神奈川県の西の外れ。小田急線H田駅前。6月23日朝。人身事故。
私が自転車で通りかかると、はねたのであろう運転手が、道路に横たわった
じいさんを看病している。その横を自動車達が通り過ぎる。
仕方がないので、交通整理を始める。駅前で、踏切はあるわ、
道路は狭いわ、交通量は多いわ、どいつもこいつも自分が先に
通ろうとするわ、頭に来ること甚だしい。
それにしても、待てど暮らせど、警察も救急車も来やしない。
(結局そのじいさんは、20分以上道路に横たわったままだった。)
ところが、H田駅近くには現場から50Mも離れていないところに、交番が
あるのだ。
知り合いの中学生がいたので、その子に「交番」へ使いに行かせた。まもなく帰ってきた中学生は、こう言った。
「『今日は、非番だから、他の警察官がまもなく到着するから、それを
待ってくれ。』ということです。」
頭に来た。ふざけるな。
20分ほどでようやく到着した警官にまかせ、その「交番」へおしかけた。
いかにも非番というリラックスした出で立ちでそのM上という警官は現れた。
非番であり、事故の状況もよく分からないから行かなかったという。
何のための住み込みの交番なのだろう?
地元の、50Mも離れていない、自分のテリトリーのど真ん中での
事故なのだ。
いくら非番だからといって、警官だろう?
勤務中の警官が来るまでの間だけでも、事故の様子を見に行く位の
事がなぜできないのだ?
私は間違っているか?神奈川県警、どう思いますか?
そして、あのじいさんは、無事だったのだろうか?