小林旭を始めとする数多くの日活スターと共演した。
更にテレビ特撮ドラマ『マグマ大使』(1966年 - 1967年)にマモル少年役で主演した。
日活子役時代、撮影所で赤木圭一郎のゴーガート死亡事故の時、赤木にゴーガートに誘われたが、小林旭に食事に誘われ、食事をしている時に事故が起きたのを知ったという。 もしも赤木と一緒に乗っていたら…。
青年期にはジャニーズにスカウトされフォーリーブスの一員として活躍した。 まあ間違いなく生涯の代表出演作だろうな天国と地獄
どの俳優にとっても
しょうもない映画にしかでてない有名俳優もいるが 志村喬と藤田進は重鎮俳優の顔見せ出演ていう感じかな。二人ともさすがに貫禄あるよね。 黒澤明の現場は俳優にとってはパワハラ以外のなにものでもないが
映画が永遠に残るから難しいところですな 現代の基準だと、やれパワハラだとか言うが、一人を見せしめに徹底的に追い込んで公開リンチショーにされたりは、自分が学生の頃でも不通にあった。
それがさらに大人の映画撮影だと、厳しかったということだけやろ。
何をやっても絶対にダメ出し、なんて、ついこの前まで普通にあったことと思う。
最近はなんでも、なんとかハラだから、みんなやたら敏感になっているのだろうが。
何とかハラと、うるさいばかりだと、いい映画も作れないかも。 雀荘みたいな雰囲気の捜査会議シーンが好き
刑事ドラマの捜査会議シーンは学校の教室みたいで嫌い 白黒の黒澤映画でタイトルテロップ書いている人誰?
力強い達筆で黒澤映画にドンピシャだよね。「天国と地獄」の題字もなかなかのものだが、なぜかスタッフロールに名前がない。貢献大なのにな。 昔の映画って黒い背景に白い文字でタイトルがバーンっと出てるけど、白のインクはどこで手に入るんですか? >>684
野良犬とか羅生門、七人の侍のころも
パワハラ現場だったのかな?
みんなのびのびしているような気がする
七人の侍のあと
専制パワハラ的になっていった感じがする 7人の侍では、ごろべえさんが公開パワハラされて、劇団?の後輩の利吉さんは、つらくて見てられなかったそうだ。 >>688
ネタかもしれんが一応マジレス。
白地に墨文字の原紙を反転させて撮影し原版フィルムを作成する。 >>691
なるほど!
>>692
どういうこと? >>688
白インクではなくて透明インクだ
フィルムのその部分が透明の素遠しになっているから、映写機の中の灯りがそのまま白いスクリーンに届く >>689
七人の侍で馬を使った撮影の時に
助監督「危険すぎます!せめて役者のカツラに鉄を」
黒澤「それじゃ不自然になるから駄目だ」
助監督「役者が死ぬかもしれませんよ?」
黒澤「そうなったら仕方ない。死ぬと決まったわけでもないだろ?」 >>688
オープニング・クレジット(タイトルシーケンス)は、
映画の導入部としても大事な部分ですから、
その一部といってもいいでしょう。
センスですね。
最近はCGIで凝ったのがありますね。
古いのなら、
「素晴らしき哉、人生!」(1946)
なんかいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ZjuNzOB1z8I
ヒッチコックの「めまい」(1958)もいい。
https://youtu.be/-DU0IVmBgsQ
おなじく「サイコ」(1960)も、
https://youtu.be/s4L9J-CUAl8
昔は、いっぱんには白地に黒で描いて反転ですよ。
https://i.imgur.com/bBcAxV8.png
「ほら、きれいな煙だよっ!」の場面はプリントへの着色ですね。
「戦艦ポチョムキン式」 >>682
藤田進、一言も発せず、すべて仲代達矢に任せる姿が
高級警察官僚のようでよく似合います。亀井静香のような
政治家になったのでしょうか?あれから。
彼の代表作は、「姿三四郎」ですよね?これじゃなくて。
https://i.imgur.com/euHO0XP.jpg >>672
ボースン:
「なかまどうしを殺しあわせるんだ!w」というひどい親父でした。
https://i.imgur.com/z6xz4iF.jpg
ドブ川沿いに歩いてきて、大八車を通り過ぎて電気店の角を入る、と。
電気器具 修理専門店 と看板にはありますが、
修理したのを店頭で売っているのですかね?
