>>352

大乗派生後も三百年位は両方混在してたんだよね?

大衆部と別れた事で上座部はより専門化して言って在家は単なるスポンサー状態で教義もちんぷんかんぷんだったんじゃない?

其処にバラモン出身の龍樹登場

当時最大部派だった説一切有部と大論争の果てに それこそ破折屈伏させたのよ

相手の論法だとこうで自分の論法ではこうだと対比させて悉く粉砕

内容見ても高度過ぎて頭痛をこらえながら何度も読み返さなくちゃだから 確実な事は言えない 笑

ただ説一切有部の文章を読んでもそれなりの説得力は有ったから やっぱり龍樹が天才だったんだと思う

元々バラモンの法力が使えた上に当時有った仏典全てを九十日で読破したっていう有る意味モンスターだからね

ただその後のインド仏教の衰退を考えると良かったのかどうか…

先にスリランカに普及してた分別説部が東南アジアに布教したおかげで釈迦の時代の仏典も残ってて ある程度元々の仏教がどうだったのかをかろうじて知る事が出来てる

現在にまで至る上座部と大乗の議論は龍樹抜きには語れないだろうね