教会を、有料の会員制クラブか何かだと考えてみます。あなたはお金を払ってそこに参加し、いろいろ活動して、余暇を消費します。
そこで仲間ができれば、有形無形の援助も受けられるでしょう。何かのコネができるかもしれません。
お得な情報を継続的に入手できるかもしれません。それらのメリットと、出費のデメリットを総合的に、冷静に検討してみます。
結果メリットの方が大きければ、参加する意義がある、ということになります。

「いやいや献金は信仰の表れだよ。損得で考えるもんじゃない」
 と考える方は、それはそれでいいと思いますよ。心のままに捧げて下さい。

 ただ一つ、しっかり検討していただきたいのは、その教会(あるいはその牧師)に、本当に献金を捧げる価値があるのかどうか、という点です。
おかしな教会じゃありませんか。献金を無駄に使う牧師じゃありませんか。
教会会計はしっかりしていますか。表面的に見えなくても、なにか怪しい点がありませんか。

 知り合いの教会の牧師は、車を毎年買い換えているそうです。もちろん献金でです。なんでも「客人を送迎するのにオンボロの車では失礼になるから」
だとか。でも今の車は1年くらいじゃオンボロになりませんよね。ただの見栄じゃないかと私は思いますが。

 もう一つ注意すべきは、「捧げすぎ」です。
 ちゃんと貯金できていますか。子供の教育費とか、老後の備えとか、生きていればいろいろ必要になります。
そういう必要を削って教会に捧げすぎて、「天に宝を積んでるんだ」とか思っていても、将来困るのは自分です。そうならないようにしましょう。

 こういう話をすると、「富に仕えるべきじゃない」みたいなトンチンカンなことを言う人がいます。私が言っているのは「お金をちゃんと管理すべき」
ということなんですけどね。まあそう言う人たちが将来困っても、私には関係ないのですが(笑)。

 というのが、教会と「献金」に関する私のざっくりした考え方です。
 クリスチャンの皆さん、どうお考えでしょうか。