アンドロメダ銀河見聞録 2
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地球でお亡くなりになった方々が、アンドロメダ銀河で新しい生活を始めているという想定のSFです。
アンドロメダ銀河には地球で生存している方々は自由に往来が可能です。
ただし、お亡くなりになられた方々は、地球に帰還できないという設定です。 馬頭星雲連盟では、江戸娘大月みやこさんの「母なる海よ」発表記念と彼女の功績を称え、祝賀会を行うために3ヶ月の停戦を決議した。
アンドロメダ銀河連邦で、その本祭典が行われる。
日本の演歌歌手総出のお祭りになりそうです。
他の銀河連邦の歌手も大挙来演予定だ。
これでは、みもりんも、寿美坊や亜矢坊も寝る間が無いな。
私は、お嬢にアンドロメダに帰ると連絡した。
お嬢「早く帰って来て、「週刊追っかけ」なんかがうるさいのよ」
私「追っかけられないようになったら、終いだから良いじゃん」
お嬢「私はもう十分」「アンドロメダ銀河連邦政府から、500万アンドロメダドルの入金が有りました」
「みやこさんの、祭典の出席に関するものだと思います」
私「そうですか」
ハルとカササギにアドロメダ行きのシャトルの手配を頼んだ。 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のバカどもこんにちは。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン!! 私は軍用量子暗号で、マーク大尉にアンドロメダに帰る旨を伝えた。
マーク大尉から、パイロット救助の礼と、また会おうと返信があった。
前進基地の受付でアンドロメダに帰る旨を告げると、受付の亀人少佐が、マーク大尉の依頼で、派遣軍総司令部からアンドロメダへの定期通船に乗れるように手配していると教えてくれた。
私たちは、前進基地から派遣軍総司令部へ武装輸送機に便乗して降り立った。
時計を見ると、午後5時50分である。
一つ目の太陽は山陰に隠れるところである。
夕暮れの情景が、地球とは何かが違う。
ああ、ここは本当の異星の異郷なんだなと思う。
月が3個見える、見えない月もある。
空を見上げていると、カササギが「腹が減ったのか」と言ってきた。
「そうだ、減ったよ」
総司令部の受付で手続きを済ませて、レストランに行った。
ここでも、真ん中にスクリーンがある。
みもりんが「高遠さくら路」を演じている。 演歌の守護神松原のぶえ、虹色、七色の声を出す。
こんな至福の声は歳を重ねたから出せるのか。
「みれん岬」を聴いていると、頭の芯で快感を感じる。感じさせる。
そうだ、この歌声には、何かががあふれている。
別の次元を感じてならない。
演歌の守護神松原のぶえ、こんなに聴く者を酔わせる歌手だったのか、何で今の今まで気づかなかったのだろう。
不思議な気分だ。
単調さが全く無い、あふれる情感をここまで表現できるものなのか?
