備忘録としてのコラム記事

> あなたは野の草を食べるであろう。

正教会では「野菜を人の需の爲に生ぜしめて」と人の食に関連する。

詩篇/ 104篇
014節
 あなたは家畜のために草をはえさせ、
 また人のためにその栽培する植物を与えて、地から食物を出させられる。
015節
 すなわち人の心を喜ばすぶどう酒、その顔をつややかにする油、
 人の心を強くするパンなどである。
旧約聖書 口語訳 日本聖書協会

第百三聖詠
 ・・・
 爾は草を獸の爲に生ぜしめ、
 野菜を人の需の爲に生ぜしめて、地より食物を出さしむ。
 酒は人の心を樂しませ、膏は其の面を澤し、
 餅は人の心を養ふ。
 ・・・
時課経 晩課
ttp://www.orthodox-jp.com/liturgy/score_web_pdf/Lenten_Triodion/Great_Lent_Weekday/Taro-horologion2016.pdf

第103聖詠の練習 - 晩課 - 時課経 - YouTube
ttps://www.youtube.com/watch?v=YdNDhSpPUsk

Psalms 104 sung in ancient Hebrew _ ברכי נפשי את ה' - תהלים ק_ד - YouTube
ttps://www.youtube.com/watch?v=--UABwqW9Sg

晩課の祈祷を読む係の祈りを聞きながら、係以外の修道士たちは夕食を取ります。

夕食で、サラダとして野菜を食べ、
ワインを飲みながら、オリーブ油の料理に、パンを食べながら、
主なる神に一日の終りを感謝して、食事をとります。

正教会に伝わるユダヤ教の頃からの時間ごとの祈り(時課の祈り)の習わしです。