そして見よ、鉛のふたを取りあげると、
そのエパ枡の中にひとりの女がすわっていた。

すると彼は「これは罪悪である」と言って、
その女をエパ枡の中に押し入れ、

鉛の重しを、その枡の口に投げかぶせた。
それからわたしが目をあげて見ていると、

ふたりの女が出てきた。

これに、こうのとりの翼のような翼があり、
その翼に風をはらんで、

エパ枡を天と地との間に持ちあげた。

わたしは、わたしと語る天の使に言った、

「彼らはエパ枡を、どこへ持って行くのですか」。

彼はわたしに言った、

「シナルの地で、女たちのために家を建てるのです。

それが建てられると、彼らはエパ枡を
そこにすえ、それの土台の上に置くのです」。