>>74
柳田はともかく、加藤初、梅田、加藤博、片岡新之助をトレードに出し、江藤を解任した75年オフが
チームが福岡で倒産した最大の元凶。
土井、白、東尾が揃って初のタイトル・ホルダーになったが、
「タイトルを取ったら選手の給料を上げないといけないのに、江藤はよけいなことをした」
という話が本当なら、いくら金欠にあえぐ惨状だったとはいえ、経営者としての福岡野球は失格。

まぁ年平均2万人の動員でも、黒字になるかならないかの財政状態だったのは坂井の著書にもあるし、
既にテレビ世代の巨人ファンが福岡でも多数派だった時代背景を考慮すれば、打てなくても
守りの要だった梅田、東尾のライバル加藤初は、どんな妨害、圧力があっても絶対出すべきじゃなかった。
青木一三が加藤初を出したがっていたなんて話も坂井本にあるが、どっから圧力を受けてたんだか。

加藤初、梅田がいなくなっただけで守備の骨格が崩れ、翌76年は梅田の代わりに来た広瀬、坪井が
使えず、基がショートで起用される機会が増えた。その副産物で吉岡が首位打者になったが。