スポニチアネックス 12/4(日) 21:50配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161204-00000185-spnannex-base
 世界の本塁打王、王貞治氏を育てたことで知られる野球評論家の荒川博(あらかわ・ひろし)さんが4日午後、
心不全のため東京都内の病院で亡くなった。86歳だった。東京都出身。

 早稲田実業学校、早大を経て1953年(昭和28)に毎日(現ロッテ)入団。左打ちの外野手として、
9年間の現役成績は通算802試合に出場、503安打16本塁打172打点、打率2割5分1厘だった。

 62年から巨人の打撃コーチに就任。当時伸び悩んでいた早実の後輩、王と打撃改造に取り組み
「一本足打法」で開眼させた。73年にヤクルトの打撃コーチとなり、翌74年から監督。76年5月に
成績不振で休養となり、そのまま退団した。その後はテレビで解説を務め、野球評論家の活動とともに、
少年野球の指導に尽力した。