「神は人をかたよりみないかたで、 神を礼拝し、また義を行う人はどの国民でも

受けいれて下さることが、ほんとうによくわかってきました。 あなたがたは、
神がすべての者のヤハウェなる イエス・キリストによって平和の福音を宣べ伝えて、

イスラエルの子たちにお送り下さった御言葉をご存じでしょう。

それは、ヨハネがバプテスマを説いた後、ガリラヤから始まってユダヤ全土に
ひろまった福音を述べたものです。

神はナザレのイエスに聖霊と力とを注がれました。

このイエスは、神が共におられるので、よい働きをしながら、また悪魔に
押えつけられている人々をことごとく いやしながら、巡回されました。

わたしたちは、イエスがこうしてユダヤ人の地やエルサレムでなさった
すべてのことの証人です。

人々はこのイエスを木にかけて殺したのです。しかし神はイエスを三日目によみがえらせ、
全部の人々にではなかったが、わたしたち証人として あらかじめ選ばれた者たちに

現れるようにして下さいました。

わたしたちは、イエスが死人の中から復活された後、共に飲み、食事をしました。

それから、イエスご自身が生者と死者との審判者として神に定められたかたであることを、
人々に宣べ伝え、 またあかしするようにと、神はわたしたちにお命じになったのです。

預言者たちもみな、イエスを信じる者はことごとく、その御名によって罪のゆるしが
受けられると、 あかしをしています」。

ペテロがこれらの御言葉をまだ語り終えないうちに、それを聞いていたみんなの人たちに、

聖霊が下られた。」