黒部の太陽
先日、帰省した際、母親に好きな映画を尋ねたところ
「八甲田山」と並んで、この「黒部の太陽」を挙げていた。
レンタル店を探しても見あたらないので、検索したところ
この映画はビデオ化・テレビ放映しないと決まってるらしい。
この映画、観た方いますか? >「サウンドオブミュージック」や「アラビアのロレンス」
>をTVでしか観たことのない奴にまともな評論なんて出来ない
またもな評論なんてできなくてもいいからとにかく観てみたい人も多いはず。
劇場上映もしない、ソフト化もしないって・・・やっぱり石原プロはクソだな。
>>94>>98-100
ますます観たくなった。うらやましい。
>「サウンドオブミュージック」や「アラビアのロレンス」
は俺も最初に映画館で観たが、「サウンド〜」はTVでもOKじゃない?
そういう人何人か知ってるのだけれど… DVDやテレビ放映とまで言わんが
「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」「富士山頂」あたり
特集上映してもいいのではないか。
来年あたりどうでしょうか、文芸座さん? 裕次郎の遺言って言ってもさぁ、裕次郎本人が書いた直筆の遺言書とか
きちんとした形の遺言なら説得力あるのかもしれんけど、
酒の席とかで思わずアルコールの勢いで話した事を、コマサや渡が鵜呑みにして
勝手に裕次郎の遺言だと拡大解釈してるだけなんじゃないの?
時代も変わったんだし、「ビデオが映画を駄目にした」だの「映画は映画館で
観るものだ」、、、なんて時代錯誤も甚だしいよ。
いくら先代社長の生前の言葉とはいえ、いつまでも死んだ人間に義理立てして
ファンの要望を無視して、ソフト化を拒否し続ける必要性があるのだろうか? 石原プロの挫折がこの作品の数年後に起こったことが一番の原因かも
「ある兵士の賭け」の失敗、「エベレスト大滑降」(裕次郎作品に含まれていない)
の前後の経営陣(裕次郎と中井景の確執)とその経験でトラウマになっちゃたのかな
石原プロは昭和48年以降、32年間今日に至るまで劇映画を製作していない。 黒部で当てた中井は次の栄光でも大当たり しかし>>106氏の指摘通リ
ある・・で失敗。そのツケを今度はコマサがテレビで返していく。
単に裕次郎の遺言だけじゃない問題?が石原プロ内にあるんだろう・・
渡入社は石原プロがどん底の時だ。でもいんじゃないのかな・・
今ではテレビ界では高視聴率を稼ぎ売れっ子俳優を抱える金看板だ。
よっぽど堪えたんだろう映画の怖さが?モハヤ石原プロはテレビ製作
プロじゃないのかな? >>107
80年代以降は、欽ちゃんのシネマジャックに参加したぐらいかな? 「レディジョーカー」
も特別協力の石原プロが徳重をゴリ押ししたり実質的にはかなり乗っ取ったけどね。
映画は企画〜配給の過程が複雑でコケるとキツい。TVは制作費の枠内で
挙げていれば少なくとも赤は出ないし、マーチャンダイズでも稼げるからな。
とくに「西部警察」以降は、代理店や局の関与を極力排除し、石原プロとスポンサー
は直結だったらしいので、それで荒稼ぎしたんだろ?
(東京電力の宣伝番組「クイズ100万ボルト」とかいうのもあったね)
もっともお陰で、いまだに「パチンコ西部警察」のお披露目会にまで
団長は出演しなければならなくなったわけだが・・・。 映画は興業握っているところが儲かる仕組みですから。
ブロックブッキングが終焉を迎えてそれも変ってくると思いますが。 興行はそこそこでも制作側が赤になることは
よくあるみたいだね・・・
>興行はそこそこでも
劇場が半分もってくからね。劇場は経費だけだからよっぽどの不入り
じゃなけりゃやっていける。製作側は残りでペイさせなきゃいけない
から大変。100万人以上動員するような大ヒット以外は赤字さ。 >>111
劇場もマチバは実際はそんなに儲からない。ヒット作ほど配給に有利な条件を
飲まされたりするし(つまり劇場の歩合は下がる) 配給も強気に出てイヤならプリントを下げる
ぞと平気で脅しを掛けたりする。その他、まあ色々と駆け引きがあるようで。
実際、マチバで同族経営しているような小資本の小屋主さんなんか、どうやってやっていけてるのか不思議。
他に不動産とかレジャーとか色々やってる事業の中の一環なのかね?