何百回聴けば気がすむのだろうか? 寿美坊の「女人道」「女人高野」は止めてくれ。
名曲なのは分かっている。
みもりんの「桂浜」ど同じだ。
悲しすぎるのだ。 カササギ「ウイスキーは飲むか?」
私「あっ、そうだな」
スクリーンに見入っていた、江戸娘大月みやこさんの「母なる海よ」、結の絆で結ばれる
こんな歌、今までなかった。
この声が、大ヒットさせている。
アンドロメダ銀河の隅々までこの歌が流れている。 プロデューサーのDSPフィルターが江戸娘大月みやこさんの中心周波数をドンピシャリ捉えた作品だ。
彼女もその表現に全力を尽くしている。 カササギ「演歌界で一番の性格美人は、と問われたら誰と答えるか?」
私「多すぎて、………」「取り敢えずは、みもりんか」 カササギ「亜矢坊はどうだ?」
私「否定の理由は全く無い」 私「歌の道に精進する余り、性格的に誤解されることもあり得るか 私「歌の道に精進する余り、性格的に誤解されることもあり得るかも知れず」
カササギ「なるほど」 トランジスター娘と寿美坊か、寿美坊はああ見えて、なかなかの接待上手だ。
トランジスター娘は自然体だ。
着物姿は、神野美伽さんと同じで岡田茉莉子さんクラスだ。
歌手をやめても、二人とも女優でやっていけるだろう。 寿美坊が「サーカスの歌」、何でも上手く歌えば良いと言うものではないのだが。
みもりんと聴き比べてみたいものだ。 「サーカスの歌」、裕次郎さんとお嬢のを聴いてみた。 カササギ「トランジスター娘、亜矢坊、寿美坊も、水前寺清子さん、江戸娘大月みやこさんや八代亜紀さんの前では最敬礼だな」
私「それが自然体の世界だ」
天下人都はるみ殿下、水前寺清子さん、江戸娘大月みやこさんの3人は1964年のデビューだ。
もう、異次元、神の世界におられる。 演歌の守護神松原のぶえさんは、彼女たち神に遅れること15年です。
しかし、彼女もまた神の世界に足を踏み入れている。 太陽が2つとも登っている。
受付の亀人の少佐から電話で「アンドロメダ行きの通船は1100に出発します」
朝昼兼用の食事をしにレストランに入った。
小銃を背負った特殊部隊の連中がたくさんいる。
私たちは、窓際の隅で小さくなって食事を済ませた。
直ぐに荷物をまとめて、少佐の指示通り、通船のプラットホームに登って行った。
負傷兵がたくさん降りて来る。
彼らが降りるのを待って、シャトルに乗り込んだ。
船内では「母なる海よ」が流れている。
時間は、1050であった。 冬美坊の黒い衣装もたまらない。
粋な衣装に飾っていても、刺したかんざし憂いの視線。
鳥追い帽に美形を隠し、急ぎ脚。
昭和の初頭、中山道を東京へ急ぐ女旅芸人。
そんな想いを想像させる冬美坊。
香西かおりさんとはまた違った「粋」をもっている。 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のアホどもこんにちは。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン!! カササギ「アンドロメダの連邦政府のスーパーAIコンピューターに日本歌謡界で美人で性格も良いナンバーワン誰かと問い合わせたら誰だと言ったと思う?」
私「さあー」
カササギ「驚くなよ、「水森かおり」さんと言う答えを出して来た」
「2回問い合わせたが、2回ともか水森かおり 「2回とも「水森かおり」さんと回答して来た」
私「他にもたくさんいるだろう」
「例えば、亜矢坊とか、天下人都はるみ殿下とか、市川由紀乃さんとか、たくさんいる」
カササギ「あくまでも、AIの回答だ」 アンドロメダバルジの連邦政府軍の統合作戦本部に到着し、記者クラブに行って、取材証などを返した。
これから、みんなのいる第3惑星の軌道に向かう。
第3惑星行きのシャトルに乗り換えだ。
出発は、明日1300のシャトルに乗る手配を済ませた。
本部の慰安スペースでは、ディズニーランド状態だ。
各惑星の有名人、芸能人の本物そっくりのアンドロイドが作られている。
レストランで食事をして、温泉に入り、ゲートで、予備役証明証をチェックされて中に入っていった。
ここは、退屈しない。 岩本公水さんのアドロイド、そっくりだ。
「片時雨」を上手く歌っている。
神野美伽さんも「いちから二人歌」、雨にネオンが 昭和が煙る。
本物とかわらない。
なんともいい顔をしている、飛び付きたくなるな。
香西かおりさんを見たら直ぐに飛び付きたくなるんだ。 それでいて、観客への敬意とサービスは忘れていない。 亜矢坊「龍馬残影」
亜矢坊しか無理だな。
みどり坊にはまだ無理だ、声を上げるだけではダメだ。
声を上げるど同時に変声が出来ないと。 伍代夏子さん「お前に惚れた」
こんなに上手いんだ、ごめん、知らなかった。
美人で出ているだけかと思ってた。
すみません。 江戸娘大月みやこさん、山田五十鈴さんの後を継いで、三味線を持って江戸の時代劇に出て欲しいな。 第二の山田五十鈴さん現る!
江戸娘大月みやこさん!
