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捜査会議で、「お婆さん耳が遠くて」、とあったが当時は、
単に婆さんという言い方はしなかったのだろうか? >>373
同じ人たちですね。
失礼しました。
角度が違うので、メガネおっちゃんと木村功の間の席が見えていませんでした。
やはり、「原典」で確認しないといけませんね。 >>375
ん?映画では「婆さん」と言っているぞ。
「この店番の婆さん、目が悪いし、耳は遠いし、処置なしですわ」 じゃ、次。えー、お子様が言ってた富士山と海。あれから何か割れたか? >>377
「例のクルマ、白ナンバーだったとあのお百姓さんが言っています」では
「お百姓さん」と「お」「さん」を付けているよね。
妙に丁寧過ぎて違和感を感じるわ。
警察内部での会話だったら「百姓」か「お百姓」だと思う。
>>380
違う!
「じゃ、次。えー、子供が言ってた富士山と海。あれから何か割れたか? 」だよ。
わざと「お子様」って書いただろ?w >>381
バレたか!w
ガード下のタバコ屋は捜査の役に立たなかったから「婆さん」
牛を連れた人は捜査の役に立ったから「お百姓さん」だったのかも。 >>382
皆が忘れた頃に「おしっこする所おじさんに見せてもらえるかな?」 を
書き込むのもお前さん仕業だろう?w
なかなか鋭い考察だなw >>382
捜査結果を報告する刑事の違いでしょう。
単なる性格や、普段使っている言葉遣いの違い 「重役どもは論外ですがね!あいつら誘拐犯に勲章でもやりたいツラでしたよ!」 昭和30年代後半、差別に敏感になってきた
言葉刈りが始まったのもこの頃だよ
女中というのもお手伝いさんになった
百姓をお百姓さんと言ったのもそういう事ではないか
七人の侍のセリフを意識したのもあるかもしれない >>387
おい、懐かし邦画板で20年以上もデマを書き続けている妄想ボケ爺
ほれwww
女中譚 (朝日文庫)2013/3/7
女中がいた昭和 (らんぷの本)2012/2/22
伯爵家女中伝 1 (ヴァリアントノベルズ)2015/11/2
女中奉公ひと筋に生きて1996/9/25
江戸奥女中物語 (講談社現代新書)2001/8
女中たち バルコン (岩波文庫)2010/12/17
“女中”イメージの家庭文化史2004/6 このキチガイジジイ>>387は小津スレでこんなレスをして生き恥を晒してた
748 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2017/08/09(水) 20:52:30.19
ID:tSVsJ+Zp [2/2]
そうか、AVの世界では未亡人は普通名刺なのかw
でも、テレビの地上波で夫に先立たれた妻のことを未亡人なんて言ったら、絶対に抗議が来ると思うよ。
少なくとも、この20年くらいは、テレビや普通の映画で未亡人という単語は聞いたことがない。 >>387
確かに「お手伝いさん」ですよね。
「お手伝いさんたちも、何か心当たりがあったら遠慮なくおっしゃってください。
えー、ご用聞き、牛乳配達、植木屋、屑屋、押し売り、えー、そのほか、この家に
出入りした人たちを残らず思い出して下さい。」
当時「屑屋」に対して「廃品回収業者」なんて言葉はまだ無かったのかもねw その後、子供に怒鳴る運転手が、運転手とはこの程度の人達、と言う意識があると思った。 そして自分で自分にレスを返して
誤魔化す、という
いつものパターン >>392
「進一!もっといろんなことを思い出すんだ!」
のところね。
あのシーン、進一の親父が会社のエリート重役だとしても大人達が必死なのに純が進一の肩を
叩いて遊びに行こうと誘い「もう良い?」なんて言ったら、そりゃ怒鳴るでしょうw この時代はまだ「百姓」は差別語にはなっていないと思う。
「お百姓さん」というのは百姓を丁寧に表現した言葉かな。馬鹿丁寧に聞こえるが「お百姓」という言葉をもっと丁寧にしたイメージ。特に差別を意識したわけでなく、庶民が普通に使っていた言葉だと思う。 どうれ、このじいじが教えてあげようかのう、
あのころはのう、農業従事者の方々はのう、みんなのう「百姓」いうとったんじゃのう
じゃからのう、「お百姓さん」は、普通のひとの普通の言い方じゃったのう
「農民」とかいわんかったよ、革命家じゃないけんのうw
じゃがのう、あのころも映画でのう「あの百姓が・・」ちゅう言い方は、やっぱちょっと
ええ気持ちはせんかったんやなかのう、映画みよる百姓らはのう。
あのころは、みんな映画みにいきよったけんね
いまでも、わしのまわりのお百姓さんは自分のことを「わしら百姓は・・」言うよるけんね
わしはもうべんじょいって寝るけんね
https://i.imgur.com/JzexB4a.jpg 権藤が破産したあと、あの運転手はどうなったのかな?
