高校生の就職内定率過去最高11/30 12:49nhk
来年3月に卒業する高校生の10月末現在の就職内定率は月ごとの統計を取り始めた平成6年度以降、最も高い84%あまりでした。
労働局は「人手不足で、これまで高校生を採用していなかった企業からも求人が出されているためではないか」と話しています。
鳥取労働局によりますと、来年3月に卒業する県内の高校生で就職を希望している1193人のうち10月末までに就職先が内定したのは1007人でした。
就職内定率は84.4%となり、月ごとに統計を取り始めた平成6年度以降で最も高くなりました。
仕事を求めている高校生1人に対して何人の求人があるかを示す求人倍率も、10月末時点で1.77倍と、平成6年度以降で最も高くなっています。
鳥取労働局は「人手不足を背景に企業の採用意欲が高まっている。
これまで高校生を採用していなかった企業も求人を出すようになっており内定率は今後も高く推移するとみられる」と話しています。
また来年3月に卒業する予定の大学生などの就職内定率も高い水準が続き、10月末の時点で71.6%と前の年の同じ時期を0.7ポイント上回りました。