【谷崎・市川】〜細雪〜について【佐久間・吉永】
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去年録画したやつ、すいません 先入観で退屈かと思って最初
早送りで見てたけど終盤のシーンでは号泣してしまいました
みおわった後もつい思いだして泣けてきます…コン監督うまいなぁ〜
冒頭のシーンがうちの母方の姉妹と、次女の夫の叔父の若い頃とオーバー
ラップしてしまって…私が子供の頃はとても仲良くいつも一緒にでかけていました
今はほぼ絶縁状態で…叔父さんは良い人だったのでこうやって悲しんでないかな… >>665
玉木だと色っぽすぎる。
貞之助は色気のある役ではない。
細雪で強いて色気男を探すと、橋寺かな。
平成版の石黒賢は、良かった。
玉木は、山崎豊子原作『ぼんち』の主人公が良い。
あるいは、財前五郎も良いかもしれない。
田宮二郎の後継者、な〜んてね。 >>655
市川版は、映像の季節感が素晴らしい。
小百合さんの雪子の、優柔不断な演技や、ちょっと意地悪そうな表情が良い。
時々、元気良すぎるセリフ回しになるところは違和感だが。
鶴子と妙子の関西風味は、平成版の方が良いかな。
佐久間と高岡は、どちらの幸子も良い。 >>662
山本富士子だったら良かったのになあ
御母堂は船場の嬢さんだしご本人も大阪、京都で育っているから言葉や所作も身についていると思う
岸恵子には外国人が着物を着てしゃべっているような違和感がある
着物の襟元を開け過ぎで品に欠けるし >>647-649
安っぽい軽い
着物を着た時の所作もろくにできない
船場の言葉も妙なイントネーションになりそう
女優ならどんな役が来てもいいように日舞や茶道華道を習っておけばいいけど期待できない 吉永小百合は好きじゃないけど「細雪」の雪子に限っては良いな
伊丹十三の上方言葉が流暢だと思ったら京都育ちだったのか
京都育ちのイメージがなかったので意外
早口の台詞を淀みなく完璧なイントネーションで言うのは他の地方出身者にはなかなかできない >>671
けど、原作だと「辰雄」は名古屋の人どすえ。
「雪子」は、全盛期の山本富士子とか吉永小百合とか、
他者の追随を許さない超絶美女が良い。
演技も媚態も色気すら不要。
立っているだけ、座っているだけで、場を圧倒する超絶美女が良い。 シンセの音で ♪おーんぶーらまいふーwww
ヴァンゲリス を意識したのだろうけど、ダサすぎワロタ
絵作りは、美しかった、市川崑 監督には、アニメ版も撮って欲しかったな >>673
ヘンデルのラルゴのあのアレンジは気持ち悪かった
変なアレンジせずに普通にシンプルな和音をつけた方が曲の良さが引き立つ >>9
言えてる!
吉永小百合はボンクラですね。
女が優れて無いですよねー。
女優では無いですよねー >>672
原作の雪子は、華やかな分かりやすい美女ではなく、
寂しげな通好みの美女どすぇ >>672
山本富士子の雪子もあった(1959島耕二監督)が、
元気良すぎ、行動的すぎ、世話焼きすぎで、違和感だった。
山本富士子のせいでは無いけれど。
>>677
そういう原作に最も近いのが山根寿子(1950安倍豊監督)の雪子
ただし、この2作は戦後すぐの貧しい頃の作品なので、
衣装も映像も豪華な市川版(1983)と比べるのは無理 阿部版の幸子役、島版の鶴子役、轟夕起子さんが良かった
1950年代の作品は、1980年代の市川版と比べるより、
同年代の小津安二郎作品と比べるのが面白いのでは?