それはともかく、マグマ大使と比べて江木俊夫の父親のルックスが違い過ぎるのが笑える。 >>400
そういうことじゃないよw
じいじの方言が「のう」とか「けんね」なので気になったのよ。
「くやしいのう」の「のう」だから広島出身かもな?w >>401
横浜だから「都市交通」のハイヤー部に転職したかもなw >>401
あの運転手は権藤が個人的に雇ってたのか? >>404
おそらくそうでしょうね。
もう、会社に行ってもらう必要がなくなった、と権藤さんが言ってましたから、
会社に雇われた(車両部などの)運転手ではないでしょう。
車内の会話などの守秘も大事でしょうから。権藤さんの性格だと敵も多いし。
https://i.imgur.com/j3qslhs.jpg >>407
おしっこするとこ・・・
このスレのおかげで、仲代達矢、まともに観ることができません。
「人間の条件」でも、『おしっこ』が頭のなかにこだまして
もしかして、報道ステーションでも、
https://i.imgur.com/XcgRGRv.jpg 確かに、権藤宅での人物の動きとそれを追うカメラの動線は、きっちりと決められている感じがして、まるで完璧な舞台劇のように感じられた。
この作品は、舞台化してもかなり面白いと思う。つーかもうされてるのかな? >>404
「そしたら旦那様は、こうおっしゃるじゃありませんか」と言っていたから権藤氏が
個人的に雇っていた運転手で間違いはないと思う。
会社に雇われた運転手だったら「そしたら権藤常務は、」と言うのではないの?
また、権藤氏が運転手とは別にお手伝いさんを3人も雇っているのは凄いね。
権藤氏は役員報酬を相当貰っているよなw 運転手の子供は、父親がいつもへりくだって生きているのを目の前で見て可哀想に思う。 運転手の子供は、父親がいつもへりくだって生きているのを目の前で見て可哀想に思う。 >>420
青木進一君もいつも権藤純君に気を使っているのではないのかと想像してしまう。
西部劇ごっこの玩具一式も純君の所有物だろうしな。
中学に進学する時には、進一君は近所の公立中で純君は有名私立中に行くのかな。 探偵ごっこは困りますなあ とか、お父さん可哀そう。
黒澤監督の運転手に対する侮蔑の感情と、権藤のような這い上がった成功者に対する憧れがよく出ている。 この前の上大岡のTOHOシネマズでやった上映会の様子がupされてた
町山智浩氏が語る20世紀名作映画講座「天国と地獄」前編
https://www.youtube.com/watch?v=vASo64XDRwE 飢餓海峡もだけど天国と地獄も解放同盟の言いがかりとは別の意味で部落問題も隠し味にしてると思う。 靴職人からの成り上がりだからだろ。
権藤が妻に「お前は貧乏な暮らしを知らないから」と叱責する場面がある。
ここで、権藤が若い頃いかに最底辺の生活を強いられていたかが分かる。
この時代、靴職人といえば被差別部落の職業というのが一般的認識。
観客は、ここで権藤の出自が暗黙のうちに理解できる筋書となっている。 寝付けないから、何度も観た古い映画で退屈しながら、眠りにつこうと思ったら、これを選んでしまった…○| ̄|_
引き込まれちゃった…
仲代達矢刑事、キタ━━━(゜∀゜)━━━!! >>429
ってことは…
伶子夫人は「その系統の成功者の娘」と考えてよいのか? >>429
また懐かし映画板を徘徊する妄想ボケ老人のタワ言が始まったかww
確かに革をなめす仕事は被差別部落と強く結びついているので
革を使う靴、鞄の仕事は差別的に見られた時期があったらしいが
黒澤が権藤の人物設定に求めたのは何よりもまず叩き上げの腕のいい職人ということだろう。
理想をもって物作りをする人間だということが重要なのはアホでも分かる
夫婦のやり取りを見ると、恋愛結婚ではなくお見合い結婚だと断定して良かろう
もし権藤が被差別部落出身なら、まだ差別が強かった60年代初頭に
いいとこのお嬢様が部落出身者とお見合いするか?
