0694深山 ◆lDoupiXSYZNC
2018/12/06(木) 12:31:52.07ID:pI4g6aSB>また、死後に転生するまでの間の中間的な
>存在はあるのでしょうか?
仏教では中陰という言葉がありますが、釈尊は説いておらず、
後世に取り込まれた概念でしょう。
釈尊が説いたのは五道輪廻ですから、死んだら次に五つのうちどこかの
世界に生まれ変わっていることになります。
好戦経の肉段も地獄に生まれ変わり、次にこの世界に霊的な存在として
生まれ変わっています。
五道のそれぞれについての阿含経での記述、また後世の解説は
たくさんあるが、釈尊自体がこれらを体系的に説いたことはありません。
阿含経には地獄の描写が延々とあるが、内容やパーリ仏典を比較すると、
このまま釈尊が説いたとは思えません。
学者がこういう死後の世界について、釈尊が説いたことと、
そうでないことを明瞭に区別しながら解説した本を見たことがありません。
阿含宗だけでなく、偽経典だとわかっている餓鬼事経を持ちだして、
まるで釈尊が説いたかのような解説をする学僧もいます。
率直に言うなら、悪質です。