新品ではないような感じですが。
中古修理品を中心に売っている店もあったのかと。
https://i.imgur.com/oh0sdUB.jpg 以前、ニセの脅迫状がよくバレなかったな?という書き込みが
ありましたが、するどいと思います。
二つを比べると似てはいますが、偽物では、本物では使われて
いなかった「漢字」が幾つか使われている。
字数が多くなって、文字のサイズが小さくなってしまっていますね。
(使われている便箋は同じです。)
これは、竹内に怪しまれる可能性のある「要素」だと思います。
ヤク中管理人たちを診察していました。まあ、どんな文章
を書く患者かどうかは知らなかったのでしょうけど。
彼もずぼしであわくっているでしょうから、それを手元において
冷静に読み込む余裕もなかった。
偽物手紙最後の、
「お前の云う事は、
きかない」
という改行が、本物の最後の部分の改行と似せているのですが。
2つの場面を見比べると、スクリーンとカメラのアングル、
その手前の機材の位置関係が同じなので、つづけて短時間で2つ
のシーン(文面を写した部分)を撮影したのでしょうね。
https://i.imgur.com/77gbsvI.jpg >>694
黒い紙を透明にするインクがあるってことですか? >>695
やっぱりベネチアの受賞で暴走したな
まわりもなんも言えなくなった 結果的に1人死なせてしまうことになる警察の主犯泳がせ策が公開当時に非難されたらしいが、警察がマスコミにおとり捜査の依頼をする場面があるよね。
身代金の一部が見つかったという偽情報を記事にするよう仲代が記者たちに頼むシーン。
いくら犯人逮捕のためとはいえ、新聞がわざと偽記事を載せるなんてこと、昔は本当にあったのかな? >>699
ニセ脅迫状は筆跡が重要で使う漢字や改行はどうでも良かったのではないの?
あと、スライド上映時のカメラアングルが同じだとは今まで気が付かなかったよ。
凄いなぁ。 竹内が共犯夫婦に高純度のヤクを渡したあとにすぐ確認に行かなかったのが謎。俺が犯人なら、家の付近に潜んで様子を探るけどな。少なくとも手渡した翌朝一番に確認に行かないとおかしいと思うが。 >>711
確認しに行って近所の者に不審がられるのを避ける為です。 竹内は伊勢佐木町から腰越の共犯者別荘までタクシーで移動したはずだけど、
これも捜査の手が入ると一番にバレやすいと思う。
警察が横浜市内のタクシー会社に「腰越まで客を乗せた運転手はいないか?」と
聞いて回れば犯人の特定に結び付いてしまう。
また、竹内は帰りはどうやって横浜まで戻って来るつもりだったのだろうか?
今もそうだけど、深夜の腰越付近に空車の流しのタクシーなんか走っていないw 細かいとこほじくり出したら、いろいろとほころびがあるよね。
あの鞄は、犯人にすぐ破棄させるように、わざと派手なデザインのものを用意したとのこと。
そんな目立つ鞄を、自分が勤務する病院の焼却場に持って行く犯人。
そして、こっそり自分で焼却するならともかく、他人に手渡してしまう無神経さ。とても知能犯とは思えない杜撰さに首をかしげたくなる。 こんな映画があったら面白い!
しかし単に面白いだけではダメで
こんな犯人は徹底的にとっちめないと
映画として倫理的に許されない!
