2 「人生の問題集」「組織の運営」に伴う愛の苦しみ

  「親子の愛」「夫婦の愛」にもさまざまな問題が伴う

 幸福の科学では、初期のころから「人生の問題集」という言葉を使っていますが、愛というものは、ある意味で、「人生の問題集」としては非常に典型的なものかもしれません。それは、誰もが直面するものであろうと思うのです。
 例えば、人生の早い段階から、「男女の愛」も始まります。
 それから、子供が生まれると、「親子の愛」のところが問題になります。親子の葛藤がたくさん起きてきて、子供を愛すれば愛するほどに、だんだんあとになってから反逆してくる場合もあるわけです。
そのように、愛の裏返しで、反対のものになっていくようなこともあります。

 一方、「この子にはあまり期待していないから」と思って親のほうは子供に対して浅い愛で止めていたのに、子供のほうは意外に頑張って親孝行になる場合もあるので、なかなか難しいものです。
 また、「夫婦の愛」についても、さまざまな問題が出てきます。若いころは誠実に愛し合っていても、中年期、熟年期に入っていくにつれ、仕事上の条件が変わってきたり、子育てをしているうちにほかのしごとも出てきたりします。

 幸福の科学で言えば、主婦で子育てをしている身でありながら、日曜日のお昼ご飯もつくらずに、当会の講演会に参加する人もいるわけです。
家族も信者であれば、それを理解してくれることもあるかもしれませんが、例えば、受験生の息子が翌日に模試を受けることになっていて、「この次にE判定が出たら、僕はもう志望校を受けるのをやめる」というような、鬼気迫る雰囲気のときもあるでしょう。
 そういうなかで、「今日は大川隆法先生のご法話を聴いてくるからね」と息子に言ったら、「僕のことなんか考えてくれていないんだ!」と暴れられることもあるかもしれません。
そうなると、お互いになかなか止まらなくなり、「あなたは信仰を否定するの?」「いや、分からないことはないけれども、僕の模試だって大事でしょう!」などと口論になることもあるでしょう。
 そのように、子供が小さいころとはやや違ったものが出てきて、難しくなってきます。

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