わたしが最も大事なこととして あなたがたに伝えたのは、

わたし自身も受けたことでした。

すなわちキリストが、聖書に

書いてあるとおり、わたしたちの罪のために 死なれたこと、

そして葬られたこと、

聖書に書いてあるとおり、三日目に

よみがえられたこと、

ケパに現れ、次に、 十二人に現れて くださったことです。

そののち、五百人以上の兄弟たちに、

同時に現れてくださいました。

その中にはすでに眠った者たちもいますが、

大多数はいまなお生存しています。

そののち、ヤコブに現れ、 次に、 すべての使徒たちに現れ、 そして最後に、

いわば、月足らずに生れたようなわたしにも、

現れてくださいました。

実際わたしは、神の教会を

迫害したのですから、使徒たちの中で いちばん小さい者であって、使徒と

呼ばれる値うちのない者です。

しかし、神の恵みによって、 わたしは 今日あるを得ています。

そして、わたしに賜わった神の恵みは

むだにならず、むしろ、わたしは

彼らの中のだれよりも多く働いてきました。

しかしそれは、わたし自身ではなく、 わたしと共にあった神の恵みなのです。

とにかく、わたしにせよ彼らにせよ、

そのように、わたしたちは宣べ伝えており、

そのように、 あなたがたは信じたのです。

(コリントのクリスチャンへの手紙)