という感じだろうな黒澤明は
それでこういう映画になった YouTubeで淀川長治が
悪を描くのは良い
しかし描きっぱなしはダメで
悪いことをしたらこうなるぞ!
という結果を描かないと許されない
と言っていた >>715
ブリキは燃えねぇってんだよ親父は箱の中身を確認せずに箱ごと鞄を燃やしたのかね?
俺だったら中身を見て「おっ、高級そうな鞄じゃねぇか!」の流れで売りに行くw モノクロの背景に煙突から立ち上る牡丹色の煙。
この場面を撮るために作った映画だから、野暮なことは言いっこなしで。 まぁ、まぁ、田口くん、あまり突っつかないでくれたまえ… >>715
>>そして、こっそり自分で焼却するならともかく、他人に手渡してしまう無神経さ。とても知能犯とは思えない杜撰さに首をかしげたくなる。
オマエの知能に首をかしげたくなる。
紙切れならともかく、大きなカバン二つをどこでどうやって
こっそり自分で焼却するんだよ
>>718
>>俺だったら中身を見て「おっ、高級そうな鞄じゃねぇか!」の流れで売りに行くw.。
そうなったら犯人に有利だなww どうやっててあーた、焼却炉に投げ込むだけでいいやんか。カバンはブリキじゃないからすぐ灰になるだろ。
他人に渡して転売でもされたらすぐにアシがつくやないか。なーにが犯人に有利だ。アホか。 鞄に重石を入れて竹内のアパート近くのドブ川に捨てる手もあったな。
仕込んだカプセルが水分を含んで猛烈な悪臭を発しても、ドブ川は元から臭いからバレないと思う。 ピンクの煙はどのくらいの時間出てたんだろう。
もし子供たちが気づかずに、住民からの問い合わせもなかったとしたら。 映画なんか見るのは止めなさい
そうすれば、こころ穏やかに生きられます・・・・たぶんw >>723-725
なんというか・・・実に痛々しいww >>718
そんな感じで竹内アパートの周りの中古雑貨店とかで売っていそう。屑屋はそんなところに売りにいくんだろうし。ただおじさんのキャラ的に燃やすことにしか関心なさそうな雰囲気ではある。 色がついた煙が焼却炉の煙突から出ていた時間は
短かったでしょうね。
あの場面でも、煙の最後の方(煙突口の近く)では、
薄くなっていましたからね。
カバンに仕込むときの、ポリ袋の大きさからいっても
燃焼して出す煙の量は多くはなかったのでは?
https://i.imgur.com/WEV8Xx1.jpg
焼却炉はおっちゃんがいつもいたでしょうから、
自分でこっそりと燃やすのは難しかったでしょう。
おっちゃんも、病院で燃やすのは医療廃棄物が
多かったので、いちいち中身を確かめる気がなかった
のかもしれません。
証拠隠滅に焦った竹内の敗北ですが、あの何気ない
カバン仕込みの場面が、あとで劇的な展開の開始と
なるというところがシナリオのうまいところでしょう。 観たかどうかすら思い出せない映画がほとんどだが
黒澤明の映画は絵が浮かんでくるね
天国と地獄は
特急のシーンと煙突の煙だろうね 大きなカバン二つをどこでどうやってこっそり自分で焼却するのか
答えられずに逃げたかww
>>あの何気ないカバン仕込みの場面が、あとで劇的な展開の開始と
つーか、何気ないも何も、あの場面を見ていて、あの仕込みが功を奏すると
予測しない観客はいないと思うが こんなことでもなにかのきっかけになれば、と戸倉が言っているのは、そのための付箋やな。 仲間に入れという重役連中の提案に「考えておこう」という返事ができないところに権藤の傲慢な性格が出てるね。こういう場合、喧嘩腰になると相手は警戒して計画がパーになりかねない。
実際、株を買い集めても「際どい勝負」なのだから、ここはポーカーフェイスでいくべき。金持ち喧嘩せずとはよく言ったもの。やっぱり成上がり者の欠点が大事な局面で出てしまうね。 現代だったら…
