内部被曝という要因を見ないことで生じる偽りの相関関係

○血糖値スパイクが血管の劣化を引き起こす?
内部被曝→すい臓機能低下→血糖値スパイク
内部被曝→血管損傷増大
⇒ 血糖値スパイク→血管損傷増大

ウクライナ健康調査(1986〜1992)を見れば、いろいろなパターンで
相関関係を見出すことができそうだ
血管の劣化とがんの相関関係、骨関連の異常とがん、精神疾患とがんですら
それっぽい結果を出すことができるだろう

被曝が多い人がそれだけ病気を発症しやすくなる
日本では海産物からストロンチウムの取り込みが多く、すい臓と血管の劣化に
他と比較して高い相関が現れたのかもしれない

放射性カリウムと血管の劣化、血管内の血液からの放射線が血管内壁の細胞を傷つける
概算として体重50kg、血液が体重の5%相当(2.5kg)、放射性カリウム4000Bq/全身 とする

放射性および安定カリウムは全身に分散し、身体に蓄積しない
カリウムポンプの作用により細胞内では血液含む周辺の体液よりカリウムの濃度が10倍程高い

放射性カリウムは濃度に比例して存在するので、血液中の放射性カリウム量/kgあたりを u とすると
血液中の放射性カリウム 2.5kg x u
細胞内の放射性カリウム 47.5kg x 10u(細胞内のカリウム濃度は血液の10倍と概算)
合計すると4000bq なので、477.5u = 4000 , u = 8.376

血液中には 2.5 x u = 21Bq、残り(およそ 3980bq)は全身の細胞内に存在する
カリウムポンプで細胞内のカリウム濃度を高く維持するという仕組みは放射性カリウムから
血管を守る効果があるように思える、そういった仕組みのない人工放射性物質が体内に入ればどうなるか