親が許さんだろ
>>431の言うように「その系統の成功者の娘」なら
尚のこと、結婚は避けるだろう
ちっとはものを考えてからレスしろ キチガイ爺が どうれ、このじいじがおしえてあげようかね。
むかしんことは今のわかいもんは知らんじゃろうけどのう、
この映画の頃はもうそがいな差別の見方はすくなかったのう。
いまはネットで興味本位で言われちょるけど、字でかかれておるほど
あのころはひどいもんじゃなかったのう。
ないことはなかったがのう。
まあのう、皮ゆうてものう、なめし革にする人らとのう、
その革をつこうて加工する人らが別におるんよ。
もう、革あつこうとる人らも減ってきとってのう。
映画のころでも少のうなってきとったで。合成皮革の靴が
ようけでまわっとったけんね。
これからはTPPでおおごとよ。もうおらんなるで。
映画のなかでは、そげな差別のみかたはかなったんやないかのう。
>>432さんのいうとおりやないかな。
靴職人で差別されるっちゅうのは『橋のない川』で出てくらいのう。
古い映画もあるけん若い人らはいっぺん見てみてつかあさい。
あんたらも差別されんようにのう
https://i.imgur.com/HxS8J16.png 没落した元上流階級の家庭だったら、過去を問わず大金持ちの男に嫁がせるのでは?
身分にこだわるのは生活に余裕がある場合だろ?
時代を問わず、人間は金には弱いよ。 関東はうどん職人でも革職人でも技術のある人をわざわざ差別はしてないよ。そこが大阪民国との違い。
少なくともかつては細民だった革職人見習い少年が技術と人格で浅間台の高台へ。
医学部行ける秀才だけど乞食谷戸に繋がる小汚い地獄暮らし。
と言う暗喩はあったんじゃないかな。
因みに自分は母方の実家が七里ガ浜、大学までは上大岡で暮らしたので色々リアリティがあった。親も近所の大人もゴミやさんを、さん付けで読んでいて蔑んだトーンは全くなかった。
H台で車のスクラップから抜いたガソリン売っていた人は凄みがあったなぁ。大型犬たくさん飼っていて。
ヨーカドー上大岡天近くの、クマを鉄格子で飼ってた会社?も凄みがあった。
一部の在日不良の様に積極的に悪さする人たち嫌われてたけど、手に職あゆ人に差別する大人はついぞ見かけなかった。
転勤で京都に行った期間の常民と同和地区の対立には驚いた。関西は日本じゃない、と感じた。今は都民だねど京都のバスと都バスでは運転の温厚さが段違い。 製作側が、ことさらに差別問題を意識させようとする意図はなかったように思う。原作でも、主人公は製靴会社の倉庫番から重役になった成り上がりという設定だし。
ただし「天国と地獄」という題名が示すように、当時の日本社会における富と貧困という格差問題を盛り込むことによって、単にサスペンス映画ではない重厚な社会派作品にしたかったのだと思える。 >>438
この記事が一番温かくて好きかな。DEEP案内は小馬鹿にしてるから現地の人々にインタビューできないし軽々しい。
http://hamarepo.com/story.php?story_id=3546 英語の題名は"High and Low"で、三船の職業が人間の一番”Low"の部分を受け持つ靴の会社の重役であることを指摘していた人がいた。 >>442
原作はそうでしょうね。黒澤明はそれとは別に横浜の土着地誌にも造詣が深かったのかと。 この映画の前半は、権藤さんの家(Hight)でストーリーが展開しますが、
後半(子供が戻った後)は、刑事たちが捜査する、そして犯人がのたうちまわって
いる下町(Low)で展開します。
彼の居間はHighであり、彼が窓をあけると騒音(Lowからの音)が入ってきて、そこで
双方の対照が示されます。
刑事たちが電話ボックスを調べる時に、小汚いドブ川の水面に権藤邸(High)が写り
対照的に竹内のアパート(Low)が描写されます。
最後のほうのヤク中たちの街はLowでしょう。
別荘番の共犯者の生活はLowですが、その別荘の持ち主の生活はHighでしょう。
権藤さんは、一度HighからLowに落ちかけますが(落ちたが)、最後に竹内と
会ったときには、やはり権藤さんはHigh、竹内はLowにいたという。
そしてそれで終わりです。
別に、靴が人間のLowという意味は英語にはありません。
単なる「天国と地獄」の翻訳でしょう。
“Heaven and Hell”のほうがよかった、という評論も海外(英語圏)では
見られます。
https://i.imgur.com/wlM9Wi1.jpg >>442
また妄想ジジイの脳発作かww
このキチガイはどうしても靴職人を貶めたいらしい 原作が製靴企業の重役だからそれに従ったともいえるが、日本では皮革業界への偏見がまだ根強い時代、社会格差問題を隠し味とするのにドンピシャリだったのかも。
脚本の橋本忍は「砂の器」でも差別問題にそれとなく踏み込んでいるし。
「天国」に住む大金持が世間から偏見を持たれる皮革職人出身で、「地獄」で苦しむ極貧男が医師の卵という皮肉な対比も興味深い。 >>447
>>それとなく
いやいや、 「それとなく」のような程度じゃないでしょう
がっつりとほぼ正面から取り組んでいますよ
もう一度ご鑑賞ください。
差別に偏見を持ちすぎw
https://i.imgur.com/cFIbUiS.jpg 20年以上、黒澤関連スレでキチガイ妄想を書き連ねている
認知症ジジイ>>447 にマジレス返さんように >>447
刑務所の権藤さんからの質問に対する山崎努の表情から虐待され突き放されながら勉強だけは出来た少年時代を想像してみた。
因みにモデルは横浜市大医学部ですか? >>450
どうでしょうかね?