原節子さん主演の一連の小津作品は、小津版『細雪』と言えなくもない >>677
吉永小百合さん本人は、「分かりやすい美女」だけど、
この市川映画では、<分かりにくい美女>を好演したと思う。
ときどき「分かりやすく」なるのは、演技の失敗ではなく、
「雪子=美女」を視聴者に念押しする市川監督の意思かと、勘ぐってみた。
>>678
島監督の、山本富士子さんの雪子は、
それこそ『キューポラのある街』のヒロインみたいな造型だった。
当時は、ああいうヒロインが流行っていたんだなと。
>>680
市川版での三宅邦子さん、綺麗な「富永の叔母ちゃん」だった。
映像の美しい市川監督でこそ、原節子さんを観たかったと、無理な願望。 いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
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4O497 >>676
この映画に限っては吉永小百合は良かった
岸恵子の着物の着付けが下品じゃないかな
昔の人はゆるく楽に着付けていたらしいけど胸元が開き過ぎだと思った とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
Z7J 「監督クラッシャー・吉永小百合」
最高のパートナーを失ったことで、以降の市川崑は迷走していくことになります。
言い方は悪いですが、『細雪』を分岐点にして天使が去ってしまい悪魔に魅入られたと言うことができる。天使はもちろん和田夏十ですが、悪魔とは誰かーー。
それが「監督クラッシャー」と言うべき吉永小百合です。吉永小百合と組むようになると、ほとんどの監督が駄作を連発するようになり、評判を落としていく。
そんな彼女の現在にまで連なる「監督クラッシャー伝説」の生贄の一人が、市川崑でした。
『細雪』で吉永小百合は女優としての評価を高めることになりますが、彼女の演じた役ははっきり言って「嫌な女」です。(略)
吉永小百合は清純派女優の代表的存在で「サユリスト」といわれるファンは、彼女を女神として崇めている、でもそれは一方で「いつもカマトトぶった澄まし顔しかしていない」ということでもあります。
そんな吉永に、「澄まし顔の嫌な女」を演じさせるというのは、ある種の悪意すら感じますが、ピッタリといえばピッタリです。
とはいっても吉永小百合は市川雷蔵のように芝居は上手くないので、キャスティングだけで終わらずに演出上も細心の注意を払っています。
市川崑は吉永にほとんどセリフを吐かせていないのです。そこはCMもやっていた市川崑の巧妙なところで、吉永に芝居をさせずにフォトジェニックな瞬間だけを映し、
「それを観た男たちが勝手に彼女の心境を想像する」という構図に仕立て上げている。(略)
ところがこの演出の成功もあって、市川崑は吉永小百合に気に入れてしまう。彼女の希望もあって、『おはん』『映画女優』と立て続けに市川崑は、彼女の主演映画を撮ることになる。(略)
そして、極めつきは『つるー鶴ー』です。鶴の化身に扮する吉永小百合が雪の中で鶴の動きをするような、彼女の自意識だけで構成されているようにすら思えてくる恐ろしい映画です。
『映画たち』によると、これには市川崑もさすがに反対したようなのですが、無理やりに撮らされてしまった。
そしてそれ以降、市川崑は観客から「つまらない大作を撮る監督」と思われるようになり、それでも一方で映画界からは「どんな企画でもとりあえず引き受けてくれる巨匠」と重宝がられる。
それで彼はこれまで築き上げてきた名声を落としていくことになります。 【芸能】黒木瞳が舞台『細雪』降板、代役の浅野ゆう子 >>694
合わないよね、吉永小百合
市川崑もこんな愚劣勘違い女優を使わなきゃ良かったね!
演技力も歌唱力もない老婆も演じられ無い吉永小百合を >>696
市川崑監督は、どういう理由か、吉永小百合をかなり買っていたらしい、
次も彼女の映画を作りたいみたいなことを話していたそうだ。
演技派でもない女優を、彼みたいなプロがどうして重視したのが、さっぱり
わからないが。 吉永小百合は「ふん…」「ふん…」言っているだけだから邪魔にはならなかった
好きじゃないけどね
それよりも岸恵子に違和感
船場育ちの本家の御寮人さんではなく外国人が着物を着ているような違和感 岸恵子は出演を望んでしたのか? それとも監督かプロデューサーが
出演を望んだのか?
どっちにせよミスキャストでした。 最初の新東宝映画の花井蘭子さんの長女が原作の雰囲気が
ありましたよ。 岸惠子の役には山本富士子に出てもらいたかったけど、断られたんだよね
山本富士子は関西出身みたいだから一番適役だったはず ラストは原作どおり
「下痢便垂れまくり」
にしてろ!! >>6>>15>>16
吉永小百合が能面みたいな動き表情しか出せないお人形さん
アレは演技では無いと思う!
