彼らは勇士のように走り、
兵士のように城壁によじ登る。

彼らはおのおの自分の道を進んで行って、
その道を踏みはずさない。

彼らは互におしあわず、おのおのその道を進み行く。
彼らは武器の中にとびこんでも、身をそこなわない。

彼らは町にとび入り、城壁の上を走り、
家々によじ登り、盗びとのように窓からはいる。

地は彼らの前におののき、天はふるい、
日も月も暗くなり、星はその光を失う。

ヤハウェはその軍勢の前で声をあげられる。
その軍隊は非常に多いからである。

そのみ言葉をなし遂げる者は強い。

ヤハウェの日は大いにして、はなはだ恐ろしいゆえ、
だれがこれに耐えることができよう。

ヤハウェは言われる、
「今からでも、あなたがたは心をつくし、
断食と嘆きと、悲しみとをもってわたしに帰れ。

あなたがたは衣服ではなく、心を裂け」。
あなたがたの神、ヤハウェに帰れ。

ヤハウェは恵みあり、あわれみあり、
怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、

災を思いかえされるからである。

神があるいは立ち返り、
思いかえして祝福をその後に残し、
素祭と灌祭とを

あなたがたの神、ヤハウェにささげさせられる事はないと
だれが知るだろうか。