モーセと祭司エルアザルは主がモーセに命じられたとおりにした。分捕ったもの、
すなわち兵士が略奪したものの残りは、羊六十七万五千匹、牛七万二千頭、ろば六万一千頭、
人は、男と寝ず、男を知らない女が全部で三万二千人であった。戦いに出た者の分け前は、
その半数であって、羊の数は三十三万七千五百匹、その羊のうち、主にささげる分は
六百七十五匹、・・・人は一万六千人、そのうち主にささげる分は三十二人であった。
・・・部隊の指揮官である千人隊長、百人隊長がモーセの前に進み出て、言った。
「・・・わたしたちは、めいめいで手に入れた腕飾り、腕輪、指輪、耳輪、首飾りなど
金の飾り物を捧げ物として主にささげ、主の御前に、わたしたち自身のあがないの儀式を
したいのです。」モーセと祭司エルアザルは、彼らから金の飾り物をすべて受け取った。
それらはよく細工されたものであった。・・・モーセと祭司エルアザルは、千人隊長と百人隊長から
金を受け取り、臨在の幕屋に携えて行って、主の御前に、イスラエルの人々のための記念とした。
(民数記31章31〜54節)