吉永小百合を使ったことで、市川崑は以降は駄作ばかり作る感じだから、吉永小百合は監督クラッシャー
吉永小百合は日本映画界を私物化した駄目な女性タレント >>698
ふん〜、ふん〜ウンコしたいとか?
そんな台詞しか吐けない吉永小百合も、
細雪の映画を台無しにした元凶だから >>702
山本富士子で観たかったなあ
岸恵子は船場ことばのイントネーションがけったいだった
佐久間、吉永、古手川は関西出身ではないのに酷い違和感はなかった
岸は船場の旧家(本宅は上本町だったか?)の御寮人さんではなく江戸前の感じがした >>703
「下痢便垂れまくり」を吉永小百合に・・・ ラストは下痢って、谷崎にはスカトロ趣味があったの? >>698
ふ〜んしか言わない吉永小百合って、役不足じゃないか? >>697
監督は、吉永小百合に演技をさせていない。台詞がほとんどない。それが成功の原因か。
演技させると、ダメになる。 吉永小百合は「光る海」でも足の爪を切らせているし・・ >>713
演技もロクに身につけず、ロクに出来てない、吉永小百合に演技させると?
吉永小百合自体がダメ >>712
ふ〜んしか言わない吉永小百合こそ、セリフなしで
カラダだけで演技できる女優と監督が認めているのです。 >>716
ヌードにならない、脱がない吉永小百合、カラダだけで演技力も無い、役作りもしない吉永小百合は価値は無い >>717
ヌードにならない、脱がない吉永小百合こそ二の腕や太腿の部分的露出だけで
全てを妄想させる高等テクニックでサユリスト達を引き付けてきたのだろうね。
なかなかの戦略家だ、もちろん演技力など不要。 >>717
>カラダだけで演技力も無い
小百合は秘めて露出しないカラダに妄想させる価値がある。
演技力など無用だよ。 「関西の婦人の言葉には昔ながらの日本語の持つ特長、−十のことを三つしか口に出さないで
残りは沈黙のうちに仄(ほの)かにただよわせる、−あの美しさが今も伝わっているのは愉快だ」
(「私の見た大阪及び大阪人」谷崎潤一郎) >>713-716
吉永小百合自体が女優を名乗る資格は無い
単なるアイドルタレントだから >>9
30過ぎて、男性主役の添え物?
完璧に主役を演じる小百合ちゃんでしょう? >>722 >>9
男性主役の添え物とは「動乱」「海峡」等が高倉健の主役で
吉永小百合は添え物・・・です。 谷崎はなぜ本当の舞台の御影にしなかったんだろ
まあ御影でも二流どころの反高林だったんだけど
それでも当時の芦屋より上だった
御影>岡本>芦屋
御影には住友 日生 武田 日立 朝日 乾 とかの大邸宅 長女は山本富士子で観たかったな
岸恵子だと江戸前の感じで上本町に本家がある御寮人さんに見えない
さらに外国生活が長いため外国人が着物を着ているような気持ち悪さがある 過去の様々な舞台版でシャッフルして配役鉄板は
鶴子 淡島千景
幸子 新珠三千代
雪子 司葉子
妙子 団令子
かな。
まぁ自分的にはだけど >>730
実話は堺筋本町が店のあった場所(根津商店)
今はメットライフ大阪ビル(旧丸紅大阪本社ビル)の場所
本宅は今の靭公園 >>732
有馬稲子も良いと思ったんだけど
小津の東京暮色見るとさ
岸慶子は確かに大阪弁が下手
言っちゃ悪いがこのなかではワンランク下
若尾文子なんか大阪京都弁もちゃんとこなしてたと思う
山本富士子は立売堀
京マチ子は八幡屋
田中絹代は夕陽丘 >>732
その四姉妹で成瀬巳喜男か川島雄三演出で、観たかった 京なにわ 暮らし歳時記: 船場の「ぼん」の回想録 単行本 岩波書店2021/12/27
山田 庄一 (著)
大正十四年、船場の旧家・水落家に生まれた著者が、幼少期の記憶をたどり、四季折々の船場の暮らしぶりを綴る。
正月、節分、祇園祭、天神祭、神農さん、事始めなど京・大阪の年中行事をはじめ、食文化、冠婚葬祭、船場ことばにまつわる思い出の数々。上方芸能の話題も織り込まれ、昭和戦前の船場文化の貴重な記録である。 >>736
貴重な情報ありがとう
水落さんは俳句かなにかの家系じゃなかった?
