0343名無しピーポ君
2020/01/07(火) 15:27:51.96【独自】高速道の建設、未買収地で強制収用…地権者十数人との交渉難航
1/7(火) 9:11配信読売新聞オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-00050281-yom-soci
名古屋近郊を結ぶ東海環状自動車道について、国土交通省と中日本高速道路が岐阜、三重県境の未買収地取得に向け、強制収用の手続きに入ったことが分かった。
リニア中央新幹線開業の2027年にも全線開通する見通しとなった。
複数の関係者によると、強制収用の手続きに入ったのは、岐阜県養老町の養老インターチェンジ(IC)と三重県いなべ市の北勢IC間約18キロにある山林など。
両IC間は90%の用地を取得済みだが、残る土地の地権者十数人との用地買収交渉が難航しており開通時期が唯一、未定になっていた。
国交相は昨年3月、土地収用法に基づいて事業認定。
このうち、北勢IC付近の約3000平方メートルについて、国交省が昨年10月、強制収用の裁決を三重県収用委員会に申請した。
残る用地も地権者との任意交渉が成立しなければ申請する。
申請から裁決までには約1年かかり、養老町の山地を貫くトンネル(約5キロ)の掘削などで工期は6年超と見込まれる。
関係者は「27年の全線開通が視野に入った」と話している。
国はリニア中央新幹線整備の効果を最大限にするため、「広域的な高速道路ネットワークの形成により、対流を活発化する」
との方針を示しており、中京圏では他の道路の延伸や空港の機能拡張などの計画も27年に向けて進んでいる。