小津安二郎『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』
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現在、気軽に買える小津作品の廉価版DVDと
ツタヤで借りられる小津作品DVD
の中で、一番古い1932年(昭和7年)作品である
『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』
について語りましょう。 傑作と思う。
昭和初期の東京郊外の様子、当時の新興勢力である、
郊外に一戸建てを構えた都市ホワイトカラー家庭
の生活の実態がよくわかる。 吉川満子といえば、戸田家の兄弟での憎まれ役の印象が強い。
本作では良い役柄、 「お父さん、ちゃんとあいさつしたほうがいいよ」
泣ける 道路は全然、舗装してないね。
雨でぬかるみ、晴れて砂嵐。 最初が引越しトラックのエンコ
引越しトラックが積載重量1000kgだって?
昭和初期
多摩川は清流だったが
既に隅田川はドブ川だったらしい。 >1935年 トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎がトヨタ初のトラック「トヨダ・G1型トラック」を
>乗用車に先駆けて完成させた
らしいから
まだ、みたいだね。 >>1
うちの近所のツタヤでは無声映画はおろか、
小津作品は戦後の数作品しか置いていない。
それに比べ黒澤作品は全作置いてある。 >>21
小型店には置いてないのかな。
online登録なら借りれるのでは? これ小津安二郎監督で一番好きな映画!
長男役の子はまだご健在でしょうか? >菅原英雄
検索してもまだ生存かどうかわからないね。
弟役の突貫小僧は存命のようですね。 岩崎重役の趣味の16ミリ撮影機や映写機
も勿論、舶来、高かっただろうな。
松竹がケチなため、小津の使う映画カメラもとんでもない中古品だったらしい。 >>4
黒澤も同じこといってた。
だから世評の高い「東京物語」もスルー。
小津さんはサイレント時代の方がずっと良かったねって。 >>25
突貫小僧こと青木富夫さんは数年前に亡くなりましたよ。 前:もしもの為の名無しさん :2011/10/15(土) 18:49:19.69
>>446
>住生倉敷市水島営業所
藤田早苗(旧姓)詐欺のセールスレディー
枕営業得意w
川崎製鉄の社宅で多数の男性と
関係を持った
畑山鈴香と同じ
禿同 俺も1度関係を持ち妊娠したといわれ契約した
sex得意な女性 関係を持ち妊娠したと言って
契約を取る
あいつの母親もそんな母親だと思う
自分も川崎製鉄に勤めていた
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
>>29
合掌
あの元気な小僧も鬼籍にいられましたか。 >>27
1929年に城戸社長が外遊で中古品のカメラを買ってきたらしい。
それを戦後も使っていたらしい。
パンフォーカスもできない時代遅れのカメラ パンフォーカス出来るかどうかはライトの強さとレンズの明るさの問題。
マイナー機種でマウント変換もできず、明るいレンズを付けられないという事なら有りうるけども。 >>33
技術的なことは私にはわからんわ。
でも、「市民ケーン」のパンフォーカスを見た
小津先生が嘆いたらしい
「今の日本のレンズでは1人しか見られない」 みなさんはサイレントで見ましたか?
私はビデオの松田何とかって人の活動弁士&音楽付きで
拝見しましたがとても感動しました。 >>36
ということは映画館じゃなくて、そんなメディアがどこかで売ってるのですか? >>37
私は図書館のAVコーナーのビデオで見たので詳しく
知りませんが、この映画に限らず無声映画だと
ビデオor レーザーディスクには活動弁士とサウンド付きで
出ていましたよ。
>>34
レンズがなくても
十分な光量を確保できるだけの照明があれば可能。
黒澤は広角レンズどころか、あえて思い切り絞らないとフォーカス合わない
望遠レンズ使ってパンフォーカスやってたんだから。
>>40
ということは室内ではできるの?
技術的なことはよく知らんが
レンズが明るくないと、その分ライトも半端無く必要。
どっちかあればいいって問題じゃない。 市民ケーンもそうだけど、パンフォーカスには
普通広角レンズを使う。
レンズの特性として、元々フォーカスの合う範囲が
広いので絞りをあまり絞らなくても
パンフォーカスを実現できる。
レンズ自体の明るさとは別に、絞らなくていい=明るいだからね。
だから、普通の広角レンズ使うパンフォーカスなら小津に
やる気があればできてたはず。
レンズが明るくない分を照明で補う必要はあるだろうが。 元々フォーカスの合う範囲の狭い望遠で、パンフォーカスやろうとすると
思い切り絞りを絞らないと無理。
光量不足を補うのに、通常の何倍もの照明を当てて
役者の髷が熱で煙出すくらいの炎熱地獄で撮影してたのが黒澤。 >>44
あんたが撮影技術に詳しいのはわかったが、何時でもageるの? この子達も将来は四畳半から始まってサラリーマン、と嘆いてたけど
丁度成人する頃は戦地に赴いたんだろうな
サラリーマンにはなれたのだろうか >>47
そんな台詞(字幕)あった?
