怒りについての説法の続き

例えば誰かに頭を叩かれたとする。そしてそれが痛ければ、普通に痛い!と言い
普通に叩き返せばよい。あるいは何すんだ馬鹿!と言えばよい

ところがその時、凡夫の自我は時にこのように思考する
私を馬鹿にしやがって、こいつは私を見下してるのか?そういえば前にも
こいつはこんな事やあんな事をして来やがった。こいつとは話しが合わん
相性が合わないんだきっと、天敵かライバルか怨憎会苦が増し増しだチクショー

と、こんな風に己の思考で怒りに色々と肉付けしまくって憤怒が増すのぢゃ

本当は、人体の健康上の問題では、1日のうちに3〜5%くらいの怒りの時間が
あった方がええらしい。ノルアドレナリンという怒りのホルモンを
それくらい出すと、逆に健康に良いらしいが、思考で怒りに肉付けすると
それこそ1日の時間の50%前後もずっとイライラが収まらなくなったりする
そうなると、もはやノルアドレナリンは毒物ぢゃ。みるみるうちに老けてゆく

また、まったく怒らないのも同じように老けてしまうらしいから
1日の3〜5%くらいの時間をプンスカするには、喜怒哀楽のストレート表現

これが一番ええのぢゃ (-人-)b