また時代劇がヒットすると思うだけれど。 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のバカどもこんにちは。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン!! 香西姉妹か、
寿美坊が「女人高野」「女一人旅」
達人は、高音を出すときうまく変声している。
みどり坊も見習うべきか。
香り姉が「流恋草」
貌を傾けて、上向き加減で歌うところ痺れる。
名曲だ。
もちろん、寿美坊にも「女人高野」「女人道」「女の舟歌」など多くの名曲がある。 カササギがまた、アンドロメダのスーパーAIコンピューターに亜矢坊と寿美坊とどちらが上かとうた どちらが上か質問した。
AIコンピューターは、1,000点満点で、瞬時に同点977点を表示した。
比較出来ないのだ。
短所と、長所が補い合い平均化されるらしい。
人間なら、ファンの数だけで決まるかも知れない。 ちなみに、私と寿美坊と歌を比較する入力をAIコンピューターにしてみた。
これまた瞬時に、私16点、寿美坊1,000点だ。
ま、当たり前と言えば当たり前の答えだろう。
桁が違うと言うことだ。 カササギが言うのには点数が出るだけましらしい。
亀星人と天下人都はるみ殿下を比較したらしい。AIコンピューターは煙を上げて、ま、冗談だが。
「比較不能」を表示したらしい。 あるある、日本演歌界の美女が集まっているコーナーがあった。
みんな
アンドロイドだけれど、そっくりだ。
天下人都はるみ殿下の方に行って、握手しようとしたら、接触するのはダメだとディスプレイに表示されたので慌てて手を引っ込めた。
そうか、一日中手を握ったままのファンも出てくるからな。
はるみ殿下しか暗号キーを持っていない伝家の宝刀、「大阪しぐれ」をリクエストさてみた。
演奏が始まって、はて、アンドロイドが歌っているのか、本物のはるみ殿下が歌っているのか?
人間の耳はすごいね、聴き分けられた。
アンドロイドが歌っている。
一本調子なんだけれど、最後の母音を伸ばしたり、強調するところがちょっとシャープ過ぎるんだ。
やっぱり、生身のはるみ殿下の吐息は聴こえない。
色気も感じられない。
もっとも、アンドロイドが歌っているという先入観が多少影響しているのかも知れない。 江戸娘大月みやこさんの祭典が始まっている。
もう、アンドロメダでは、1ヶ月間のお休みになっている。
アンオク(アンドロメダオークション)では、みやこさんのDVDは定価の1,000倍が相場になっている。
グッヅは生産が追いつかない。
今年は江戸娘大月みやこさんで開けて、暮れるだろうというのが芸能記者の大方の見方だ。
みやこさんを山田五十鈴さんの後継にしようとテレビや舞台、映画界が色々工作に走っている。 江戸娘大月みやこさんのグッズを求めて、各銀河から地球に輸送船が殺到している。
彼女の物なら何でも持ち帰るそうだ。 やっと帰って来た、第3バースに到着だ。
入境審査を通り抜けて、通関検査も済ませて、コンベアで荷物を受け取り外に出た。
香西姉妹と森光子さんが迎えに来ていた。
森光子さんはずいぶん若返っているように見える。
カササギは早速森光子さんの肩に止まりに行った。
森光子さん「久しぶりですね、戦地はたいへんでしたでしたか?」
私「そうですね、でも面白かったです」
森光子さん「構内にスタバがありますから行きましょう」
私「そうですね」
スタバの2階に上がって、テーブルに着いた。
森光子さん、かおりさん、寿美坊と座り、対面に私、ハルと座った。
私「江戸娘大月みやこさんの祭典で盛り上がっていますね」
森光子さん「そうです、私たちも忙しくなります」
私「森さんは昔、戦地に慰問に行かれたんですか?」
森光子さん「そうなのよ、私も昔、南方に慰問に行って歌を歌っていましたよ」
私「あー、それで、「越後獅子の唄」が上手かったのですね、歌手もやってらしたんだ」
森光子さん「面白かったわよ、淡谷のり子さんなんか、慰問の時でも化粧をしっかりして、綺麗なドレを着ていましたよ」
「化粧や衣装は私たちの武器だと言っていました」