何分あたり? >>47
子役の長男の子は現実に戦争で亡くなったようよ。 小中高と先生の多くは軍隊経験者でいろいろ
教えてくれた。 >>50
人間の条件に出てくる私的制裁みたいに
ビンタでも食らったのか 『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』を見ました。
傑作ではありませんか、これは。
私にとっては、『晩春』と『麦秋』を合わせたくらいの価値がある。 無声は仕方ないとしても、1934年 浮草物語みたいにバック音楽が欲しい。 >>57
無声の良さが分からんか?
「間」だよ 日本独特の価値観 生誕100年でNHKが全作放送したときは、複数の俳優の
せりふ入りだったから楽でよかった
>>61
2003年か。
残念だ。
まだ目覚めてなかったわ。 >>64
「斉藤」だろ。
おまえ、キーボードもろくに打てないのか?
10年、ロムってろ >>66-67
おまいら、2ちゃん初心者だな(藁
逝ってよし! ____∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜' ____(,,゚Д゚)< 逝ってよし!
UU U U \________
この映画本当に面白い!サイレント映画ならではのコミカルさ
子ども達が活き活きしてずる賢くってお茶目で面白いわ
もっとコメディ撮って貰いたかったね 今さっきBSプレミアムの山田洋次100選で放送してた
声演出に倍賞千恵子 >>76
銀ちゃんも喋ってたじゃん
前半は糞だるかったけど後半すごく面白かったよ
凄く良い映画だわ >>29
出演者やスタッフで健在なのはもう居ないのかなあ 子役でもし健在の人が居たら、放送を観て名乗り出たりしないのかな? 冒頭の引越しトラックが1トン車なんだよ。
戦前の日本って、たいしたことなかったんだなあ。 郊外電車がなんと、1両編成なんだな。
他の戦前の映画でも
1両編成をよく見る。 OZの三大傑作
「生まれてはみたけれど」「晩春」「東京物語」 >>102
プププププ トーシローのご意見でつねw
三大傑作には『麦秋』が必ず入るンですよ。
残る2つに入る作品は、人によって違います。
『東京の合唱』だったり、『父ありき』、『東京物語』、『その夜の妻』、
『生まれてはみたけれど』、『秋刀魚の味』、『晩春』、、、
しかし、玄人が選ぶと『麦秋』は必ず入るんだよw 自分の住むところをヤマトなんて称する
奈良県人なんて聞いたことがないわ。
隣の府民の感想 >>103
ぷぷぷ
麦秋は東京物語と晩春の中間レベルの作品 シロートですねww 追伸
『東京の合唱』『父ありき』『その夜の妻』 『秋刀魚の味』
はずっと下w やまとは奈良県というわけではない。
実在の場所と考える必要はない。
まほろば=桃源郷のような、日本人の故郷と言えるような場所。
だから、やまとは長野県でもいいし、島根県でもいい。 麦秋のやまとは
神奈川県大和市だよ。
鎌倉との位置関係からも明白。 天理I.Cから松原jctの間に大和まほろばI.Cってあるよ
それに、やまとのおじさんは一人だけ関西弁だっただろ 倭(やまと)は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠(やまこも)れる 小津の先祖はファンタジーの注釈本で有名だけど、
小津映画にファンタジーは微塵もない やまと
はしゃれで言ってるだけだよ。
日常生活とは関係ない。 伏見を起点に京都に行くとか
葬式にしきびじゃなくて花輪を使うとか
須磨を起点に神戸に行くとか
ファンタジー 突貫小僧は大人になってから日活で脇役でよく出てたけど演技はめちゃくちゃ下手だね 死ぬ間際の小津安二郎が、見舞いに来た突貫小僧に
「俺の映画なんか嘘っぱちだ。あんな家族は実際にはいない」
と言ったというのを何かで読んだけど、
これってホントの話? 「東京物語」で、熱海の旅館で麻雀してる人って小藤田正一? >>126
麻雀している男(画面に顔が映る)は6人ぐらいいるから、どれ? >>127
リーチかけて「イチロクザンニー!」ツモ和了した人
似てると思ったんだけど、違うのかな? 昭和28年頃まで脇役などで活躍したと書かれてるから、
時期的には合ってるけどね これ、戦前に有楽町で観た。
弁士や楽隊がいて、にぎやかだったな。 亡霊さん、お盆はとっくに終わりましたぞ
はやくあの世へお帰りくだされ 小藤田正一を「カルメン故郷に帰る」で発見しますた! >>140
カルメンのストリップで、大杉侃二郎と一緒にかぶりついてたな 突貫小僧「小津さんのせいで子役にさせられてろくに学校にも行けなかった。ちゃんと学校に行ってれば社長になれたのに、何が世界の小津だ!」 青木放屁な
ブーちゃんのあだ名が転じてこの芸名になった
「晩春」では悪そうな顔した原節子に「なんだよブー」と徹底的にからかわれる 今でも通用するようなテーマだよな
子供が最後苦悩の末成長して父親を許容するシーンは無声にも関わらずジーンとくるね
あと地味に好きなのがトーちゃんの「こんなやくざな会社員にはならないでくれよ」ってセリフ
天才かって むすびでも作ってやれ
この場面思い出すとじんと来る サイレントは幾ら傑作でも観るのに決意が要るが
これは比較的そういう構えを必要としない。 確かにサイレントってなんか抵抗あるよな
見てみると案外普通に没頭して鑑賞できるんだけどね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています