天理教の衰退はおやさまがいて、基本がいる限り、それはない。
天理教団の衰退は、天理のなすものである。
 このことだが、『転輪聖王獅子吼経』(てんりんせいおうししくきょう)
に、お釈迦様の教えがあります。
 「自らを島としなさい。自らを帰依処としなさい。他を帰依処としてはならない。」
 「法を島としなさい。法を帰依処としなさい。他を帰依処としてはならないのである。」
  教団に帰依すれば釈迦の教えに背きます。
  教会に帰依したら、釈迦の教えに背きます。
 天理教団は帰依させようと、団体旅行を企画し人集めをした。
70年祭のあの盛り上がりは異常であり、八十年祭に奮い立たったようぼくの姿は、
自分を島とせず、教会を島とし、天理を島とせず理の親の教えを島とした。

 それは、人類の宗教因縁の通りかえしの道。衰退が正しい順序である。