保育福祉分野の就職面談会12/20 19:19nhk
人手不足が深刻化している福祉や保育の現場で働く人材を確保しようと、この分野での就職を希望している人を対象にした就職面談会が松江市で開かれました。
面談会はハローワーク松江が開き、来年春に卒業予定の学生のほか転職を希望する人など20代から60代までの男女およそ70人が参加しました。
会場には県内で福祉や保育などの事業を営む25社のブースが設けられ、参加者は関心のある会社を回って人事の担当者から仕事内容や勤務時間、募集している職種などについて説明を受けていました。
栄養士を目指している男子学生は「話を聞いて興味をひかれる福祉施設などが何社かありました。見学に行って自分に適したところを選びたいです」と話していました。
ハローワーク松江によりますと、ことし10月現在、松江市内での全職種の有効求人倍率は1点80倍ですが、このうち看護は3点72倍、介護は3点67倍、保育は1点98倍と人手不足が深刻化しているということです。
ハローワーク松江の加藤正樹所長は「こうした職種での人材確保の場として今回の面談会を開いた。
求職者には自分の能力にあった職場を見つけてもらいたい」と話しています。