細かいことは省くけど、他業種と同じで映画なんか徹頭徹尾、大資本(大口の出資社・配給や興行網を
押さえているメジャー)しか儲からないシステムになっているに等しい。
エヴァでガイナックスが大儲けしたと聞いたが、あれは恐らくキャラクター
の版権を押さえていたんだと思う。まあ例外だな。
石原プロも大企業のスポンサードの枠内で収まった(足を出さなかった)作品は儲かってるでしょ?
後年、「西部警察」ではその手法の応用で荒稼ぎするわけだしな。 スペシャルの西部警察たたかれながらも映画じゃないから
何とかなるのか・・・
ゴリラ、代表取締役刑事(みておけばよかった・・)
こけても何とかなってるからな >>113
TVは現場で赤を出さなければその時点で何とかなってるはず。「西部警察2003」
の制作中止による損害をどう清算したのかは不明。
「ゴリラ」は現場でカネを掛け過ぎて大赤字になったと聞いた。さらに「ゴリラ」
「代表取締役刑事」「愛しの刑事」は視聴率的には大コケ。
正直、90年代にあれだけコケて、なんでいまだに石原プロが存続できてるのかがわからん。
いまだに裕次郎関連の印税やらが入ってくるのか? イベント制作とかもやってるらしいけど。 >>111
> 劇場は経費だけだからよっぽどの不入りじゃなけりゃやっていける。
「新・雪国」は補償金を100万円、製作が劇場に預けて、
やっと上映して貰ったって。不入りだったらその金から赤を埋めるのね(w >>115
そりゃ、笹倉明なんかに何の後ろ盾も無いもん。興行保証には批判も多いけど
コヤも必死なんだよ。ボランティアじゃないんだからね。
>>111
>劇場は経費だけだからよっぽどの不入りじゃなけりゃやっていける。
確かに配給・興行は閉鎖的で同族的な業界だし、しばしばギルド的な既得権益も批判される。素人には
理解に苦しむ業界独特の慣習も多い。そういう閉鎖性への指摘が間違いとは言わないけど、当事者的にはそんなにラクな商売でもないよ。
本気で「よっぽどの不入りじゃなけりゃやっていける」と思うなら、アンタもやってみるかい?
つまりは出資〜興行に至るまでどのフェイズでも大資本が有利なだけなんだけどな。 >>117
ちょっと筆が滑ったようだ。不愉快な思いをされたのなら申し訳ないです。 今一番観たい映画の一本です。
ぜひDVD化して欲しいです。
どう言う訳か日本テレビでテレビドラマ化されてた。
ウィキに記事作ったから加筆・訂正してね。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/黒部の太陽_(日本テレビ) >>105
それなのに何で日本テレビでテレビドラマ化されたの?
って言いたい! >>105
> 時代も変わったんだし、「ビデオが映画を駄目にした」だの「映画は映画館で
> 観るものだ」、、、なんて時代錯誤も甚だしいよ。
独立"製作"プロなのに、
"配給"の問題である「ビデオ」「TV放送」に過度に反発しているのが問題だよな。
TVドラマに行ったら、今度はTVドラマ一辺倒だし。
「太陽にほえろ」のメンバー使って番外編やるとか、
パラレルワールド篇やるとかいろいろやり方はあったと思うが。
渡なんかは拘束時間の問題があるから、若手で。 商売 商売 の石原プロだからな。
映画リメイクは無理にしてもテレビ特番で
「黒部の太陽」は製作して欲しいもんだ。
役所(三船)徳重(裕次郎)あたりで
脇を恭平・寺尾・里見等が固め
石原軍団は遠慮して貰って
演出を若松節朗で・・
放送はNHKで、視聴率18%はイケルし
実話・プロジェクトXで実証済みだし
何とか壮大なロマンをドラマ化して欲しい。
>>123
'69年夏に日本テレビでテレビドラマ化されました。 しかしテレビドラマ版は謎だらけだね。
映画版のテレビ放送もソフト化もしていないのに
なぜ映画版の公開翌年にドラマ化したのか……。
テレビドラマ化までの経緯がしたいな……。
クランクアップの記念写真は残ってるけど……。
↓
http://www.rikuryo.or.jp/home/people/makitsubo3.html うちのカミサンがこの映画観た事ないといってたので、レンタル屋からビデオ借りて
きて観た。
後日「テレビ鑑定団」でこの映画の特集があり、ビテオ化されていないと放送してた
ので、それじゃ俺が借りてきたビデオは何だったのか???となった。
そのレンタル屋は今は無いし、あれって海賊版かなんかだったのか今でも謎だ。
おおっと、2ヶ月ぶりのレス!