戦前に既にしもた屋だったと思うけど
「聞き書き日本の食事?」の大阪編の船場の旧家だったかな クライテリオン買って見てる
配役が豪華で楽しいな
見合い相手が印象に残り過ぎなのはねらいなんだろうか
原作ともかなり違うようだけど長いから仕方ないよね
たぶんもうこういうものは作れないから貴重だよな 第75回日本推理作家協会賞
大鞠家殺人事件 単行本 2021/10/12
芦辺 拓 (著)
大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場――戦下の昭和18年、婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁ぐことになった陸軍軍人の娘、中久世美禰子。だが夫は軍医として出征することになり、
一癖も二癖もある大鞠家の人々のなかに彼女は単身残される。戦局が悪化の一途をたどる中、大鞠家ではある晩“流血の大惨事”が発生する。危機的状況の中、誰が、なぜ、どうやってこのような奇怪な殺人を? 正統派本格推理の歴史に新たな頁を加える傑作長編ミステリ! この話
実話があって
小説があって
映画になると大分イメージが変わる
御影が芦屋に堺筋本町が上本町に
小説のころには根津商店は倒産状態で
わずかに残った御影の反高林の手狭な二階建てなんだな
この家は今でもあるけど土日しか見れない
多くの人は芦屋の記念館がそれと誤認してるみたい
堺筋本町の家は相当大きな日本家屋だったけど
本宅は靭にあった なんか古手川だけ格落ち感がするんだけど、上映当時はそうでもなかったの? 当時は若手の一線級だよ
映画版「阿修羅のごとく」の四女役だった深田恭子みたいなもん
(他姉妹は大竹しのぶ・黒木瞳・深津絵里) 夏目雅子を小説吉田学校(同年公開)なんかで使わずにこっちへ回して四女をやらせれば良かったかも >>742
山本富士子→岸恵子
佐久間良子
吉永小百合
山口百恵→岸本加世子→古手川祐子
岸本が古手川に変わったのは、多分東宝芸能推し >>745
山口百恵はもう引退して何年も経ってるから関係ないんじゃね?
と言うか4女だけ歳が離れすぎなんだよな、3女と1歳か2歳しか違わない設定のはずだと思うけど >>746
最初の企画の発表では山口百恵に復帰してもらうつもりだったけど、断られた
長女は山本富士子に断られた後、若尾文子や司葉子も候補に挙がっていた
市川崑が『古都』の撮影中に『細雪』を撮りたいって言ってたらしい
アイドル女優引退映画より『細雪』撮ればよかったのに >>747
市川崑は百恵ちゃんと三船(うる覚え)で、阪妻の『牢獄の花嫁』を企画したが、ホリプロに百恵が主役でないという感じで断られたそうだ。細雪の場合も同じで、無理だったのでは。もちろん引退もしてるんだし 百恵も1度ぐらいは、オールスター映画に出てみても良かったと思うけどな
まあホリプロとしては将来的にはそういうのも考えてたかも知れないけど、あんなに早くあっさりと百恵が辞めちゃうとは思わなかったんだろうな 「映画監督 増村保造の世界」に市川崑が大映に移ってきてからの言動が書かれているが
市川は気に入らない人間や意に沿わない人間は徹底的に排除していく監督だと増村は書いてる。
たとえ有能なスタッフでも関係ない、市川が嫌ったら即排除で徹底してる。
市川崑ってデビューしてからずっと雇われ監督で一貫してるから様々な会社や現場に
順応していくのが得意な人なんだと勝手に思い込んでいたら大きく違ったんで驚いたよ 気に入らない・意に沿わないスタッフを自分の周りに置かないって
至極当たり前のことでは?
特に監督の手足となって動く演出部においては重要なこと
松竹時代の清順にしたって木下恵介からは排除され一度も下につくことはなかった 1980年よみうりテレビ系木曜ゴールデンドラマ
https://www.youtube.com/watch?v=QTt4WOfXxis
出演 島田陽子、新珠三千代、加茂さくら、吉沢京子ほか
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