つまりプロ野球をロクに知らない主婦にまで、その強さは伝わっていたが、その姿を観たものは誰も居ない・・・・・・・と、言わばUFOやネッシーと言った
未確認物体の様なチームで、それがより恐怖として受け付けられてしまう(=ますます客が来ない)、それがあの頃の阪急だった様な。

巨人の星でスペンサーが如何にも悪辣外人として描かれたりの影響もあるのかもしれないが、だからこそ阪急が敗れた1978年シリーズの第7戦の
上田監督の猛抗議があたかも「最強怪獣の自壊シーン」の如くシリーズ最高視聴率をマークしたのだろう。