「それで、野外舞台で日本兵に歌を歌った後で、今度は背中を向けて、白人捕虜の方を向いて英語の歌を歌ったことが度々ありましたよ」
「それで、始末書が数センチの厚さになっていました」
「彼女は、民主的で立派な方ですよね」
私「そんなことがあったんですか」
ウェイターがコーヒーを運んで来た。
あっ、兼高かおる局長からLINEだ。 水森かおりさんの「蜃気楼」が流れてくる。
よく、これだけ歌えるものだ。
頭の中はどうなっているんだろう。
寿美坊のような声に重なりは無い。
澄み切った透明感のあるシャープな、声の帯域幅は狭い。
それなのに、ダイナミックレンジは広いのだ。
これも、天才の技か、不思議な歌手だ。
声が上下に広い、と言って、単調か、そうではないところがおかしいのだ。
普通は、こんな歌方は絶対に出来ないはずだ。
その出来ないことをやってのける、ところが不思議だと思うのだ。
ただの「ご当地ソング歌手」では、断じてない。
こんな、水森かおりさんのような歌手を掘り当てた事務所は、アンドロメダ銀河で、直径1メートルのダイヤモンドを探し当てたようなものだ。 私、個人の意見だが、水森かおりさんの「蜃気楼」を聴いていると、寿美坊の「女人高野」と肩を並べるかもしれない。
やはり、これまた寿美坊とかおりさんとはベクトルが90度以上違うので、比較のしようがないのだが。 兼高かおる局長「私も江戸娘大月みやこさんの祝賀会に出席します」
私「了解です、よろしくお願い致します」
「今、兼高かおる局長から、みやこさんの祝賀会に出席するという連絡がありました」
森光子さん「そう、あんな有名なお方が出席されるんですか、楽しみですね」
寿美坊「盛り上がりますね」
トランジスター娘「もう準備が出来てるってニュースで言ってました」
私「それでは、皆の所に行きましょうか」 うん!
昔なら船が出て 見送る人もいた
別れは悲しいものだった
これは、川中美幸さん!
「昔のように港町」
名曲だ!
大阪波止場と神戸波止場で育った私には、子供の頃を思い出す。
カササギ 、、、、、、 みもりんと川中美幸さん、一緒に出てる。
みもりん、そんなに前から出てたのかな?
私、みもりんを知ったのは最近だけど。 みもりん、「鳥取砂丘」、ヒットはやむを得まい。
カササギ 「偉そうに」
「みもりん、忙しくて、目の下が、、、」 川中美幸さん、かすれて、引きずるような声が何とも、みもりんのような前に飛んで行くような発声ではないが。
みもりんのような、明るい声で、悲しい詩を表現するわけではないが。
やっぱり、渋いというのかな。 川中美幸さん、トークが面白い、頭が切れる。
演歌歌手って、以外(失礼)とトークが面白いな。
森昌子さんなんか、全くそんな風に見えなかったのに、開けてビックリ。
吉本で立派にやっていけるよ。
あっ、「伊良湖岬」か。
いつのまにか、みもりんの歌になっている。 川中美幸さんの歌い方、演歌の守護神松原のぶえさんのようだ。
ということは、のぶえさんの妹ということになるのだが。
松原姉妹で良いのかな。 ありゃ、のぶえさんよりも、美幸さんのがお姉さんだ。
川中姉妹か、ま、良いか。 川中美幸さんのあの歌い方、あんな色気で迫られたら私なんか直ぐにコロリンとひっくりかえる。 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のバカどもおはよう。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン 私「森さん、地球にいる時よりもずいぶん若返ったじゃありませんか?」
森さん「それは、私にも分からないです。このアンドロメダでもう一度生きなさいってことじゃないですか」
私「なるほど、そういえば、地球で亡くなられた方は、皆さん、若返っていますよね」
「私も若返るのならなんか、安心です」
森さん「話し変わるけど、江戸娘の大月みやこさんは本当に山田五十鈴さんに似てきていますね」
私「ね、そうでしょう、自分の仕事に対するスピリットも山田五十鈴さんに似てるでしょ」
森さん「今時、素晴らしい方です」
カササギ「AIスパコンも、類稀なる演歌歌手って答えを出していました」
「日本国から叙勲されるのも納得できますよ」
