会の規模や教え相応に変化してきた、幸福の科学の信仰形態

 今、私は、「幸福の科学では、信仰の段階が、以前の状態から脱皮し、進化し、次第に変化しつつあるのではないか」と考えているところです。
 そもそも幸福の科学は、1986年に東京都の杉並区で六畳一間の小さな仮事務所から始めたわけですが、それから現在までの約三十年間に、やはり、会の規模や教え相応に信仰の形態は変わり、その信仰の内容も変化を遂げてきたのです。
 霊言集の刊行は『日蓮の霊言』(1985年刊。現在は『大川隆法霊言全集』第1巻・第2巻所収)から始まりましたが、初期においては、まだ、霊のほうがこの世の人間よりかなり偉いように感じていたので、その霊の言葉を受けて活動してもいました。