つりじゃないよ、カミサンとテレビ見ながら あ、ビデオで観たぞと話あったから
記憶違いでもないよ。 今日は裕次郎の命日。黒部を知らずして、裕次郎を語るなかれ。 ■2006/07/27 (木) 輸入再開は輸入最下位 2
だけど、ニポン人をバカにしまくってるアメリカの食肉業者たちは、事前
に教えといてあげた問題なのにも関わらず、まったく勉強しないでテスト
を受けに来たってワケだ。そして、35人中15人もの不合格っていう、
呆れて開いた口が塞がらないような結果が出たってのに、それに対して、
農水省副大臣の宮腰光寛と、厚生労働省副大臣の赤松正雄が出した答えは、
「全員合格!」っていうトンデモナイものだった。35ヶ所の施設のうち、
7ヶ所の施設に不備があったから、輸入再開を全面的に無期限でストップ
した韓国と、35ヶ所の施設のうち、15ヶ所もの施設に不備が見つかっ
たのに、その事実をインペイしてまで、サクサクと輸入再開しちゃうニポ
ン。なんか、戦後60年以上も経ってるのに、未だに敗戦の影を引きずっ
てるっていうか、ニポンのトップがアメリカの言いなりなんて、これじゃあ、
ホントにアメリカの属国だね。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060727
宮腰光寛公式サイト 自民党富山県第2区
http://www.mituhiro.com/
赤松正雄公式サイト 公明党比例区
http://ws.31rsm.ne.jp/~akamatsu/
狂牛病 危険な食品早見表
■絶対に食べてはいけないもの(危険度高)
牛の脳・脊髄・骨髄・腸、目、扁桃(牛タン)ほお肉(リンパ節・神経節を多く含む部位も避けた方が無難)
もつ料理全般(腸等含む場合がある)。
■食べない方がいいもの(危険度高)
ハンバーグ・ソーセージ・ミンチ肉
調味牛生肉・牛生肉全般、左記牛肉調理品全般(ステーキ・焼き肉等)
■食べるのは自己判断(牛由来・危険度高)
ラーメン・カップ麺(スープに牛骨髄使用)
コンソメ・ブイヨン・デミグラスソース
カレールー・フォンドボー(牛骨髄使用)
スナック菓子類(牛骨髄由来のエキス使用)
■食べるのは自己判断(牛由来・危険度中)
ゼラチン
ヨーグルト・プリン類(牛ゼラチン使用)、酒(ゼラチン使用)
コラーゲン
ドリンク剤(牛黄、コラーゲンペプチド)、健康食品(コラーゲンペプチド)
アミノ酸等(牛由来・動物由来のものかどうか判別不能)
蛋白加水分解物
ショートニング(牛脂が使われる場合もある)
せっけん・シャンプー類(牛脂が使われる場合もある)
牛脂グリセリン(医薬品・保湿剤化粧品)
ステアリン酸マグネシウム(薬品)
牛乳、乳製品全般→豆乳で代用できます
パン(乳製品含むもの)→フランスパンで代用できます
豆腐(カゼイン(牛乳由来)の入っている安価なもの)
http://osakana7777.at.infoseek.co.jp/syokuhin.htm
資料としてビデオは持ってるんだが
これはDVD 化すべき名作だよ 水資源公団がときどき上映会を企画するが、いつも直前で中止される。 かなり前に市民ホールでみた。演技は三船も裕次郎も大したことない。
せいぜい力作か意欲作ってとこだ。ビデオやdvdが出てれば、ここま
で持ち上げられなかった。
原作、吉村昭の『高熱隧道』は掛け値なしの名作だが。 「黒部の太陽」の原作は「黒部の太陽」(木本正次著)ですよ。 140です。そうでしたか。
高熱はかなり昔に読んだので・・・すいません。 ホウ雪崩で、作業員宿舎が尾根を越えて数百メートル吹き飛ばされるとは。
黒部峡谷の雪崩のすさまじい破壊力。 失敗作とされているある兵士の賭けを見てみたい
案外、慎太郎やコマサ専務の私情で評価されていないだけかもしれない
見た人いたらどうなの? >>147
黒部の太陽・栄光への5000キロ・富士山頂・甦える大地と「日本の建設・経済」
を描いた石原プロだったが「ある兵士の賭け」は公開時、日米安保とぶつかりテーマも