寿美坊「私たちも先輩のようになりたいです」
トランジスター娘「本当ね」 森さん「私、こちらに来てから、驚いたのは、スタバのお店がたくさんあることです、どこに行ってもスタバだらけなのよ」
カササギ「それは、やはり、スタバの評判が良いからです」
森さん「そうね、雰囲気が良いですよ」
私「私も、どこの惑星や軌道に行っても必ずスタバはありますよ」
「馬頭星雲にもあったのには仰天しました」
「あそこは何百年も戦乱が続いていますから」
「あっ、またLINEです、お嬢からです」
「森光子さんと香西姉妹が迎えに行ったでしょう、会ったの?」
私「会っています、軌道上のスタバに居ます」
お嬢「あら、そう、ゆっくりしてても良いわよ」
私「はい、有難うございます」
「お嬢からでした、ゆっくりしていって良いって」 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のアホどもこんにちは。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン!! 私「寿美坊、あんたいまだに高校生に見えるね」
「時間を止めているようだ」
寿美坊「そうよ、私の中で時間を止めているのよ」
カササギ「寿美坊の勝ちだな」
私「........................」
カササギ「かおりさんも若々しい」
「日本人は、白人と違って、特に女性はなかなか老けないって、AIが言っている」
私「なるほど、森光子さんも若々しい」
その時、寿美坊とトランジスター娘が来ているのが分かったのか、かおりさんの「最北航路」が流れて来た。
私「最南航路」ではダメなのか?
カササギ「演歌は全て、「北」でないと詩にならないんだ」
私「そうか」
森光子さん「北に決まってますよ」
私「私が手振ったからかな、頭を下げているよ」
カササギ「偶然、ライブの時のファンが手を振ったんだろう」
私「そうだよね」
「しかし、渋いな、やっぱり寿美坊とは貫禄が違う」
「次は、寿美坊の「女人高野」か、アンドロメダでもこの歌は高評価だからね」 続いて、江戸娘大月みやこさん「乱れ花」、ふくよかな声なのに高域が詰まった感じは全く無い、むしろ煌びやかさがある。
この歌にはスパッとカットしたようなシャープさはむしろ邪魔だろう。
彼女の包み込むような、自然で上品な歌唱の方が詩を盛り上げる。
彼女特有のクセはあるものの、それが良いというファンは絶対数で多いであろう。
圧倒的な存在感はあるのだが、彼女の発する品性の良さがそれを上回って、威圧感は全く感じな
い。
だだ、特に、声の余韻は聴衆を感動させて余りある。 あん!またメールだ。
真屋順子さんだ「みやこさんへの土産買ってきた?」
しまった、忘れてた。
そうだ、全銀河土産物ガーデンで買って行こう。
みんなのを買わないといけないな。
私「もちろん買っています、順子さんの分もみんなの分も買っています」
真屋順子さん「気が利くねー」
私「そりゃーそうさ、いつもみんなのことを思っているからね」
真屋順子さん「ほんまかいな」 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のアホどもこんにちは。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン!! 森さんと香西姉妹に、土産物を忘れたことを言えないので、軍のブリーフィングがあるとウソを言って、彼女たちを先に帰ってもらった。
私たちは、軌道から離れたところにある商業ステーションにシャトルで乗りつけた。
総売り場面積(正確には無重力状態の売り場)250万立法メートルの広さがあ 無重力カートロボットにまたがって、売り場を回った。
カササギとハルと私は揃って、店内を回った。
私は、馬頭星雲の土産だから、彼の地の馬刺しを買うことにした。
カササギは、みやこさん用に和服の反物を買っている。
好みがあるのにな。
ハルは珍しいお菓子やワインを飼っている。
カササギが言うには、みやこさんの好みをAIに聞いたから間違いないと言っている。
カートロボットに土産物を満載して、レジを探したけど、レジが無い?
