木村氏はそもそも自然選択理論を反証しようとして
中立説に訴えられたんだろうか?
中立説と自然選択説との間の論争は、
いわば、木村氏の理論に対する無用な誤解にもとづくもので、
論争の集結はその誤解が解けたということに過ぎなかったんじゃなかったか?

学術論争というものには多々そうしたものがあるのは事実だが、
それを命題上の反証論争と勘違いしてはあかんよ。