暗かった。製作途中で監督更迭・脚本の修正等諸々の問題もあって大味な感じになって
しまった。映像的にはハリウッドの雰囲気が出ていて外国映画の様だが・・
裕次郎主演だが実質二人のハリウッドスターが主演で裕次郎は余り出てこない。
公開して36年経ったがもう一度観て見たい気もする。
映像と音楽は良かったし、新珠三千代・渚まゆみ・浅丘ルリ子等女優も良かった。 >>149
民法の講義で初めて習った民事事件がそれだった。 「ある兵士の賭け」の話が出たので少し。
歳がばれるが、中学の時に学校で集団で見に行った。文部省推薦か何かで。
兵士が座間から別府まで歩くシーンで家の近くの風景が出たりして「おーっ」と
思った記憶がある。内容的にも感動した。
また、テーマ曲は始めは軍歌調だったものが急にバラード調になる曲で
大変印象深く今でも覚えている。
テレビ版「黒部の太陽」では毎回冒頭でフォッサ・マグナの説明をしていた。
日本列島はここでくの字に曲がったといっていたのが信じられなかった。
懐かしい。
テレシネ済みってことはTV放送とかビデオ発売考えてたのかな
映画バージョンより短いみたいだけど いや!懐かしいですね。
小生、この作品を封切りではなく、当時邦画の2番館もやっていた、
いまはなき「蒲田パレス座」で見ました。(小3か小4のとき)
トンネル工事がハサイ帯(漢字失念)にあたってしまったんですよね。
三船敏郎の「全員退避!」と辰巳柳太郎(?)の「工事は博打じゃ」
をうっすら覚えています。
DVDがないなら、再映して欲しい。
浅草新劇場とかラピュタ阿佐ヶ谷とか。 新潮社「黒部の太陽 ミフネと裕次郎」を買ってきました。これから読みます。
「黒部の太陽」は当時の現場の労災意識の低さや在日外国人労働者の人権軽視
が見事に描かれている。永くビデオ化されないのはその辺もあるのかとも思う。
熊井啓監督の最高作と思う。「帝銀事件 死刑囚」「サンダカン八番娼館」「謀殺 下山事件」より好きだ。
またこういう作品が「関○電力」「熊○組」のコマーシャル映画としても位置づけ
られているのだから、1960年代の自由な気風と当時の配給元日活の大らかさを感じる。
もし今リメークしても、脚本ががんじがらめになって、CGばかりが目立つ批判精神のない作品なると思う。
この名作を若い世代にも見てもらいたい。日本映画の文化伝承のためにもDVD化を! >>157
>永くビデオ化されないのはその辺もあるのかとも思う。
コマサにそんなことまで気にする頭は無い。石原プロのブランドとして売り渋っているだけ。
>またこういう作品が「関○電力」「熊○組」のコマーシャル映画としても位置づけられている
当時の左翼系(とくに日共系)の評論家は大資本に媚びているとして熊井をか
ばいつつ映画そのものは批判したと記憶する。「自由」でもないけど、当時はまだ社会的に労働勢力も強かったし、
日活は切符を買ってくれれば何でもいいし、ってところでしょう。 >>158
その通リ。
当初大反対だった日活堀社長が前売り券を予想以上に買ってくれる確約を
取り付けた瞬間「五社協定」は事実上破壊。製作費ゼロで配収数億。
昭和43年日活興行成績の約半分が黒部の太陽だった・・
日活から望外のギャラを吹っかけて2本の正月映画に出演了承した裕次郎。
その使命を受けたのがコマサ。現場好き?のコマサが黒部爆破シーンに一役。
しかし肝心要の日活は不動産投資等の失敗で青息吐息状態。2年後路線変更。
企業スポンサード映画「荒い海」等製作したが黒部の様にはイカナカッタ・・
>>159
当時は企業スポンサードで社史やプロジェクトを映画化することが流行ってましたからね。
石原プロもそういう映画を何本も作った。東映の「超高層のあけぼの」(鹿島建設)もありました。
「超高層のあけぼの」の日本技術映画社は現在のカジマビジョン。
岩波映画など記録映画の会社は昔から企業の文化映画やPR映画をよく作ってましたので、
そのあたりから「いっそ、商業劇映画でも同じことをすればいい」となったようです。