カササギが、今頃そんな前時代なものがどこにある、と言いやがる。
選別にもらったお金で支払いを済ませた。
店を出る時に無人支払機で払ったから、これも立派なレジだと思うだが。
急いで、お千代さんの別荘に向かうことにした。
久しぶりにエレベーターで降りた。 地上まで、2時間で降下する。
リクライニングシートでビールを飲んでいる。
座席の前の立体動画でトランジスター娘を検索したら、「関東春雨傘」を歌っている。
良いよ、白い着物が似合うな、冬美坊は黒い着物だ。
ちょっと裏声のところがすごく色気がある。
まだ、少女が歌っているようなところがたまらない。
飛び付きたくなるんだ。
脚色がほとんど、いやまったく無い、素肌美人の歌唱が少女的なんだ。
たまらないね。 彼女は、寿美坊の重厚な、口の中にエレクトーンを仕込んでいるようなハイエンド満載の声ではない。
あっさり、サラッとした声だ。
寿美坊の歌唱がフルコースのフランス料理だとすれば、かおりさんは、握り寿司という感じだな。
それぞれ違うところがいいんだろう。 寿美坊「女の舟唄」
エレクトーンのような歌声!
よくこんな声が出るもんだ。
この歌は、少女ではない。
演歌の守護神松原のぶえさんに匹敵するようだ。
あー、続いて、江戸娘大月みやこさんの「大阪夜霧」
うちには、信じられへん
恋の難波の人波に
みやこさん、大阪出身だったかな。 江戸娘大月みやこさんの「海鳴りの駅」「心の駅」
この歌、みやこさん全開だ。
こんな特殊な声は他にいない。
日本演歌界の中で、だだ一人だろう。
寿美坊とも全く違う。
あん、ドレス姿だ。
身体が、着物姿では全く分からない、凄い綺麗なボディーライン!
もう、着物は止めて、ドレスで出てください。 みやこさん「女・・・さすらい」
ごめんなさいと絵葉書に
色々多彩な世界を見せてくれるものだ。
みやこさん、こんなにも魅力があったのか。 エレクトーン娘の「女人道」
夢 夢 夢の女人道
良い音色だ
寿美坊ー! トランジスタ娘 殿
私は、「南」が良い、北は寒い。
「最南航路」を歌ってくれ。 あっ、「北の宿から」
天下人都はるみ殿下
私個人は、この歌あまり好きではありません。
しかし、大ヒットしたから良いか。 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のアホどもこんにちは。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン!! 演歌の守護神松原のぶえさん「みれん岬」
寿美坊よりも声の透明度が高い、寿美坊から着き過ぎた宝石、金銀を削り落とした感じ。
声質だから別にどうってことはないだろう。 「みれん海峡」で、寿美坊
綺麗な高音を出している、どうなってんだ? みやげ物は宅配シャトルでお千代さんの別荘に送っておいた。
軌道エレベーターは地上から250qの退避ステーションで停止している。
地上で何か不具合が起こったらしい。
停電はない。
ステーションに降りてロビーに行ってみた。
多くの乗客が降りて休憩している。
立体スクリーンでは、こまどり姉妹さん「浅草姉妹」が始まっている。
どこの銀河に行っても演歌が見れる、いい時代になったものだ。 おおーっ、出たー!
天下人都はるみ殿下「大阪しぐれ」 人権蹂躙迫害弾圧国家ジャップの卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロ組織、軽死腸肛門部の軽殺姦のバカどもこんにちは。卑劣で邪悪な集団ストーカー精神暴力殺人テロリストのお前らが死刑になって地獄に堕ちて業火に焼きつくされますように、アーメン!! この「大阪しぐれ」に隠された量子暗号を解いた人は、天下人都はるみ殿下ただ一人だけ。
この暗号解読にみな苦戦している。
40年近く経った今でも、はるみ殿下以外は解読していない。
あの、暗号解読の天才水森かおりさんでさえ半分程度しか解読していない。
アンドロメダのAIスーパーコンピューターが解読中だが、この宇宙が終わるまでに解読作業か終わるかどうか分からないそうだ。 作曲者は、この暗号解読は天下人都はるみ殿下なら出来ると思って彼女に投げたのだろうか?
