「色即是空空即是色」というのは間違っている。

「色即是空空即是色」とは「有は無であり、無は有である」という意味である。

だがそもそも無はないのだ。ないから無なのだ。無はあり得ないのだ。
だから「有は無であり、無は有である」ということはできないのだ。

それを考えたやつは無の徹底した何もなさというものを甘くみたやつだ。