最近も「燃ゆるとき」(東洋水産)とかありましたが、やってることは昔から変わってない。
NHKの「プロジェクトX」にせよ、NHKの関連会社が「プロジェクトX展」の名目で企業から協賛金を取
ったり、書籍やDVDを買ってもらったり、どうもタイアップが目的だったようで・・・。
NHKも実は暗黙のタイアップが多い(海外取材でさりげなく協力を取り付けたメーカーの
クルマが映っていたり)って公然の秘密ですが。 「黒部の太陽」は今考えると大変興味深いな。
左翼系の監督と主演俳優以外の出演者が左翼系。
製作者・主演俳優が高度成長の申し子。
又、製作・上映を反対した勢力がバリバリの権力志向。
その製作配給に一役かったのが右翼系作家。
左翼系監督作品が公開された直後に右翼系作家が
全国区で立候補してトップ当選。
主演俳優はその後、権力(警察)側のヒーローを演じる
事に・・
バージョンについてですが・・
1990年の暮れ(だったと思う)に、渋谷公会堂で石原プロ主催の上映会で見たんですが、あの時点ですでに短縮版だったのだろうか?
3時間はあったような気もするが・・?
また、英語タイトルとかいった「海外版」的な風情はまったくなかったし。
こないだ上映されたものと「明らかにここが違う」といった見分けるポイントがあれば、ぜひ教えてくだされ!
俺が持ってるのは2時間20分弱の物です。
3時間のは見た事無いからどこが違うか判らない。 まさかとは思うが、完全版フィルムが残ってないなんてことはないよね? >>164
勿論石原プロモーションが完全フィルム保管してるよ。
完全版で劇場公開したらソコソコ入ると思うよ・・
>>159
> 当初大反対だった日活堀社長が前売り券を予想以上に買ってくれる確約を
> 取り付けた瞬間「五社協定」は事実上破壊。製作費ゼロで配収数億。
前売りじゃないでしょ?
日活の小屋で独占的にかけることを持ちかけたら一転して賛成でしょ。
東宝の方は藤本が折れていたし。(翁に発言を訂正させられたが)
言えるのは
裕次郎にとっての黒部の太陽=心血を注いだ一作
三船にとっての黒部の太陽=映画の中の一作
ってこと。三船は黒澤の傘寿の誕生会に招かれたときも「彼との作品以外は
忘れてもらっても結構」と言ってるくらいだし、代表作はごまんとある人。
石原プロの出し惜しみ戦術は、現有勢力を食べさせていく手段としては有効
だけど、俳優石原裕次郎の評価ってのが勝新や三船や錦之介並にはなれず、
この3人の再放送番組を見て新たなファンになったというような世代の掘り起こし
はできない。
裕次郎やひばり商法は、年寄り世代がみんな死んでしまったら立ち行かない
危機が出てくると思う。 >>168
でもね。映画ファンじゃない30歳前の人は三船も錦之介も
あまり知らない人が多いよ。興味も持たれていない。
裕次郎や勝新の方がよっぽど有名。 >裕次郎やひばり商法は、年寄り世代がみんな死んでしまったら立ち行かない
>危機が出てくると思う
嵐山の美空ひばり館は業績不振で閉鎖されるしな
社員旅行で訪れたが前もって金を払っているのに若い連中はバスから降りないし、
中年でもトイレのためだけに入るようなありさまだった >>168
「顔役」「新座頭市物語 折れた杖」は勝プロ製作・勝新監督作品。
ビデオにもDVDにもなっていない。
しかし今年、浅草名画座で相次いで上映され見る機会を得た。
両作品共傑作だった。(そして大入りだった)
「黒部の太陽」もいいプリントがあるのなら是非上映して欲しい。
わたしも相当客が集まると思う。 >>168
三船は世界のミフネに変わりないが・・残念ながら若い世代からみたら
「三船美佳」の親父程度の知名度。
>>169
同意。裕次郎・勝新の知名度が遥かに上。錦之助も「中村獅童」の叔父さん
程度の認識だ。
>>170
ひばりには後継者がイナカッタ。印税他の管理会社は息子が受け継いでいるにはいるが・・
その点裕次郎は恵まれた。兄の存在・甥たちの活躍。子分たちの成長・継承・・
番頭コマサの強かな戦略によって映画からテレビへ移行して商魂たくましい・・
映画ファンからしたら三船・錦之助の残した遺産は永遠だろうが・・
勝新はスキャンダラスだが玉緒さんの活躍や当たり役座頭市のリメイク(たけし)
等でテレビで紹介される。裕次郎は石原軍団の存在とヒット曲多数の歌手としての側面。
勝新映画・裕次郎映画も封印されてる作品で見るべき物は「黒部」以外にも
ある事はある。
三船・錦之助もひばり同様後継者不在が響く。 黒部の太陽なんて20年以上前かな、地上波で全部やったじゃないか。
いつから封印してるの? ここで名前の挙がってるスターよりもっと忘れ去られてるのは大川橋蔵か? >>171
「折れた杖」、東宝からビデオが出てるよ。 石原プロ製作作品
「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」「ある兵士の賭け」「エベレスト大滑降」
「富士山頂」「甦える大地」「影狩り」「影狩り・ほえろ大砲」はビデオ化されて
いない。しかし黒部・エベレスト・甦える以外はテレビ放映された昔だが・・
エベレスト大滑降も映像が素晴らしく迫力満点で見応え十分の力作。
>>176
「影狩り」は「無宿人御子神の丈吉」と2本立で70年代前半に東宝系で
公開されてヒットしました。懐かしいですね。
「黒部の太陽」は黒四ダムで、ラスト石原と三船が二人で会い、
黒四をヘリから最後撮影したのをうっすら覚えています。
是非鑑賞したいですね。 >>176
エベレスト大滑降も映像が素晴らしく迫力満点で見応え十分の力作。
中学校の体育館で観た記憶がある。凄い迫力だったのを憶えてる。
黒部の太陽しかり超高層のあけぼのしかりと、この時代は大手ゼネコンの宣伝映画が有名だったもんな。 著作権がきれる70年(2038年)、あと30年はがんばるしかないか・・
そうすれば、一応自由に上映できることになる。
法的に権利が切れただけで、フィルムを提供するのは、
あくまで、所有者の善意だから、おいそれと提供するとはおもえない。
ただ、当時の関係者の間など、流出モノは確実にあるはず。
裕次郎の遺言として「黒部の太陽」はビデオもテレビ番販も許さないという
のが定説としてありますが、実際のところはどうなんですか? というか、大画面で見て欲しいという内容だったようですが・・・。
裕次郎17回忌以降、ほとんど上映すらされていないのが現状。
石原プロには定期的に全国を回る自主上映のような場を設けて欲しいものです。
その方が遺言に沿った行動と思いますが・・・ 原発推進の今の感電は、水力発電マンセーの「黒部の太陽」がおもしろくない。
だから公開にストップをかけている、という話を感電社員から聞いたけど、本当だらうか? >>184
ンなこたああるまい。
原発実用化以前の時代がバックの映画なんだし。
ある意味感電にとっては歴史的栄光だぜ。
今更水発を大規模に開発できる立地なんてほとんど残っていないし、
原発建設の障害になるとか言ってストップをかける必然性はないだろw
プロジェクトXの黒部ダムのやつは見た。でも
やっぱ黒部の太陽も見たいなー。 >>183>>184
「黒部の太陽」は封切時、東口の蒲田日活で、その後暫くしてから西口線路際の蒲田パレス座で見た。
子どものころの最も印象的な作品。
特に発破のシーンとハサイ帯崩落のシーン。冒頭の黒部の厳雪の大雪のシーンも覚えている。
陽の目を見ないのは、熊井啓監督の視点が非常に批判的で、差別や労災に厳しい表現があり、
K電力やゼネコンのK組が快く思ってないのも理由のひとつと聞く。
日活やスタープロ(勝プロもそうだが)は、かつて映画作家に自由に撮らせるという
気風があって、企業提携映画にも関わらず「黒部の太陽」のような作品が生まれたとのこと。
「黒部の太陽」のDVD化を強く望む。 5年くらい前に宇奈月温泉の関電資料館みたいなとこでビデオありますかって聞いたんですが
無いと言われました。 大町の「くろよんロイヤルホテル」に泊まったら
館内Vでやってた。
ただし15年ほど前の話。 今でも「くろよんロイヤルホテル」にビデオテープあるのかな?
あるなら是非泊まりに行きたい!
ところで大町で2000年に上映された黒部の太陽は完全版だったって本当?
裕次郎17回忌の時はとにかく人を入れ替えなくてはならない強行スケジュール
だったから2時間強の短縮版(海外版?)だったようですが、完全版があるなら
一昨年の調布の時も完全版のフィルムを用意して欲しかったなあ・・・
あと、熊谷組に完全版フィルムがあるとの話を聞いたことがある。
但し、かなり退色が進んでいるらしい。 浅草新劇場よ。この作品の上映に踏み切れ!
絶対大入りだぞ! 小学校の修学旅行の前に、黒四ダムの説明をかねて、
この映画を講堂で三角座りで見た。
学校関係者だったら、どこからか借りれるんじゃないか?(;・∀・) 昭和51年11月号のぴあを見ると、11月12日金曜に
「栄光への5000キロ」フジTV21:00から放送してたんだな。
30年以上も前かよ。 今までソフト化も放映もしていないのであれば、「大画面云々」
もある意味納得できるが、昔はテレビ放送・ビデオソフト
販売しておいて、今更そんな事を言っても、到底納得できる訳ない。
2038年に著作権切れたって、その頃裕次郎さんを知っている人
何人いることやら・・ 「日本の黒い夏 冤罪(えんざい)」などの骨太の社会派映画で日本現代史を問い続けた映画監督、
熊井啓(くまい・けい)さんが23日までに死去した。76歳だった。葬儀の日取りと喪主は未定。
長野県生まれ。信州大卒業後、独立プロの助監督をへて1954年、製作を再開した日活に入社。
64年、「帝銀事件・死刑囚」で監督デビュー。実際の事件を徹底した取材と推理で検証し、犯人
とされていた平沢貞通死刑囚を無罪とする立場で事件をドキュメンタリー風に再現した。
68年には三船・石原両プロ提携の「黒部の太陽」を監督。黒四ダム建設をダイナミックに描いた。
69年フリーに。
71年出血症胃病で倒れるが、1年半かけて三浦哲郎の「忍ぶ川」を映画化。作風を一転させた
女性映画で、毎日映画コンクール日本映画大賞などを受賞した。74年「サンダカン八番娼館・
望郷」でも女性を描き、米アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。80年には「天平の甍」で
戦後初の中国ロケを敢行。「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」(81年)で再び戦後史の謎に
挑み、「海と毒薬」(86年)では第二次世界大戦中の生体解剖事件を題材に、日本人の
精神構造を鋭くえぐり、再び毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞。
「千利休・夲覺坊遺文」(89年)や「深い河」(95年)など、信仰や人間存在についてテーマを深めていく。
97年には「愛する」でハンセン病問題を取り上げ、00年「日本の黒い夏 冤罪」では松本サリン事件を
題材に、冤罪が生まれる過程をリアルに描いた。デビュー作以来映画で社会を問い続ける姿勢が
変わることはなかった。02年には黒沢明監督が残した脚本を元にした「海は見ていた」を監督した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070523-00000062-mai-soci まあ映画の価値には影響しないが黒部ダムって今じゃ環境破壊の象徴みたいなもんだからな。 熊井監督も亡くなってしまった・・・・
石原プロはいい加減、リバイバル公開しろ! 俺はこの映画見た事は無いんだけど、かなりスケールの大きな映画らしいね。
(オリジナルは3時間10ン分?)出来れば「栄光への5000キロ」とカップリング
でDVD出してほしいけど、無理みたいなので浅草あたりの名画座でリバイバルされたら
是非観に行ってみたい。