母親はかなり竹内を愛してくれていたのではないかと思います。
彼女による虐待など無かったでしょう。(父親のことはまったく出てこないし、出て来る必要もない;
むしろ無い方が見るほうが想像する余地があって効果的)
「めそめそした・・・」という台詞もありますし。
彼は貧乏でしたが、精神環境としてはいたって普通の育ち方をしたのではないでしょうか?
貧乏ゆえのヒガミ精神を強く持つことになったとは思いますが。学校で嫌な思いもしたでしょうけど。
あの時代の大学生だった、ということを考えると、あまり生育環境は問題ではなかったような
感じです。
https://i.imgur.com/9wjfd24.jpg 無給のインターンとはいえ、一応医者のたまごなんだから、誘拐事件起こす必然性があるのかな?
と、初見当時には疑問を感じた。誘拐犯て、無学のチンピラか、借金まみれのギャンブル狂というイメージがあったからね。
再見してみると、実行犯夫婦がヤク中なので、モルヒネを入手できる職業というとこで、インターン生に行きついたのかな、とも思った。 亡くなった2人はシャブセクしてましたか?
裸で亡くなってたんですよね? >>453
以前は、やっていたかもしれませんが、
死亡した時は、パコパコしていなかったと思います。
薬は即効性なので打ってすぐにもがき苦しんでショック死
重なる間もなかったでしょう。
画像では、いちおう上っ張りを着ているような感じです。
https://i.imgur.com/LrNITPM.jpg
https://i.imgur.com/8sAbFUb.jpg
きれいな花がたくさん咲いているのが怖いね 山崎努が金網をつかんで叫ぶラストシーンは「真昼の闇黒」と同じだね。脚本はどちらも橋本忍だからそうなったのかもしれないが、黒澤があの超有名なシーンの二番せんじをよく採用したなと初見当時は思った。
ところが、最近町山の解説であれは山崎のアドリブだと知って驚いた。山崎の演技があまりにも真に迫っていたので黒澤はOKしたのかな?
どちらにせよ、山崎の演技プランに「真昼の闇黒」があったことは間違いないとは思う。両作品のシーンの意味合いは正反対ではあるが。 町山の解説によると、当初のラストは山崎との面会を終えた三船が帰り際に拘置所の出口で仲代と会話を交わしてジエンドだったらしい。
黒澤は仲代に、ヘンリー・フォンダ風の演技を求めたらしいが、なるほどこのラストならフォンダ主演の「12人の怒れる男」っぽい。作品自体も似ている部分があるし。
ただ、このラストでは観賞後の印象がまるで違ったものになっていただろう。 >>457
確かに現状の完成版のラストで深みが出ましたね。
刑事さんと被害者の会話では勧善懲悪に成り下がった可能性も。 脚本通りに権藤と戸倉がラストだったら、それはそれで実にいい余韻名を残したと思う。
切って正解だわ、とか、オマエ、何様?と思うが、実際のラストを見ると、これ以外無いと誰だって思うわな
町山の解説は「創ると云う事は素晴らしい」とクライテリオンBDの特典の受け売り
しかし、これほど有名な映画なのに、町山のように今だに
誘拐だけでは罪が軽いから敢えて逮捕せず泳がせて殺人をさせた、と
思ってるアホがいることが理解できない それから、町山が音楽について語っていることは
西村雄一郎の『黒澤明 音と映像』からの受け売り >>461
泳がせた結果、死ななくてもいい人間が死んでしまったのは事実なのでは?
