あなたがたはシオンでラッパを吹け。
わが聖なる山で警報を吹きならせ。
国の民はみな、ふるいわななけ。
ヤハウェの日が来るからである。
それは近い。

これは暗く、薄暗い日、
雲の群がるまっくらな日である。
多くの強い民が
暗やみのようにもろもろの山をおおう。

このようなことは昔からあったことがなく、
後の代々の年にも再び起ることがないであろう。
火は彼らの前を焼き、炎は彼らの後に燃える。

彼らのこない前には、
地はエデンの園のようであるが、
その去った後は荒れ果てた野のようになる。
これをのがれうるものは一つもない。

そのかたちは馬のかたちのようであり、
その走ることは軍馬のようである。

山の頂でとびおどる音は、
戦車のとどろくようである。
また刈り株を焼く火の炎の音のようであり、
戦いの備えをした強い軍隊のようである。

その前にもろもろの民はなやみ、
すべての顔は色を失う。