学校の成績で人の知性が決まるわけではありません。
だが、知性の一部は間違いなく評価できます。
そして、桐山さんは学校の成績が悪かった。
実際、桐山さんの本を丁寧に検証すると、専門的な内容を引用して、
それをいかにもわかったかのように彼独自の空想でつなぎあわせているだけです。
仏教を書いてあるがままに理解するのではなく、
自分が理解している内容をそれらに当てはめているだけです。
だから、因縁解脱や因縁切りなど仏教にはないのに、最後まで気が付かず、
堂々と、オシャカは因縁解脱を説いたと何度も文字にした。
桐山さんはけっして知性の高い人ではなかった、という点を
信者さんたちは受け入れたほうが良い。

桐山さんが「○○力」を得ることが仏教なのだと唱えたのには背景があります。
極端に力に頼るということは、桐山さんは幼児期から力で支配されたことを意味します。
成長過程で親や周囲から、暴力や強制という「力」を加え続けられたのです。
こういう人が大人になると、自らも子供に暴力を働いたり、
他人にも暴力や強制を使うようになります。
実際、桐山さんは自分の娘に暴力を働いたことを新聞で自慢気に告白していた。
また、信者から「嘘つき」と批判されただけで、無抵抗な女性を
暴力で排除したのも、力こそがすべてだからです。
桐山さんが作り出した宗教が「○○力」という力に頼る宗教なのは
けっして偶然ではなく、こういう彼の幼児期の体験からきたものです。