そうだとすれば、恐るべき目利きと言うほかない。 もっとも、水森かおりさんと「大阪しぐれ」は、フォートランとコボルほどの違いがある。
思想も用途も異なると言うのな。
互換性が無いのを無理に合わせようとするものだろう。 寿美坊が挑戦している。
内心、こんな歌いにくい歌をよく作ったなって感じかな。
しかし、年季が暗号のバイパスを見つけて歌っている。
彼女ともアッセンブラのところでの違いがあるようだ。
その歌手に合った歌を提供するのがプロデューサーの仕事だから、その仕事を取り上げるわけにはいかない。
トランジスター娘もそれなりに。
冬美坊、あー、はるみ殿下の前で歌っている。
緊張しているのかな、それなりに。
プロデューサーの偉大さがよく分かる。
森昌子さんか、うーん、こういう天才もいるのだ。
詰まらずに綺麗に流している。
やっぱりな。
女王石川さゆりさん、森昌子さんと同じだ。
アップダウンを上手く波乗りしている。
よく、こんなハイエンドな作曲をしたものだ。
テレサテンさん、はるみ殿下と歌い方が似ているからかな、でき過ぎか。
由紀乃坊、アクセントが強いか、悪くはない。
お嬢、持ち歌にしている。
お千代さん、淡々とこなせるものだ。
年季か。 村上幸子さん、以外、意外と、はるみ殿下に近い。
はるみ殿下が歌っているのかと思った。
天才の片鱗を見せる。
藤圭子さん、「この歌、どうかした?」
貫禄だね。全く詰まらない、持ち歌になってる。
私が思う以上に、みんなよく歌っている。
神野美伽さん、藤圭子さんと同じ、「うん、どうかした」
「大阪しぐれ」は年季がいるのかもしれない。
神野美伽さん、感情が上手く表現されている。
トランジスター娘、別の時期に歌っている。
前のよりかなり良くなっている。
中村美律子さん、やっぱり年季か、ベクトルが違うはずだが、うーん、痺れるよ、色気も凄い。
はるみ殿下、御高齢になっての歌。
以前と遜色ない。 中村美律子さん、私の中では、私の中では、影が薄かった(失礼)んだけれど。
「河内遊侠伝」
昭和演歌全盛の残滓を帯びに差している。
二葉百合子さんになりそうか。 トランジスター娘が「最北航路」を歌う。
やっぱり、持ち歌が一番上手いか。
A&Rが推敲を重ねているだけのことはある。
最高に上手い。 「港の別れ唄」「そして神戸」
森昌子さん、みなさん、ご存知の通りかと。 このステーションで一泊になりました。
地上の超電動装置の一部を交換するそうです。
ワイヤーとエレベーターのフックが物理的に接触せずにリニアモーターのようになっている。
地上のホテルと変わりない。
天の川がギンギラギンに良く見える。
地球の銀河も薄く小さな雲のように見える。
どこに行っても、演歌が付いてくる。
立体スクリーンには「恋あざみ」、八代亜紀さん。
名曲中の名曲
村上幸子さん、この人?
こんなスーパースターがいたの?
森昌子さんと誰かを合体させたような。 森昌子さんと由紀乃坊が合体したような。
森昌子さんの上手さと、由紀乃坊の優しい歌い方。
カササギに彼女を調べさせた。
カササギ「村上幸子さんは、地球を離れてこちらに来ています」
「こちらでしっかり歌って、歌手です」
「アンドロメダバルジの中心部にいます」
私「私たちのチーム入るように言ってくれ」
カササギ「分かりました」 天下人都はるみ殿下の「涙の連絡船」。
村上幸子さんで、汽笛が泣きじゃくるー 、と最後の母音の少し手前から伸ばすところ、上手くポイントを押さえている。
この歌手も天才、地球に居なくても、大御所です。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています