他の組み合わせは、リチウム空気電池(Li-O2)です。Li(リチウム)とO(酸素)という周期表上のほぼ両端にある物質同士で理論的な限界に近い組み合わせです。
この組み合わせで理論上は約2700[Wh/kg]程度のエネルギー密度まで高められると言われています。
ここで紹介している理論上のエネルギー密度というものは、調べると情報ソースによってかなり色々な数字が出てきますが、
それでもリチウム空気電池が実現すれば現在のリチウムイオン電池より重さが半分で3倍長持ちのバッテリーといったレベルは十分可能性がありそうです。
さて、スマートフォンや電気自動車を実現可能にした革新的な電池であったリチウムイオン電池は、日本のソニーが世界で初めて商業的量産化に成功した技術でした。
リチウム空気電池を最初に量産化するのは誰になるのでしょうか。