刑事に「ヤク中患者など死んでも構わん」という思考がなければ、ああいう捜査方法はとらないと思うが?
バカだのアホだのという幼稚な罵倒はなしで、論理的分析をもとにレスしてね。 >>463
>>刑事に「ヤク中患者など死んでも構わん」という思考がなければ、ああいう捜査方法はとらないと思うが?
オマエは居眠りせずに映画をきちんと見直せ >>451
すごい、静止画にすると益々良い演技と撮影だと思います。父とは対立あり、権藤さんへの投影と嫉妬とか?。
当時は公立大学生なら医学生でもあのボロアパート?は普通なのが何か訳ありなのかとか勝手に想像するのも楽しい(語弊がありますが)ですね。 仲代ら捜査本部の目論見とすれば:
(1)高純度のヤクを与えたのに別荘番夫婦が死ななかったことを竹内が知る
↓
(2)再度、高純度ヤクを入手して殺害しようとする
↓
(3)そのヤクを入手する現場を確認する
↓
(4)それを持って別荘に向かう竹内を確認する
↓
(5)そのヤクを持って別荘にやって来た竹内を逮捕する
上記(3),(4)がなければ逮捕のための作戦行動が難しいし、
そのステップ(事実を押さえること)は逮捕のあとの取り調べや裁判で重要な部分。
しかし、捜査本部にとって予想外だったのは、
竹内による(3)の入手と(4)の移動の間に、彼が、
(3.5)前回の失敗を繰り返さないように、確実に別荘番夫婦を殺害する
ことができるように人体実験をする:という行動でしょう。
竹内が医師(インターン)であるということから、そのような「医学」実験を
するのではないか?ということは「結果論」としては予想できたかもしれません。
前回の殺害計画において、バイヤーに騙されて「偽物の純度の高くない」ヤクを
つかまされた、と考えて今回は確実にやろうと思ったのでしょう。
「前回はだめだったじゃないか!」とクレームをつけないのが彼の頭の良いところです。
まあ、ツイスト踊っていた女は、前回のヤクのバイヤーではなかったのでしょうから、
クレームのつけようがないし、それであしがつく可能性もある。
そのような推察力と慎重さを兼ね備えていた「正真正銘の畜生」だったということですね。
ただ「どうして前回死ななかったのか?」ということは考えませんでした。
https://i.imgur.com/KAPmoHk.jpg >>467
修正:
『バイヤー』ではなくて
『セラー、売人』ですね。 結果論うんぬんではなく、誘拐事件の容疑者として、すでに逮捕要件が十分だったのに、逮捕に踏み切らなかったことへの捜査方法の瑕疵が最大の問題点。
これによって、死ななくてもよかった人物が死に至っている。
当時の(今も?)警察ならやりかねない問題のある捜査方法だが、これに対する批判的視点がまるでないことへの批判が、公開当時に指摘されたのだと思う。
黒澤作品では「悪い奴ほどよく眠る」でも、刑事が「奴らはもっと悪どいことをしているんだ」といって違法捜査を正当化するシーンがある。
ここに「悪党はどういう手段をとっても懲らしめるべき」という黒澤の思考がみてとれる。
真っ当に生きている人物を窮地に陥れた極悪人は死刑にして当然というものの考え方が黒澤自身にあったことは明々白々。
三船と仲代が並んで歩く西部劇風のラストシーンにならなかったことが救いではあるが。 >>467
あのセラーの女優さん、何とも迫力があります。用心棒でも会社の役で登場してますがなんか凄い存在感。
陽炎座の梅毒の人みたい(神々の深き欲望のとり子さん)。 >>469
オマエみたいなつまらない奴が「椿三十郎」を見たら発狂するんじゃないか?
三十郎は、罪が無いであろう人たちを大量に斬ってるし あ〜 それから
>>誘拐事件の容疑者として、すでに逮捕要件が十分だったのに、逮捕に踏み切らなかったことへの捜査方法の瑕疵が最大の問題点。
馬鹿なのか? 二人の人間を殺したことが明白なのに今逮捕してもそれを律しよう出来ないから泳がせたんだろ
オマエはまず「瑕瑾」という言葉の意味を調べろ
>>当時の(今も?)警察ならやりかねない問題のある捜査方法だが
オマエは当時、警察内部にいたのかww ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています