九九も覚えられなかった様な出来損ないの息子与作が溺死して内心で喜んでいるような卑劣漢の隠居。
それから何十年も経って命の尊さと隣人愛を説いたイエスを心底から憎む悪鬼となり果てた様はまことにおぞましい限りだ。

その憎悪に満ちた心が敬虔なクリスチャンであるシャロンさん個人へ向けられているのだから危険だ。
シャロンさんは命を狙われているのだから余程用心して身元を特定されないように注意を払うべきだろう。

隠居の様な人でなしは、十九歳の少年警察官に射殺されて重体になればよいのだ。
自ら痛みを知らぬ者は他人の痛みも理解できないからである。