ヘブライ人への手紙

「律法はきたるべき良いことの影をやどすに
すぎず、そのものの真のかたちを そなえて

いるものではないから、年ごとに引きつづき
ささげられる同じようないけにえによっても、

みまえに近づいて来る者たちを、
全うすることはできないのです。

もしできたとすれば、儀式にたずさわる
者たちは、一度きよめられた以上、

もはや罪の自覚がなくなるのですから、 ささげ物を
することがやんだはずではありませんか。

しかし実際は、年ごとに、いけにえによって
罪の思い出がよみがえって来るのです。

なぜなら、雄牛ややぎなどの血は、罪を除き

去ることができないからです