権藤「このGPSを仕込むなら、ここですがね。このバッテリーなら、ここだな。」 >>737
権藤さんは理想の靴を作りたい職人なんだってば。 しかし昔の映画は長いね
三時間半観客を飽きさせない
造りには感服する 現代ではやはり天国と地獄は無理があるのだろうな
現代ではどうやれば天国と地獄が作れるだろうね
いろいろテクノロジーが発達しているから難しいな グリコ森永事件のような事件が
現代でも可能なのかどうか >>742
グリコ・森永事件のような犯罪なら可能でしょう。複数犯だったし。
しかし、高速道路から落とす、というのはすでに陳腐化しているので、
金の受け渡しを考えないといけませんが。ネットを一部のプロセスに使うとか。
竹内のような「誘拐して、脅して、苦しめて、金をとって、罪を軽くするために返して」という
やりかたは非常に困難でしょう。しかも単独犯で。
誘拐して、殺して、遺体の一部を送りつける、というのがオチかと。 「よしのぶちゃん事件」の時には犯人・小原保(死刑)の指定した身代金受け渡し場所にトラックの荷台でシートを被って捜査員数人が張り込んでいたが逃げられた。
(この時既によしのぶちゃんは殺害されていた)
その後、オレの身近で発生した幼児誘拐事件では、借金返済に困った男が2歳の幼児を誘拐。
電話で身代金を要求した。
指定された上野駅待合室で被害児の父親が犯人に声を掛けられ、張り込んでいた捜査員にあらかじめ決められていたサインを送ったが、捜査員がサインを見逃すという失態を犯し、張り込みに気付いた犯人には逃げられた。
この時には犯人は既に被害児を殺害していたが、その後も20数回に渡って強迫電話を被害者宅に掛け続けていた。
数日後、犯人は目撃証言により逮捕され、一審は死刑、二審は無期懲役。
でも、幼児の命は帰らない…。 この映画での教訓。
営利誘拐は単独でやれ。
決して赤の他人を共犯にするな。 この映画での教訓
営利誘拐なんて成功率の低い犯罪を犯すな
もっと頭を使って、成功率の高い大金の手に入る犯罪を考えろ グリコ森永事件とかすごいよな
異常としか言いようない
素人がやったら一発で捕まりそう
ポイントがわからないんで スレ違いですが、
日馬富士ー貴ノ岩事件は、当事者たちの証言が食い違っていて、
『羅生門』みたいですね。
皆が嘘をついているのでしょうか? >>715
何一つ矛盾や綻びがなく最初から最後まで完璧な映画なんてこの世にないだろ?
所詮人間が作るものだしそれが当たり前だ 犯人の様子を窺うだけなのに、わざわざ花と果物を持ち見舞客を装う木村功。あれって警察の捜査経費で落ちるのか?
藤田進から「バカもん、余計な金遣うな!」と怒鳴られたんじゃないか? >>757
俺もそれ思っていたw
籠盛りの果物は捜査本部での3時のおやつになったと思う。 >>757
どうれ、このじいじが教えてあげようかね。
あのころはのう、あがいなお見舞の品は普通じゃった。
いまは、はやらんがのう。昔は、普通の人でもだいじな
人には持っていきよったもんよ。病院に見舞いに行くとき
にも、いっちょうらの服着よったんで。
果物屋に、お見舞用の果物かごセットは売っとったで。
いまもあるんやないかな?病院の近くには。
まあ、あれは、「映画の記号」よのう。すぐにばけちょる
いうのが見とるもんにわかるゆう。
あんとき、木村功は、竹内とどがいな状況で接触する
ことになるんかわからんかったけん、精一杯見舞客を
装える格好をしとったんやろうのう。
刑事はずるがしこいけんのう。
わしもパクられたときにはおうじょうしたわい。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています